穴場なアウトドアショップへ行ってきた!
昨今では超大型店舗のオープンで注目されたアルペンアウトドアーズ(Alpen Outdoors)をはじめ、休日ともなればアウトドアショップは大変な賑わいを見せています。
また、こぢんまりとしたセレクトショップも全国に林立していて、どこも独自のセンスを持つマニアックさが気になるところ。
今回訪れた気になるセレクトショップは、埼玉県・浦和でオープン11年目を迎える「Rimba(リンバ)」。古民家カフェのようで、なんだか心和む雰囲気が漂います。
果たして店内はどうなっているのか!? 気になる商品ラインナップやオススメアイテムを聞いてきました!
平屋の古民家的なアウトドアショップ「Rimba」
南浦和の駅を降りて徒歩およそ12分。住宅街を歩いていくと、駐車場の奥に突然「Rimba」は現れます。平屋で瓦屋根の佇まいは、まるで田舎のおばあちゃんの家に来たみたい。
さっそく、店主の横浜さんが出迎えてくれました。自転車が好きで、軽量でアクティブなギア選びを普段からしているそう。
以前は輸入レコード会社でバイヤーをしていた、かなりの音楽マニア。とくにブラックミュージックが好きとのことで、お店の佇まい同様、柔らかくて優しい人柄が印象的です。
脱サラしてお店を始めたのは11年前で、開業以来、浦和密着で営業。以前は賑やかな浦和駅近くにお店を構えていたそうですが、もう少し落ち着いた場所に移りたいということで、3年前に今の場所へ。
「Rimba」の名前の由来は、響きのいい五文字の言葉を探していたら見つけたのだとか。インドネシア語で「森」を意味する言葉だそうで、アウトドアの道具を売る店にぴったり。楽器の名前みたいだし、森の中にいる小動物の名前のようでもあります。
店内の上部には、日本の建築様式のひとつ「欄間(らんま)」もあり、自然の採光も抜群。木の杢目(もくめ)がぬくもりを感じさせてくれますね。
こぢんまりとしていますが、狭さは感じません。大きな入口と、欄間に隙間があるので圧迫感がなく、広く感じるのかも。
晴れた日には外から陽の光が入ってきます。
日差しの強い季節は、自作したタイベック製の白いタープを日除けとして使用。まるでオシャレな漬物店や酒蔵のような雰囲気で、まさかこの中でアウトドアギアが買えるとは思いませんよね。
「Rimba」の“推しギア&ウエア”を教えてください!
さまざまなギアが並び、見ているだけでワクワクする店内。ギアやアパレルのセレクトも名の知れたメジャーな物というよりは、ガレージブランドを含め、通好みな物が多い印象です。
「何この道具? 」「このブランド知らない! 」みたいな、新しい発見も沢山ありそうな予感!
横浜さん自身が、自転車で山遊びや野営を楽しむバイクパッキングがお好きとのことで、取り揃えられたアイテムはコンパクトで軽量な物が豊富! 決して広くはない店内ですが、製品数はかなりの量が陳列されています。
それではRimba横浜さんに聞いた、推しギアを5つ紹介してもらいましょう!
「Rimba」の推しギア① Tritensil(トライテンシル)のカトラリー
「トライテンシル」はアメリカのカトラリーブランド。有害物質の出ない衛生的なポリマーで形成されたアイテムで、軽量コンパクトであることからハイカーからも人気。
1セットでフォーク、スプーン、ナイフの3つの機能が使える代物です。
横浜さん
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レギュラートライテンシル
「Rimba」の推しギア② NIGOR(二ゴア)の折りたたみテーブル
オランダのブランド「ニゴア」の折りたたみテーブルです。黒くハードアルマイト加工されたアルミの天板が特徴的。
アルミパイプの脚を組み立てるタイプで、とっても軽い!
収納袋も黒で統一されていて、このサイズで収納できるのもありがたいですね。
横浜さん
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ニゴア テーブルS
「Rimba」の推しギア③ muraco(ムラコ)のデュラソリッドペグ
「ムラコ」のデュラソリッドペグ30はアルミ製のペグ。武骨な雰囲気がかっこいいですね。こちらのタイプは30cmの長さがあるので保持力が強くなっています。
横浜さん
30cmの長さがあり、断面形状も十字だから保持力・抵抗力が強くて優秀ですよ。
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ムラコ デュラソリッドペグ 30
「Rimba」の推しギア④ OUTDOOS RESEARCH(アウトドアリサーチ)のボトルケース
このボトルケース「ウォーターボトルパーカ」は、ナルゲンボトルやお酒の瓶もそのまま入ってしまうボトルケース。高いクッション性と防水性、さらに保温性もあり幅広い用途で使えるアイテムです。サイズは1リットルと1.5リットル用がラインナップ。
横浜さん
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アウトドアリサーチ ウォーターボトルパーカ #1
アウトドアリサーチ ウォーターボトルパーカ #3
「Rimba」の推しギア⑤ Nruc(ヌルク)のティッシュケース
「ヌルク」のUL(ウルトラライト)ティッシュケースは軽くてとても丈夫。
後ろにポケットが付いているので、目薬やリップクリーム、絆創膏などを入れて小物入れとして携帯できるのが便利です。
横浜さん
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いつでも質問ができる、ちょうどいい空間
取材時、ちょうど小さなお子さんを連れたご家族が来店。
横浜さんは、お客さんの熱心な質問にも丁寧にお答えしていました。こんな風に、店主に直接商品の「背景」や「なぜそれを売っているのか」、さらに「推しの理由」などを気軽に聞けるのも、小さなショップで買い物をする面白さ。
知人に教えてもらって来た、というAさん家族。最近は機能的で使いやすいアウトドアの道具に興味があるのだとか。お子さんがもう少し大きくなったら、キャンプにもチャレンジしてみたいそう。
お店の裏を見ると、なんと畑を発見! さつま芋の苗を植えたばかりだそうで、夏になるとたくさんの種類の野菜を植えているとか。このスペースでちょっとしたギアのテストなどもできますね!
今後の「Rimba」の展開は……
最近はガーデニングでも使える道具を展開するようになって「より身近なアウトドア」で使えるアイテムの幅も広がっていきそう!
横浜さん
温かくて心地いい空気が流れる「Rimba」。キャンプや野遊び、山歩きが好きな人なら、ふらりと入っても十分楽しめること間違いなし! アウトドアの玄人さんも、これから始めたいという方も、一度行ってみてはいかがでしょう?
【ショップ情報】Rimba
〒336-0016 埼玉県さいたま市南区大谷場2丁目2−38
定休日:水曜日
電話:048-708-8104
instagram:@urawarimba
カード決済可能、駐車場有り(2台可)