フォトグラファー 平安名 栄一さん
ファッション誌を中心にブランドカタログや広告などの撮影を手掛ける平安名(へんな)さん。
沖縄県出身でキャンプやアウトドア遊びを趣味とし、家族や友人たちとだけでなく、クルマやバイクでソロキャンプも楽しむ生粋のアウトドア派。最近は遊漁券の年間パスを購入し、渓流釣りも楽しんでいるとのこと。
「SUBARU LEGAXY OUTBACK L.L.Bean EDITION」2004年式
そんな平安名さんの愛車がスバルのアウトバック。1994年、アメリカ向けに開発され、その翌年、日本国内でもレガシーグランドワゴンの名でデビューしたスバルが誇るクロスオーバーSUV車です。
レガシーワゴンはその後、日本国内でも多くの支持を受け、現在、モデルチェンジを経て5代目となってもなお、人気が静まる気配もないほど。
巷ではスバル車乗りのことを“スバリスト”と呼び、アウトドア派なファッション業界人たちの間にもスバル人気は浸透中なのだとか。
その3代目にあたるレガシーアウトバックが平安名さんの愛車。ホンダCR-V、フォルクスワーゲン ゴルフワゴンと愛車を乗り継ぎ、レガシーアウトバックへと乗り換えたのは6年ほど前。
モデルとしては15年も前の決して新しいモデルではありませんが、キャンプに釣りにまだまだ現役。これからも愛車との思い出を重ねていけそうです。
そんな彼の愛車について、お気に入りポイントや経緯など詳しく掘り下げてみました。
【基本スペック】
全長:4.73m
全高:1.52~1.55m
全幅:1.77m
最高出力:165~265ps
燃費(10.15モード):10.0~13.0km/L
駆動方式:4WD
排気量:2457~2999cc
乗車定員:5名
自分が思い描くすべての条件が完全に揃った奇跡的な出会い
レガシーアウトバックの中でもL.L.Bean EDITION、ボディカラー、3.0リッター、オプションであるサンルーフが装備されていることを条件に探しました。
「おっ!」と思ったものがあっても過走行でコンディションがいまいちだったり、オプションが装備されていなかったり、2.5リッターだったりと理想と少し違っていたんです。
半年ほど探していたところ、ようやくこのクルマが見つかって、しかも走行距離が2万キロほどの極上車。実車確認をしてすぐに購入を決めました。
北米カスタムを参考に、ライトなカスタムで自分らしさを表現
もともとアメリカ育ちのレガシーアウトバックですから、本国のカスタムを参考にライトなカスタムを施しています。
フロントボンネットには飛び石からボディを守るフェアリングを付けたり、ルーフキャリアにはバスケット型を載せようかと考えています。
あとはやはり年季の入ったクルマなのでサスペンションがヘタってきていたので純正の後期のサスペンションに交換して、ついでに車高を2インチアップしました。よりアウトドアユースな見た目もお気に入りポイントです。
平安名さんお気に入りのディテール
自然光が射し込み、車内を明るく照らしてくれるオプションのサンルーフを装備。視認性がよく、ドライビングポジションもゆったりとしロングドライブも快適です。
シフトノブやパネルなど、随所に使用されているウッドパネルが高級感のあるインテリアに。
ホールド性に優れたレザーシートには「L.L.Bean EDITION」の刻印が施されています。
キャンプ道具や釣り道具もラクに積めるラゲッジスペースは車中泊だって可能! 圧倒的なパワーを誇る3リッターのエンジンを搭載した平安名さんのレガシーアウトバック。
ストレスなくハンドルを握ることができるロングドライブでの安定した走破性の高さは、スバリストたちの間でも高い評価を得ている大きな理由のひとつです。
また、キャンプ道具などを難なく積載できる広いラゲッジスペースのほか、奥様も都内を運転するという操作性のしやすさも大きなポイントとなっているようです。
買ってよかった。そう思える1台
平安名さんは奥様も含めて子供3人、計5人のファミリー。彼自身、お気に入りで大満足のレガシーアウトバックですが、「将来的に子供が大きくなることを見越して、より大きなSUV車への乗り換えも検討しなければいけませんね。」と、リアルな悩み声を聞かせてくれました。