紫外線は、夏だけ注意するものじゃない
夏が過ぎると涼しくなり、天候も不安定な日が続いたりするので、つい紫外線対策の手がゆるみがち。しかし秋〜初冬にかけてはまだまだ紫外線量は多く、油断ならないシーズンと言えます。
とくにずっと野外に出ているキャンプなどのアウトドアシーンでは帽子は必須! 帽子は夏だけのものではなく、ほぼオールシーズンで準備しておきたいアイテムだと心得ましょう。
機能とデザインに優れたアウトドア向け帽子
紫外線対策としてマストな帽子ですが、やはりファッションアイテムとしても見逃せません。毎年アウトドアブランドから新しいデザイン・性能を備えたものが登場し、サイクルキャップや耳あて付き帽子が流行ったりと、どんな帽子が流行るのかまったく予想がつかない面白さがあります。
今回は、最近また帽子のジャンルを盛り上げている2つのブランドをご紹介。お気に入りの1枚を見つけてくださいね。街使いもフィールド使いもいける万能帽子!
ハイセンスなモノ作りでジワジワ人気の上がっている「halo commodity(ハロ コモディティ)」より、高機能なアウトドアで使える帽子、3アイテムを紹介します。
①前後のツバがオシャレ!ロコロコキャップ
シンプルだけど飽きさせないアイテム作りで定評のある帽子ブランド「ハロ コモディティ」。このロコロコキャップは、表地に撥水加工を施したタイプライター生地を採用。つるっとした素材感とマットな色味の相性がバツグンです。
後ろにもツバが付いています
このキャップの面白いところは、後部に着脱できるツバが付いているところ。陽射しから後頭部と首を守り、必要のないときは外しておけるんです。
裏地の汗止めテープ部分は抗菌防臭のほか、温度を調節する吸湿発熱、放湿冷却効果のある素材を採用。直に肌に触れる部分にこれだけ機能があるのはうれしいですね! 着脱もスナップボタンで簡単です。
後ろのツバはやや長めにとられているので、かぶった時のバランスが◎。外せば普通のキャップにすぐに戻すことができ、雰囲気をふた通り楽しめちゃう一石二鳥の帽子です。
ハロ コモディティ ロコロコキャップ
②なんとサコッシュ付き!?バナーハット
かぶる人を選ばないデザインのサファリタイプ。アウトドアだけじゃなく、ひとつ持っているとなにかと便利ですよね。
表地には天然素材のような触り心地のナイロン生地を使用。さらにテフロン加工を施しているので、耐水性にも優れています。
パッカブル仕様というだけでなく、付属の袋がサコッシュとして機能。帽子をかぶっている時はサコッシュとしても使えるなんて得した気分!
帽子の折りたたみ方もサコッシュ裏面に書いてあるので、忘れてしまってもすぐに確認できます。
またサコッシュとして使わない時は、ショルダーコードを外してあご紐にすることも。風の強いフィールドでは意外と出番が多いので、あご紐があると便利です。なんて考えられた仕組み……。
サコッシュとして使う場合は、携帯や財布など身の回りの小物を入れるのにちょうどいいサイズ。さすがに重いものを入れるのには向いてなさそうです。
表は無地で帽子と同色。スタイリングで小物の色を合わせると、全体のカラーバランスに統一感が出るので参考にしてみてくださいね。
バナーハット
③ナイロンなら手が出しやすい!ソルト2ベレー
高密度ナイロンを使用したアーバンでスポーティーなイメージのベレー帽。ウールやフェルトのベレー帽はちょっと敷居が高い……なんて方も、これならかぶりやすいのでは!?
かぶった時のシルエットは、通常のベレー帽と比べて程よく小ぶり。主張しすぎないシンプルなデザインは汎用性が高い!
ブランドロゴの刺繍がさりげなく入っています(画像右側の白い三角形)。サイズ調節はアジャスターで簡単にでき、アジャスター横のテープがリフレクターになっているのもワンポイント。
ソルト2ベレー
これは見逃せない!グリップスワニーの新作帽子
フィールド映えするアパレルなどのヒットで、勢いを増し続けている「GRIP SWANY(グリップスワニー)」。今期リリースの新作帽子2つを紹介します。
①頭も火の粉から守ろう!FP キャンプハット
グリップスワニーのオリジナル素材「FIRESHIELD」仕様の難燃加工が施されたハット。こちらもアウトドアだけでなく街でも使えるデザインのサファリハットタイプ。コットン100%なのでガシガシ使い込んで味を出すのもおすすめです。
- 焚き火の炎や熱は思いのほか射程距離が長いことも。髪の毛が燃えちゃった! なんてことにならないように、しっかり頭も待っておきましょう。
- ツバは広めのタイプなのでしっかり日差しを防いでくれます。そして嬉しいのが、あご紐は取り外しができ、状況に応じて使い分けることが可能。
グリップスワニー FP キャンプハット
同素材のキャップも!FP キャンプキャップ
フロントのブランドロゴが大きく目を引くキャップは、ハットと同素材の「FIRESHIELD」を採用。オールコットンでタフな作りになっていますが、やや浅めのデザインなのでスタイリッシュな雰囲気。ツバも長めなので陽射しもしっかり防いでくれます!
焚き火以外のシーンでもフィールドではタフな作業が多いですよね。コットン100%ならちょっとやそっとじゃ破けないので安心です。
- カラバリもハット同様、合わせやすい3色で展開。焚き火、フィールド作業、街使いなどいろいろなシーンで活躍間違いなしのキャップです!
グリップスワニー FP キャンプキャップ
ほかにもあります、おすすめのアウトドア向け帽子
ハロ コモディティとグリップスワニーの2ブランドを紹介しましたが、他にもおすすめ帽子はまだまだあります。最後に、機能とデザインにこだわったアウトドア向けの帽子を3つご紹介。
ニューエラ アウトドア/アドベンチャーライト
2019年春からアウトドアに特化したコレクション「ニューエラ アウトドア」を誕生させたニューエラ。そんな要注目な新ラインから登場しているのが、こちらのペンドルトンとコラボしたポリエステル製のハット。
アウトドア感満載なツーソン柄が目を引きますが、じつは機能性も妥協していない優等生な帽子です。表地は撥水とUVカット機能を持たせ、内側の肌に当たるバンド部分には抗菌効果のある生地を採用。同じ柄でキャップのタイプもリリースされているので、スタイルに合わせて選択できますよ。
ニューエラ アウトドア アドベンチャーライト
コブマスター/コブ・ビーチクラブ・ジェットキャップ
ブランドアイコンのクマが入ったクラブロゴがインパクト大なジェットキャップ。コットン100%で肌触りのいい帽子は、シーズンレスで使用可能です。
ツバだけでなく、キャップをぐるっと取り巻くパイピングも目を引きますよね。暗めになりがちな秋のスタイリングの差し色にもおすすめのキャップです。
コブマスター コブ・ビーチクラブ・ジェットキャップ
ザ・ノース・フェイス/5パネル・キャップ
フロントにクラシカルなロゴを配したザ・ノース・フェイスのキャップ。カラバリも豊富で、色によってフロントロゴのデザインが違います。思わず色違いで買い足したくなるアイテムです。
ノースフェイス 5パネルキャップ
好みの帽子を見つけよう
新しいブランドの登場や、帽子にも力を入れ始めたブランドなど、アウトドアファッションのなかでも帽子というカテゴリーはまさに盛り上がっている最中。今後も要注目なアイテムが登場したらご紹介していきますよ!
ぜひ、お気に入りの1枚を見つけて、街でもフィールドでも試してみてくださいね。