「焚キ火ノ音 -TAKIBI MUSIC FESTIVAL-」で見つけた焚き火愛好家たち
昨年まで「TAKIBI CLUB」として親しまれてきたキャンプフェスが、「焚キ火ノ音 -TAKIBI MUSIC FESTIVAL」と名前を変えて今年も若洲公園キャンプ場で開催されました。
新木場駅から直通バスで5分ほどの距離感なので、電車にキャンプ道具を積んだキャリーを乗せて来るキャンパーもちらほら。都心からここまでアクセスが良いフェスはなかなか無いですよね。
今年はブースの数も大幅に増え、キャンプグッズからアパレルや飲食など様々なお店が出店し、会場を盛り上げていました。会場の脇には高速道路が走っており、若洲ならではのアーバンキャンプが楽しめるのも会場の魅力です。
色んなコンテンツが用意されていますが、イベントの名前にもなっている通り、メインコンテンツはやっぱり焚き火。入り口付近に積み上げられていた薪の量がとんでもない……!
写真に収まりきらなかったのですが、この3倍以上の薪が用意されており、撮影中もどんどん減っていったのが印象的でした。
さすが焚キ火ノ音! と思ったのは、ステージ前で焚き火ができるということ。皆さんキャンプサイトから焚き火台とチェアを持ってきて、ステージ前で焚き火で暖を取りながら音楽を楽しんでいました。焚き火好きにはたまらないシチュエーションですね。
それではお待ちかね、会場に来ていた生粋の焚き火好きの方々のこだわりを覗いてみましょう!
最新焚き火スタイルスナップ4選
皆さんやはり焚き火好きな方が多いのか、ほとんどの方が昼間から焚き火をしており、会場内はどこに行っても煙でモクモク状態でした。
依田さんご家族
これからの季節にぴったりのTC素材のクラシカルテントは、「テンマクデザイン」のPEPO。今までは「DOD」のタケノコテントを使っていたところ、もう少し小さいサイズのテントが欲しくなって購入してこの日が初張りだそう。木製のギアがよく似合いますね。
家族で焚き火台を囲むのにちょうどいいテーブルは、「尾上製作所」のマルチファイアテーブル。キャンプを重ねるごとに使用感が増してクラシック感が増していくのがお気に入りのポイント。
尾上製作所 マルチファイアテーブル
もう一つ焚き火に欠かせないお気に入りアイテムが、チェアに乗せた「nico and …」CITY CREEKシリーズのクッション。これから寒くなってくると焚き火の前で固まりがちで腰が痛くなることがありますが、ふわふわのクッションで座り心地が良くなるのに加え、ボア素材で暖かさもアップ! 長時間の焚き火にオススメの逸品です。
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ロゴス ホットチェアクッション
マサさん御一行
冬が近付いてくるに連れてキャンプ場で見る機会がグンと増えるのがTC素材テント。こちらのテンマクデザイン パンダTCは、タープと連結するとバップテントのような仕上がりが作れる優れモノ。店舗によっては納品待ちとなっている人気商品です。
マサさんのお気に入りの焚き火台はキャプテンスタッグのヘキサステンレスファイアグリル。一緒に使っている火起こし器は若洲のような風の強いキャンプ場ではマストアイテムです!
一度使ってみるとびっくりするくらい火が付きやすいので、毎度火起こしに苦労している方はぜひお試しを。
キャプテンスタッグ ヘキサステンレスファイアグリル
ユニフレーム チャコスタ2
焚き火用とは別に、もう一台調理用に焚き火台を設置。焚き火調理が捗る「IRON CRAFT」のIZANAMI HALFは今回初投入のニューアイテム。焚き火まわりのギアはキャンプを重ねるたびに少しずつ集めていったそうで、毎回のキャンプに楽しみが増えていいですね。
IRONCRAFT IZANAMI-half
ゆきさん・あけさん
会場内でも特に目立っていたゆきさん・あけさんのサイトは、後泊含めて3日分の薪を積み上げて防風壁に仕上げたユニークなアイディアがグッド! 二人で積むとあまり時間もかからないそうで、ほぼ毎週キャンプに行っているという玄人らしいテクニックが光ります。
フォルムが美しいこちらは、皆さんご存知のスノーピークの焚き火台。組み合わせたトライポッドはなんと自作なんだとか! 釣りも好きで、キャンプの夜は毎度トライポッドから鍋を吊り下げて釣った魚の調理を楽しんでいるそう。
自作ギアで楽しむ焚き火調理、想像するだけでワクワクしますね。
スノーピーク 焚き火台 焚火台 L
長尾さんご夫婦
色んなキャンプフェスに出かけ、二人でキャンプを楽しんでる長尾さんご夫婦。いくつかテントを持っており、今回は事前にスペースを下調べの上、NEMOのワゴントップをチョイス。
事前調査をするほどの意気込みで参戦された長尾さんご夫婦、どんな焚き火スタイルなのか気になりますね!
フォルムに一目惚れしたという焚き火台は、収納性の高いアイテムが特徴なYOKAから昨年発売されたCOOKING FIRE PIT。コンパクトながら使い勝手が良く、使えば使うほど味が出る見た目に多くのキャンパーが夢中に。もちろんグリドルを被せると調理も可能です。
YOKA COOKING FIRE PIT
薪を置くスペースは、村の鍛冶屋のエリッゼステークを2本ずつクロスに刺して簡易薪置き場に。触ってみるとかなり頑丈になっているので、もっと薪を置いてもビクともしなそうです。ペグは頑丈な鍛造製のものを選ぶのがポイント!
村の鍛冶屋 エリッゼステーク 28cm/8本セット
長尾さんのお気に入りなのがFe★NEEDSのブラスタートング。手元には火吹き口があり、1本で2役を兼ねた逸品です。
昨年の「TAKIBI CLUB」で購入してから使い勝手が良く、何度も使用しているそう。どちらも手元に無くても焚き火はできますが、多機能ギアが揃うとより焚き火を楽しめそうです。
Fe★NEEDS ブラスタートング
良い焚き火ライフを!
取材の中で「夏は焚き火をするために標高が高いキャンプ場を選んでいた」というキャンパーもいましたが、これからはそういった事を気にせずとも焚き火を楽めるシーズンが到来! ぜひ自分たちのスタイルにあった焚き火グッズを選んで、来たる冬キャンプを楽しんでくださいね。