SCENE1:仲良しだから気兼ねなし!友達ファミリーとキャンプ
気心の知れた友達ファミリーに誘われたキャンプ。友人同士で子供たちも多いため、カジュアル度は高めでも問題ないとは思いますが、友達とはいえ、ラフ過ぎるのも……。シンプルだけど、さりげなくトレンドを抑えておくことで差を付けてみてはいかが?
ベースはカジュアル、でもスカートでちょっとフェミニンに
着替えのしやすいシンプルスタイルが良いと思います。コーディネイトのポイントとなるロングスカートは撥水加工が施されているので、万が一飲み物をこぼしてしまったり、川辺や海などさらには多少の雨でも怖くありません。汚れ防止にもなるので安心です。
全体的に落ち着いたトーンなので、足元にカラーを入れることで暗い印象にならないようバランスを取るのもポイント。またキャップは日焼け対策に有効なのはもちろん、次の日の朝、髪型をごまかせるので便利ですよ!(川崎さん)
宿泊しても着替えやすいざっくりとしたスウェットは、リラックス感があってグッド! フロントの大きなカンガルーポケットも、収納力抜群で使い勝手も良いんです。
ママっぽいロングのフレアスカートは、ナチュラルな風合い。コットンタッチでありながら撥水加工が施してあるのは、流石アウトドアブランドが作ったスカートですね。
スニーカーは落ち着いたカラーのコーディネイトのアクセントとなる、カラフルなものをチョイス。キャンプの翌朝、髪型をごまかすのにも有効なキャップ。これ使えます!
SCENE2.今日が初対面…パパの同僚ファミリーとバーベキュー
パパの会社の同僚や上司などから、家族でバーベキューに誘われるなんてシチュエーションも少なからずあることでしょう。同僚or上司によっても多少コーディネイトに変化が見られそうですが、カジュアルながらも清潔感のあるコーディネイトが好印象です。
清潔感は大前提!ほどよいアクティブさも忘れずに
バーベキューの準備やテーブルやチェアの設営などをテキパキと手伝えるように、パンツスタイルで動きやすいコーディネイトが良いと思います。そのためにはアウターではなく、ベストの着用でアクティブさを印象づけることができるはずです。
腰に巻いたシャツはコーディネイトのワンポイントになりつつ、ベストだけで寒くならないよう寒さ対策にも使えます。さらに屋外だと足元から冷えるので保温性も考え、ぬかるんだ場所でも気兼ねなく歩き回れるようにマウンテンブーツをチョイスしました。
シンプルになり過ぎないよう色のアクセントとして腰に巻いたチェックシャツ。もちろん寒さ対策として着用することができるので、1枚予備として持っておくと便利です。
フリースベストやダウンベストは保温性の高さはもちろんアクティブさを演出し、動きやすいのが大きな特徴。シンプルなコーディネイトでもレイヤード感が充分に伝わります。
マウンテンブーツのシューレースと、腰に巻いたチェックのネルシャツの赤のカラーがコーディネイトのポイント。リンクしたカラーが統一感のあるスタイルを作ります。
SCENE3.アクティブママ集結!ママたちだけでグループキャンプ
キャンプの楽しさに気づき、ついには気の合うママ同士でのキャンプに誘われるようになることも。そんなときくらいママであることを忘れて純粋にアウトドアファッションを楽しんでも良いはず! ファッションの話で盛り上がれるのも楽しいひとときなんです。
女性らしさとアウトドア感、そのバランスを楽しんで
女性同士のキャンプなので、Vネックや深くスリットの入ったワンピースなどのアイテムを使用し、より女性らしさを演出しました。ママ同士ということで足元はファッション性を意識したサイドゴアブーツデザインなどを履いても良いかと思います。
ただしあくまでもキャンプのシチュエーションであることを忘れずに、アウトドアブーツの機能性は欲しいところ。全体的にリラックスできるシルエットにしつつ女性らしさも大切にし、首元をざっくり開けるなどキレイ目にまとめました。
清潔感のあるオフホワイトのフリースアウターをメインに、ざっくりと開いた胸元のVネックデザインが女性らしさを演出してくれます。
ママ同士のファッションなら、ある程度攻めてみてもいいかも! スリットの深く入ったワンピースは、より女性らしいコーディネイトに見えるはず。もちろん動きやすいことは前提です!
テーパードのかかった細身シルエットのコーデュロイパンツとサイドゴアブーツは、落ち着いた大人の印象に。最近はサイドゴアブーツもアウトドアブランドから多く発売されているので、キャンプ用に手に入れてみては?
TPOをわきまえてママも最大限にファッションを楽しもう
アウトドアファッションとはいえ、キレイ目にまとめたシーン別コーディネイト。もちろんこれらのスタイリングがすべてではありませんが、各々のシーンを考えてコーディネイトすることがファッションの面白みでもあります。
ママたちだってファッションを楽しみたいのは当然のこと。TPOをわきまえて最大限にファッションを楽しんでみてはどうでしょう? きっとファッション熱も再燃することでしょう。
カメラ/佐坂 和也
ヘア&メイク/加藤 康
モデル/本山 あや