ダウンのクオリティが高い!
モンベルのアルパインライトダウンジャケットに封入されているダウンは、800フィルパワーの高品質ダウン。ユニクロは650フィルパワー相当でしたから、ここは大きく差が出ました。
しかも一般的なダウンに比べて、モンベルはひとつひとつが大きなダウンボールを使用しているので多くの空気を蓄えることができ、より高い保温力を生み出しています。ダウン自体の品質が高いお陰で、さほど量が無くても、暖かさを保つことができるんですね。
こちらもこれまでに度々キャンプで着ていますが、重量がユニクロより軽い分、着心地はふわっと軽やか。ダウンが詰まってムチっとしているユニクロよりも、動きやすく感じました。
軽い割に中はしっかり熱がこもって暖かく、冷え込む早朝の時間帯でも寒さに震えることなく、心地よく過ごすことができます。
引き裂き強度のある生地を使っている
写真を見ると、モンベルのダウンの表地は、格子状の模様があるのが分かります。この表地はバリスティックナイロンリップストップという生地で、引き裂きに対する強度には定評あり。
木の枝などによるダメージを受けがちなアウトドアで、しっかり活躍してくれます。
ドローコードですきま風をしっかりガード
ポケットの内側にドローコードがあり、ポケットの中から裾を絞って風を防ぐことができます。寒いとき、ポケットに手を入れたまま絞ることができ、手が冷たい思いをしなくて済むので助かりますね。
ポケットのジッパーにも若干の違いがあり、モンベルは開閉しやすいように、ジッパーの引き手にシリコン付きのコードが標準装備。
これがあると手袋をしたままでも開け閉めがしやすく、便利なんですよね。
ポケットと首周りの裏地が暖かい
ユニクロはポケットの中と首周りが表地と同じ素材でしたが、それに対してモンベルは、柔らかなフリース生地になっています。
ツルツルのナイロン生地は触った時にヒヤっとしますが、モンベルは裏地があるお陰で手を入れた瞬間、ホッと落ち着く暖かさ。
さすがのモンベル。ユニクロも侮れない!
やはりアウトドアに特化したブランドのモンベル。単に軽くて暖かいだけでなく、丈夫な生地や裾のドローコード、ポケットの裏地など、細かい配慮が行き届いています。アウトドアを知り尽くしているからこその機能は、実際に使う時に大いに役立ってくれますね。
ただそれでも、ユニクロのダウンは価格を考えるとかなり優秀。これは持っておいて損はない一着!
モンベル「アルパインライトダウンジャケット」についてはこちら
ユニクロ「ウルトラライトダウンボリュームジャケット」についてはこちら
記事を読んで、実際どちらのダウンが気になりましたか?