イチオシはコールマンの「コヨーテブラウン」
石田さんがこの秋のイチオシとして紹介してくれたのが、コールマンから新しく出た「コヨーテブラウン」というシリーズ。
インラインで発売されているチェア3種類とキャリーワゴン、アルミテーブルを、それぞれスペシャルカラーにアップデートした「コヨーテブラウン」は、ありそうでなかった色合いがお客さんからも好評のよう。発売間もないながらも人気を博しているとか。
「コヨーテブラウン」はコールマンのカタログにも載っていない、一部のアウトドア専門店とコールマンのECのみで限定発売されるODコレクションシリーズ。そのため、取り扱っているお店でないと目にする機会も少ないので、実際に店頭で見かけて一目惚れするキャンパーも多いそうです。
注目は、焚火サイドでも安心の難燃素材を採用していること
「コヨーテブラウン」の最大の特徴となるのがファブリック。火の粉が飛んでも燃えにくい難燃素材を採用しているので、焚火を囲んで友人たちと会話を楽しむのにぴったりです。
火の粉でお気に入りのチェアに穴を空けてしまう心配がないので、秋キャンプのパートナーとしては最適というわけ。
そんな石田さんおすすめの「コヨーテブラウン」を、早速藤田さんに試してもらいました。
「コヨーテブラウン」の全5アイテムを店頭インプレッション
1)軽量で座りやすいファイアーサイドフォールディングチェア
石田さん
こちらはコールマンの中でも人気のフォールディングチェアです。座面の高さは約28cmでロースタイルにぴったり。まさに焚火を囲むのにうってつけです。
藤田さん
お! いいですね。安定感があります。横幅もゆとりがあるので、大柄な僕が座っても問題ないですね。子供にもよさそう。
石田さん
背面は、座ったり立ち上がったりするのにも、ちょうどいい角度だと思います。
藤田さん
確かに。ダラッとしすぎないので、これなら立ち上がるのも億劫ではないですね。
石田さん
フレームがアルミなので、すごく軽いんですよ。ちょっと持ってみてもらえますか?
藤田さん
お! 本当だ。予想以上に軽いですね。これなら3つ、4ついっぺんに持てそうです。
石田さん
畳むだけなので、収納も楽ちんです。
藤田さん
持ちやすい用にハンドル部分がカーブになっていますし、折りたたんだ時でも広がらないようにグリップが付いているのもいいですね。
2)うたた寝もできちゃうファイアーサイドレイチェア
石田さん
次はこちらのレイチェアです。フォールディングチェアとは打って変わって、ゆっくりくつろぐのにも最適なチェアです。
手元で3段階のリクライニング調整ができるんです。これがすごくいいんですよ。
藤田さん
なるほど! アームレストを引っ張るだけで、調節できるんですね。すごい。
藤田さん
あぁ~、これはヤバイ。お酒を飲んで、焚火にあたって、星を見ながらそのまま寝たいです。
石田さん
この時期は風邪ひきますよ(笑)。でも、その気持ちはすごくわかります。ハイバックなので、背もたれが枕代わりにもなるからすごく楽なんです……、あ、藤田さんは背が高いから頭が収まらないですね。
藤田さん
確かに。身長186cmあります。でも、少し浅く腰掛ければしっかり頭もキープしてくれます。
3)子供用に人気のファイアーサイドフォールディングベンチ
石田さん
こちらのベンチはファミリーから人気の高いモデルです。藤田さん、お子さんは?
藤田さん
まだ独身です。でも、これは一人で座るとちょっと寂しいですね。できれば、可愛い女の子と座りたい(笑)。
石田さん
子供用にと買われる方が多いので、右サイドにロック機構を備えているんですよ。
石田さん
ここのレバーを引っ掛けることで、子供が前に体重を掛けたとしても、畳まれないようにできているんです。
藤田さん
なるほど。遊んでいて、急にベンチが折り畳まれちゃうと危ないですもんね。こういった機能は普通なのですか?
石田さん
いえ。いろんなメーカーからベンチは発売されていますけど、コールマンの製品は、ロック機能が付いているので安心しておすすめできますね。
4)男前なイージーロール2ステージテーブル/110
石田さん
こちらのテーブルも「コヨーテブラウン」シリーズなんですが、これは天板にオリーブ、足部分にブラウンを採用したデザインになっています。
藤田さん
椅子とは逆のカラーリングなんですね、かっこいい! あまり見かけないカラーでお洒落。
石田さん
このテーブルは2パターンの高さ調節ができて、今はローの30cm。焚火しながらサイドテーブルとして使うには丁度いい高さです。高くすると70cmなので、ハイテーブルとしても使えます。
藤田さん
大きさも丁度いいですね。これだけ広いと大人数のキャンプでも十分そう。天板はどうやって取り外すんですか?
石田さん
天板は全部で6箇所ロックが付いているので、クリップ部分をつまみながら外していきます。
藤田さん
さすがコールマン、これなら天板のガタツキもないし、安定感は抜群ですね。
5)荷物運びが楽しくなるアウトドアワゴン
石田さん
こちらのワゴンもファミリーに人気の一台です。いままでもいろんなカラーが出ていますが、このカラーはすごく売れてますね。
藤田さん
重量的にはどれくらいまで載せられるんですか?
石田さん
耐荷重は約100kgです。ほかのメーカーのワゴンと比べても高いスペックですよ。
藤田さん
キャンプはもちろん、BBQとか公園でのデイキャンプ、フェスとかでも活躍しそうですね。ちょっと引っ張ってみてもいいですか?
藤田さん
予想以上に操作性がいいですね。荷物をたくさん入れても、重さを感じない。
石田さん
丈夫に作られているので、多少手荒く扱ってもビクともしません。両サイドにDリングが付いているので、付属のラバーバンドで荷物の固定も可能です。
藤田さん
焚火ギアを探してきたのに、余計なものまで欲しくなっちゃいますね(笑)。
「コヨーテブラウン」と合わせる焚火ギアのおすすめは?
藤田さん
個人的には1つ目のファイアーサイドフォールディングチェアがすごく気に入りました。ほかに、おすすめの焚火ギアはありますか?
石田さん
焚火といえば焚火台。ということで今おすすめしているのは3秒で設置ができる「ファイアーディスク」です。