秋に食べたいメニューと言えば…「炊き込みご飯」!
こんにちは、料理家のカノウヒナタです。
山やキャンプなど外で食べるごはんは、普段の何倍も美味しい。とはいえ外は不便だし、キャンプ道具は重たくてなかなか重い腰が上がらない……なんて方も多いのでは?
こちらの連載では、気軽に持ち運べて料理をするのに欠かせない熱源「ワンバーナー」を使ったキャンプ料理を紹介していきたいと思います。
秋のキャンプは、贅沢づくし
秋のキャンプは魅力がいっぱい。落ち葉の絨毯にお気に入りのテントを張って、澄んだ空気の中アツアツのコーヒーを淹れる。寒くなったら焚き火を囲んだり、身体を動かしたり。思い思いの過ごし方で日常を忘れて心が整う時間って、こういうひと時なんだろうなと思ったりします。
そして、なんといっても“食欲”の秋。炭火では焼き芋を、キノコはバターで炒めて、デザートは焼き林檎。今回は、そんな秋メニューに加えていただきたい「旨みたっぷりの炊き込みごはん」をご紹介します。
ポイントはドライトマトを使うこと。味付けは塩のみですが、トマトの旨みがぎゅっと凝縮されて味わい深いご飯に!
ドライトマトとサーディンの炊き込みごはん(2人分)
〈材料〉
(A)
米 1合
ドライトマト 2個
水 200ml
白ワイン 大さじ1
塩 2つまみ
・オイルサーディン缶 1缶
・玉ねぎ 1/4 個
・ニンニク 1片
・マッシュルーム 2個
・パセリ 大さじ1
・レモン 1/8個
今回の材料はこちら。缶詰はそのまま食べても美味しい万能食材。常温でコンパクトに持ち歩けるので、外ごはんづくりでは重宝しますよ!
お米は下ごしらえをして真空ボトルで持参
外でごはんを炊く時は浸水に時間がかかってしまうので、自宅で水に浸しておいたものを密閉容器に入れて持参します。今回はここに、米・水・粗みじん切りにしたドライトマト・白ワイン・塩が入っています。
では食材を切っていきましょう。マッシュルームは4等分に。玉ねぎとニンニク・パセリはみじん切りにします。
鍋の中にオイルサーディンのオイルのみ入れます。