ひょんなことから過去の旅に思いをはせる、そんな秋
食材が美味しい・空もきれい・虫もいない・焚火のぬくもりが心地いい……キャンプにとって最高の時期に突入しましたね! どうもこんにちは、キャンプでも屋内でも最近は土鍋でご飯を炊き始めた、たけだバーベキューです。
先日ネットでニュースを見ていたら、「オーストラリアのウルルが永久に登山禁止に」という見出しが目に飛び込んできました。アボリジニの聖域であるウルルはいずれ登山禁止になると結構前から聞いていたのですが、その日がついに訪れたかと感慨深く思いました。
というのも実はたけだバーベキューも11年ほど前にオーストラリアへ旅をしに行き、ウルルに登っているのです。記事を見てそのことを思い出し振り返ってみますと、何とも懐かしい写真が出てきました。
若かりし頃のたけだバーベキュー
若いです(笑)。たしか当時ジェットスター社の「大阪ーケアンズ間 就航一周年記念キャンペーン」で、心斎橋でゲリラ的に往復チケットが100円で手に入るというイベントが行われていたのです。
「え、マジ?」ということで列に並んでみると、本当に100円で買えました。というわけで、100円でオーストラリアに15日間ほど行ってきたのです。
そこに組み込みたかったのが、ウルルツアー! 1泊2日で回るのですが、当時お金もないためホテル付の豪華なツアーに参加できるわけもなく……。僕が参加したのは、なんとも“ワイルド”なツアーでした。
寝床は、外(笑)。赤土に軍が使うようなマットを引いて、各自寝袋を支給されます。「さ、どこでも寝ていいぞ! 広いだろ!」とレンジャーが嬉しそうに言っていたのをよく覚えています。
オーストラリアの広大な土地にはGの頭文字で有名なあまり皆から好かれていない虫も実は出てきまして、それも日本のGの3倍はあろうかというものが走ってきます。
これは怖くて寝れないぜ! なんてことを冗談交じりでレンジャーに言うと、「そんな時はこうだよ!」と、Gを素早くつかんで遠くに放り投げたことも鮮明に覚えています。
原点を思い起こさせる焚火
夜はみんなで拾った枝にこねたパンを巻きつけて焚火で焼いたりと、今思うとものすごくサバイバルな経験をさせてもらったなぁと思うと同時に、昔からほんとこういうのが好きなんだなぁと、たけだベーキューの原点はこの辺にもあったんだなと感じました。
ありがとうウルル! ありがとうアボリジニ! さてさて、そんなたけだの懐かしい写真を見ていただいたあとは、レシピに参りましょう。
今回使うのはスキレット! この寒い時期だからこそ、身体も温まる美味しいレシピをご紹介しましょう。