教えて先輩!アウトドアのプロが、キャンプに必ず持っていくものとは?【#1 平健一さん】

2019/10/17 更新

キャンプの知識と経験が豊富なアウトドアのプロたち。そんな彼らがキャンプへ行く際に欠かさずに持っていく“必携ギア”はなんのかを探る連載企画。第一回目はアウトドア業界の有名人、スタイリストの平健一さんに聞きました。


アイキャッチ・記事中画像撮影:佐山順丸

プロが教える、アウトドアの必携ギア


数あるアウトドアアイテムの中から納得の行く逸品を手に入れるには、詳しい人に聞くのが一番! というわけで始まったこの企画。

毎回、キャンプの知識と経験が豊富なアウトドアのプロたちに、キャンプの“必携ギア”を聞いていきます。第一回目はアウトドア業界の有名人、スタイリストの平健一さんに直撃!

年間100泊以上キャンプする、スタイリストの平健一さん


「年間100泊以上をキャンプ場で過ごしています。家のベッドが恋しいですよ(笑)」というのは、人気スタイリストの平健一さん。

雑誌やWeb、テレビCMでのスタイリングはもちろん、フェスやイベントのブースコーディネートからキャンプドラマの監修まで、スタイリストの枠に収まらない活躍ぶり。日本中のキャンプ場を駆け回っている、まさにキャンプのプロです。

愛車のジープにはスタイリングに使うテントやファニチャー、ギア類が常時ぎっしり。展示会などで多くの製品を実際に見て触ってきた平さんですが、中でもお気に入りで常に持ち歩いているアイテムとしてピックアップいただいた多くは“ギア”ではなく“ウエア”。

アウトドアの過酷な環境にも耐えられる質実剛健なつくりで、フィールドはもちろん街でも似合うものばかり。ウエアを中心に、スタイリストの審美眼に叶った5つのアイテムを紹介していきます。

平健一の必携ギア1:ティラックの「オディンジャケット」

7~8年前に出会って以来、色違いを購入するほど気に入っているというのが、チェコのアウトドアブランド「ティラック」のオディンジャケット(購入時価格:6万500円)。

コットンを高密度に織ったベンタイルコットンという素材を使っているんですが、通気性もあって、防風性や耐久性も備えているのが特徴です。

時間とともに出てくる風合いもいい感じで、アウトドアアウターにありがちな派手な見た目でもないので、普段使いできるデザインも気に入っているポイントです。

ロゴの上にある赤い丸は、チャクラ(東洋医学によるところの経絡)をイメージしたものなんです。フードを被るとちょうどオデコの部分に赤い丸が来るようにデザインされていて、そういったギミックも楽しいですね。

登山やアウトドアでのロケなど、雨が降りそうだけど傘が使えない環境で重宝しているというオディンジャケット。胸のカンガルーポケット内にはインナーポケットが3つ、左腕にも小型ポケットとハンドポケットが装備され、収納力も抜群。

写真のオリーブのほか、ネイビー、シナモン、ホワイトのカラーバリエーションもあるので要チェックです。

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平健一の必携ギア2:グリップスワニーの「ファイアープルーフダウンワークパンツ」

秋冬キャンプ用に暖かいパンツを探していて出会ったのが、グリップスワニーのファイアープルーフダウンワークパンツ(購入時価格:1万8150円)。

これからのシーズンになると、出番が大いに増えると言います。

ダウンのため暖かいのはもちろんなんですが、難燃性の素材を使っているので、焚き火や火器を使うときでも気にせず履けるところが気に入っています。

シルエットはヒザ下から裾にかけて細くなったテーパードなので、もこもこと野暮ったい感じにはならず、街着としてもスマートに着用できるのもポイントです。

両サイドには同ブランドのアイコンとも言える大きなポケットを装備。財布もスマホもタオルも、なんでも入ってしまうので便利ですね。

毎シーズン限定カラーが展開されているこのパンツ、平さん所有のブラックは今季も継続で発売予定ですが、現在(2019年9月末)在庫切れ。10月中には販売が開始されるそうなので、売り切れる前に要チェックです。

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平健一の必携ギア3:アグの「メンズ ミオ トレーナー ハイ」

アウトドアでの仕事が多い平さんにとって、防寒アイテムは秋冬の必携ギア。中でも足元を温めるために「この冬ヘビロテ確実!」と太鼓判を押すのが、アグのメンズ ミオ トレーナー ハイ(購入時価格2万5920円)。

アグのタスマンというスリッポンを家でスリッパ代わりに履いているのですが、ふわふわのシープスキンのライニングが素足に気持ちよくて、すごく暖かいんです。今年は外用にと、これを購入しました。

ソールには、ビブラム社のスファイクRGSを採用しているので、アウトドアユースでもガシガシ使えます。履き心地が一層よくて、軽いところが気に入っています。

アッパーはスエードとフルグレインレザー、ライニングには天然ウールを採用とアウトドアらしからぬルックスながら、アウトソールには防滑性にすぐれたビブラムソールを搭載。

ボリュームのあるフォルムなので、ゆったりしたシルエットのアウトドアファッションとも相性抜群です。写真のチェストナッツカラーのほか、ブラックもラインナップ。

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平健一の必携ギア4:グリップスワニーの「ワークグローブG-1」


焚火や薪割り、テントの設営に車の点検作業まで、アウトドアでの作業時に平さんの相棒となっているのが、グリップスワニーのワークグローブG-1(購入時価格:7560円)。

ここのグローブはいくつか持っているのですが、これはWILD‐1さんが別注したモデルで、手のひら部分のスエードの切り返しが特徴。スエード部分は使い込むほどにアジが出てくるので、愛着が湧いてきます。


革にはステアハイドを使用し、クロムなめしが施されているので使っていくうちに手に馴染んでいくのも特徴。手のひら側の縫製部分が少ないガンカットタイプなので、細かい作業にも適しているそうです。

カラーは写真のスワニーイエローのほか、ブラックもラインナップ。

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平健一の必携ギア5:ポギーリアナイフ×オールドジョーの「ハンドナイフ」


最後にピックアップしていただいたのが、こちらのハンドナイフ(購入時価格:6万円)。アメリカのニューヨーク・ブルックリンを拠点にハンドナイフを作成しているポギーラ氏とファッションブランドのオールドジョーがコラボした逸品で、4~5年前に一目惚れして購入したそうです。

無骨で男らしいデザインと、ニューヨークメイドという点が購入の決め手です。ハンドルの装飾もこだわっていて、骨と角と真鍮をミックスしています。大切に使って、何十年も愛用していきたいですね。

キャンプでは大きな塊肉を切る時に愛用しているとのことですが、こちらのハンドナイフ以外にもポケットナイフやオイスターナイフなど、豊富なラインナップが揃っていますので、気になる方はチェックしてみてください。

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実用的でスタイリッシュな平さんの必携ギア


ファッションやギアのスタイリングを生業にする平さんのセレクトは、どれもが実用的でいて見た目もお洒落。それぞれの商品にうんちくやストーリーが込められているので、所有満足度の高いモノばかりでした。

特に、アウトドアでも街でも着られるウエアやシューズのセレクトは、さすがスタイリストといった審美眼。秋冬キャンプに備えて、みなさんも参考にしてみてはいかがでしょうか?


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まつい ただゆき

フリーランスのエディター/ライター。8歳からキャンプをはじめ、現在は二人の子どもを連れてのファミリーキャンプに勤しむ日々。「外でも家のようにくつろぐ」をテーマに、快適でお洒落なキャンプスタイルを探求中

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