まずはディテールをチェック!
高い透湿性を誇るハイテク素材採用という点をはじめ、ディテールの細やかな作り込みなど様々なポイントにおいて高評価を得ているこのジャケット。
フードにはワイヤーが仕込まれていて自在にカタチを変えることができるため、雨天時はキャップのツバのように立たせることも可能です。
フロントファスナーは止水仕様で、雨の侵入をガード。夜間光に反射するリフレクターテープが両サイドに施され、スライダー部分に使用されたオレンジのパーツはデザイン的にもアクセントとなっています。
アウトシェルには超軽量の防水透湿素材「ゴアテックス インフィニアム ウィンドストッパー ファブリクス」を採用。スリーブ部分には高性能を後押しする「GORE®️ WINDSTOPPER®️」の表記がプリントされています。
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そんな本格アウトドアウェアをどうアレンジして着こなしていくのか、さっそく3パターンの着回しスタートです!
Scene1:アウトドアテイストを挿しこんだ“キレイめタウンユーススタイル”
インナーはシャツとカーディガンですが、アウターはジャケットではなくバーサライトジャケットにしてラフな印象に。スラックス調のボトムスにレザーシューズを合わせ、モノトーンで統一しシンプルに仕上げました。
ほどよくアウトドアライクなシューズでバランスよく
足元は、リーガルのチロリアンシューズで玄人感を。アルプス・チロル地方で履かれていた伝統的な靴「チロリアンブーツ」をベースとしたシューズです。
本来は登山靴製法によって作られたアウトドアシューズですが、その質実剛健な作りと街履きにもフィットするデザインからからタウンユースアイテムとしても人気。そのバックボーンを知りつつ、アウトドアアイテムとのコーディネイトにさりげなく取り入れるのもポイントです。
Scene2:アウトドアな雰囲気を盛り上げる“アクティブスタイル”
バーサライトジャケットに合わせてボトムスもブラックに。小物のキャップやシューズもブラックで統一しつつ、インナーはファスナーのオレンジと相性の良いややトーンの明るいネイビーを選ぶなど、重くなり過ぎないようにしています。
アイテム同士を“素材”でリンクさせる上級テク!
スタイリングのポイントは、バーサライトジャケットのブラックを基調としたコーディネートながらも、パンツとバックパックの素材を統一している点。
今シーズントレンドのスペクトラ×グリッドストップ生地採用のバックパックと、それに合わせてパンツはリップストップナイロン。ボトムスと見え方をリンクさせることで統一感もありますね。
スペクトラファイバーは米軍規格のミルスペックの基準を満たしており、強靭で軽量な素材としても有名。そんな耐久性の高い素材はヘビーに使用するアウトドアギアとして本気度を増してくれますし、ちょっとした玄人感を演出してくれるはずです。
Scene3:これからのシーズンも活用できる“冬のタウンウェアスタイル”
アクティブに動くための軽量ジャケットなので、これからの季節に着るには保温性が少々不安……。でもせっかく持っているなら、通年着回したいというのも本音です!
真冬も取り入れるなら、インナーダウンで保温力を高めることが必須でしょう。ボトムスにはゆったりとしたチノやワークパンツなどをコーディネイトし、インナーはスウェットを合わせリラックス感を演出することでカジュアルな印象に。
シューズはアウトドアブーツだと重すぎてライトなトップスには不釣り合いなので、スニーカーで軽快さを表現しました。
フロントファスナーのオレンジを小物でキャッチ!
ディテール紹介でクローズアップしたフロントファスナーのオレンジは、コーディネイトのポイントにもなるのだそう。
ブラックコーデのアクセントとなるフロントファスナーのオレンジを、同色のニットキャップでさりげなくリンクさせています。細かなパーツ使いやディテールをフィーチャーすることでバランス良いカラーコーディネイトを作ってあげるのも、お洒落感を演出するのに大切なポイントです。
着回しができればファッション上級者!
フィールドではもちろん、ワードローブのひとつとしてもっと活躍してくれれば嬉しいアウトドアウエア。タウンユースのカジュアルスタイルやキレイめコーデにだって、バーサライトジャケットは相性抜群なんです。
スタイリッシュかどうかが大前提となる着回し術ですが、まずは普段のファッションに気軽にアウトドアテイストを取り入れてみましょう。アイテムはバックボーン・ディテールなどに注意しつつ選べば、徐々に着回しの感覚を掴むことができるはずです。
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カメラ/菊池晶太
ヘア&メイク/高橋将氣
モデル/岩本大樹(LIGHT management)
記事を読んで「バーサライトジャケット」を使った着回しコーデに興味を持ちましたか?