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【モンベル定番ダウン】VS【ユニクロ新作ダウン】買ったダウンを比べてみた(2ページ目)

ユニクロのボリュームジャケット、その実力は?

ユニクロ ダウンジャケット

ということで、どういった特徴があるのか詳しくチェックしていきます! 着用しているモデルは身長168cm、体重58kgでXLサイズを着用しています。

従来のULダウンの2.5倍のダウン量

ユニクロのダウン 比較

まず気になるのは、どのぐらいの暖かさなのか、というところ。写真を見るとわかる通り、同じユニクロのウルトラライトダウンと比べて、厚みの違いは一目瞭然!

650フィルパワー相当のダウンが、従来の2.5倍とたっぷり封入されています。フワッとしていて、見た目の時点でもう暖かそう!

ちなみにこのフィルパワーとは、わた状のダウンボールのかさ高(密度のようなもの)を表す数値で、数値が大きいほど保温力が高いダウンを使っている、という意味。

ウルトラライトダウン 重さ

重さについてはユニクロでは公表されていません。試しに測ってみたところ、携帯袋込みですが391g

モンベルは平均重量319gと公表されているので、ユニクロの方が若干重め。とは言え、ともに軽量であることは間違いありませんね。

冬 キャンプ

実際に冬のキャンプで着用テスト。日中は7〜10℃ほどあり、暑すぎて汗ばむぐらいで設営中は思わず脱いでしまいました。夜は氷点下でしたが、これ一着で充分耐えられる暖かさ!

パッカブルで携行しやすい

ウルトラライトダウン 収納

通常のウルトラライトダウンと同様に、コンパクトに収納できる携帯袋が付属しています。アウターの着脱が多いアウトドアでは、収納性が優れているのはありがたいですね。

モンベルとユニクロのダウン 収納比較

ちなみにモンベルのダウンにも携帯袋は付属しています。収納時の大きさは、モンベルの方が若干小振り。バックパックに入れて運ぶような状況の時は、モンベルの方が使いやすそう。

アウトドアウェアに劣らぬ撥水性

撥水

そして、アウトドアで使う上で気になるのは、撥水性。ダウンは水に濡れると保温力が低下してしまうため、水はしっかりと防いでもらいたいところ。

確かめたくても都合よく雨は降ってくれないので、霧吹きで水を吹きかけてみました。さすがにジャケットそのものは気が引けるので携帯袋にですが……(ジャケットと同じ素材です)。水玉になっているのはしっかり撥水している証拠。

モンベルとユニクロ 生地比較

5分ほど放置して拭き取ってみたら、染み込んでいる気配はありません。その点に関してはモンベルも同じで、パッと見だと撥水性能は差が無いように感じました。

機能的な細部の仕様

ユニクロダウン 襟

首元をジッパーで挟んでしまわないように、ジップ上部にはカバーが付いています。男性はジッパーでヒゲを挟むという思わぬ事故の恐れがありますが、これなら安心です。

モンベルダウン 襟

この点はモンベルも標準装備。どちらもアゴに付くぐらいのハイネックで、ネックウォーマー無しでも首元が暖かそうです。

モンベルとユニクロのダウン 比較

そしてもう一ヶ所共通しているのが、内ポケット。財布のような貴重品を入れておくのに便利ですね。

驚きの価格設定!

ユニクロ ダウン 値札

そして忘れてはいけないのが、その価格! 定価で税抜7,990円と、モンベル(税抜14,600円)の約半額。さらに、期間限定プライスで税抜4,990円で販売されているのを見かけてしまいました! ここはさすがのユニクロ、圧倒的なコストパフォーマンスです。

モンベルはこんなところが良い!

モンベル ダウン 着用

ユニクロのボリュームジャケットがとても優秀なのは分かりましたが、モンベルもアウトドア専門メーカーとして負けてはいられません。モンベルのダウンの優れた点もチェック!

こちらは身長172cm、体重68kgのモデルがXLを着用しています。

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