まずは時速50〜60kmで走行
まずは一般道で時速50〜60kmほどで走行している様子から。この速度でも効果は明白で、塗っていない助手席側は水滴が留まっていますが、塗っている運転席側は水滴がすぐに落ちていきます。
時速80kmだと、より視界がクリアに
では高速道路で80kmほどで走行した様子。風の勢いが強くなるため、水滴は下ではなく上に向かって流れていくのですが、運転席側は細かな線になってすぐに消えていきます。塗っていない助手席側は水滴が伸びて広がり、より見づらくなっていく……。
やはり撥水剤の効果は絶大! ワイパーを使わなくなりそうなレベルで視界良好ですが、いくら見えやすいといってもワイパーとの併用はマスト。撥水性はあくまでも一時的なものですし、過信は禁物です。
より長く効果を維持するコツとしては、高速のときはワイパーの頻度を減らし、低速のときはしっかりと使用して頻度を分けることです。
ドライブレコーダーの録画もクリアに!
雨の日でも快適な視界が確保できるということは、ドライブレコーダーの画像もクリアになるということにも繋がりますね。
その他、塗布すると効果の高い箇所は?
リアウインドウ
ワゴンタイプのクルマは、セダンよりもリアタイヤからの泥はねを巻き込む可能性が高まり、リアウインドウ(後部ガラス窓)が汚れやすくなっています。
そこでフロントと同様、ガラスの半分に撥水剤を塗布して撥水効果の違いを検証してみました。
リアウインドウは垂直に近いからか、撥水剤の効果は低速域から発揮されました。
ルーフリアスポイラーによる上部からの整流風と撥水剤の効果により、一旦クリアな視界が確保されてしまえば、その後の水滴は付着しにくくなることが判明。フロントウインドウ同様、撥水剤の効果は想像以上に高く、快適でした。
サイドウインドウ
サイドウインドウも、フロントの次に空力の影響を受けやすいので撥水剤の効果が得られる箇所です。良好な側方目視確認および、サイドミラーへの視界の確保にも繋がります。
サイドミラー
リアウインドウ同様に水滴が付着しにくくなるので、夜間でも後方確認がしやすくなります。
ヘッドライト
前方のクルマがはね上げるなどした泥汚れの水滴も付着しにくくなります。また、ヘッドライトの光量低下が抑えられ、夜間走行の不安が解消される効果も。
ガラスサンルーフ
雨天時でも、ガラスサンルーフ越しの視界が確保できます。また、雨上がり時の水滴飛びが早くなるので、早めにルーフを開けることもできそうです。
撥水剤のお試しにオススメ!
今回紹介したカインズの撥水剤は税込298円とリーズナブルですが、効果の高さは検証の結果でおわかりでしょう! 気になった方のお試しには持って来い。
また雪が降った際の効果も高いんです! あらかじめ塗っておくと雪が積もりにくく、撥水剤がガラス面との緩衝材にもなって凍結も防ぎ、氷を簡単に落とせます。安心・安全にキャンプに出かけられるよう、一年を通して活躍できる1本です!
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執筆:kentos