話題の最新SUV ダイハツ「ロッキー」をキャンパー目線で試乗レビュー!

2020/01/24 更新

新型コンパクトSUV・ロッキー。「排気量が1Lってどうなの?」「小さいけれどキャンプ用品は積めるの?」「車中泊はOK?」と、いろんな疑問が出てきたので、百聞は一見にしかず。さっそく試乗してみることにしました!


記事中画像撮影:佐藤弘樹

ダイハツから最新SUV「ロッキー」がデビュー!

出典:ダイハツ
続々と新型車が登場しているコンパクトSUV。そのなかでもスモールカーの開発に定評のあるダイハツが、そのノウハウを集結した「ロッキー」が話題です!

11月5日に発売以来、すでに売り上げも好調。そんな話題のロッキーに試乗し、キャンプや車中泊に適しているかを検証してみました。

と、その前に……

ちなみにこのロッキー、新登場な感じですが、じつは1990年に初代が誕生。リアには取り外し可能なハードトップを採用し、セミオープンカーにもできるという斬新なモデルでした。

新型ロッキーに乗り込もう!


というわけで、2代目ロッキー(といっても後継モデルではないようですが……)は初代同様、ワクワクするようなクルマなのか!? とっても楽しみですね。 

今回試乗した「G」グレード

サイズもコンパクトなら、価格もコンパクト


今回試乗したのは、上から2番目のグレード「G」の2WD。車両本体価格はナント、182万円(税抜き)です。200万円を切るというのだからビックリ!

かといって安っぽい印象はまったくなく、全長3995×全幅1695×全高1620mmとコンパクトサイズながら、SUVらしい精悍で迫力のあるデザインです。


ボディ色はメインカラーの「ブラックマイカメタリック×コンパーノレッド」のツートンカラー。コンパーノレッドは新色で、光が当たると朱色に輝くということです。晴れた日に遊びに出かけたくなるキレイなカラーですね。

「え?本当に1リッター?」という驚きの乗り心地

排気量を忘れる走りの快適さ

そんなロッキーのエンジンは、1.0L直列3気筒ターボ。1.0Lのクルマといったら馬力が小さく、“ママのお買い物カー”的なものを想像してしまいますが、乗ってみてビックリ!

アクセルを踏むと、モリモリッと力強く走り出したので「あれ?コレって何リッターだっけ?」と、自分の記憶を疑ってしまいました。

一般道はもちろん、高速道路でもパワフルな走りを発揮し、1.6Lくらいのクルマを運転している印象です。エンジン音も、一般的な速度で走行してもとっても静か。

燃費は驚きのハイブリッド並み!

今回の走行距離は、一般道、高速道路、渋滞など、日常的によくある交通状況のなかを約72km走行。ガソリンを入れて燃費を計算してみると……ナント24km/L! 衝撃的な数字です! 思わず何度も計算し直してしまいました。ハイブリッド車並みです。

さらにキャンプ場に到着して実感したことは、非常に小回りがいいこと。サイトの駐車スペースにクルマを入れるときも、切り返しのことを少しも考えることなくクルッと回ってくれました。これなら狭いキャンプ場でも安心ですね。

キャンパーがもっとも気になるラゲッジは?

積載力をパッと見で判断してはいけない!

ラゲッジですが、正直、セカンドシートを倒さないとあまり積めないかなというのが第一印象でした……が、しかし!

3モードを設定できるラゲッジのギミック

出典:ダイハツ
「2段可変式デッキボード」という装備によって、容量を変えられるんです!
床面を約125mm下げるとできあがる「下段モード」は、深さができることでよりたくさんの荷物を積むことができます。
さらに床面を取り外すと床下収納「アンダーラゲージ」が出現! この大容量モードなら、高さが105cm程あるギアでも収まります。

キャンプ用品を積んでみました


さて、実際にキャンプ用品を積むとどうなるでしょう? 下段モードで4人分のキャンプ用品を積んでみました。
すると、ほらこの通り! きれいに収まりました! まだ余裕があるくらいです。
こんなに荷物が積めたのも、アンダーラゲージに寝袋やマットなどのかさばるアイテムが収納できたおかげです。小回りが効くコンパクトなボディながら、荷物がたっぷり入るなんて、人気の理由を垣間見ました。

コンパクトだけど車中泊はできそう?

さてキャンパーにとって気になる、車中泊のしやすさもレポートしますよ!


セカンドシートを倒して、準備します

車中泊をする場合は、ラゲッジをフラットモードにして、セカンドシートをすべて倒すのが最適な方法です。

長身の人はきついかも……

実際に寝てみると、まっすぐに寝られるほど奥行きがないので、フロアを斜めに使わないと寝られませんでした。

ちなみに筆者の身長は約165cm。もっと背の高い人になると、膝を曲げなければ寝られません。では、車内でくつろぐ場合はどうでしょう?
あぐらをかいて座ると、頭は天井ギリギリです。写真で見るほど窮屈ではなかったですが、高身長の人はやはり窮屈になると思います。
ちなみに運転席のシートを下げて、これを背もたれにするとけっこう快適にくつろぐことができます。

車中泊でネックになるのはココ!

車中泊でネックとなるのが、倒したセカンドシートとフロントシートのあいだにできる隙間。ここを小型のクーラーボックスで埋めたり、DIYでボードを作るなどすれば、身長180cmくらいの人でも縦方向に寝ることができそうです。

シートも、完全なフラットにはなりません。座ったり、横になってもさほど気になりませんでしたが、必要に応じて段差を無くすなどの工夫が必要になりますね。

おすすめしたい!キャンパー向きの便利装備

実際に乗ってみて気づいた、便利な装備をいくつかご紹介します!

助手席シートアンダートレイ

こちらは上位2モデルの「Premium」と「G」に標準装備されています。深さがあまりないのですが、ちょっとした小物を入れておくのに便利!

USBソケット

フロントコンソール部分とセンターコンソールボックス後部の2箇所にUSBソケットが付いています。電源のないキャンプ場ではあるとうれしい装備です。日常ではスマートフォンの充電に便利ですよね。

新型ロッキーはキャンプ向きだった!

コンパクトなボディながら収納力のあるラゲッジのおかげで、4人家族でも十分にキャンプが可能でした! 3人や2人ならとゆとりを持って荷物が積めます。

ただし車中泊となるとDIYなしでは、大柄な人はちょっと厳しいかもしれません。とにかくいちばん印象的だったのは走り燃費! 快適に走れてガソリン代も節約できるので、よりキャンプに行きたくなるクルマですね。

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牛島 義之

アウトドア雑誌の副編集長職を経て、フリーエディター&ライターとして独立。以降、アウトドアをはじめ、グッズ、クルマ、旅行、ペットなど、レジャー関連を中心に、さまざまなジャンルで執筆活動している。

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