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【コールマン新製品を先取り】「マスターシリーズ」リニューアルでテントがさらに充実!まったく新しいギミックも登場(3ページ目)

マスターシリーズのロゴデザインが一新!

マスターシリーズのロゴデザイン

コールマン・ジャパンのオリジナル企画のテントであり、フラッグシップモデルでもある「ウェザーマスター」シリーズが「MASTER SERIES」というシリーズ各ロゴで一新し、テントも3モデルが一気にラインナップしました。今回の展示会の目玉ともいえる3アイテムを紹介していきますね!

コクーンはちょっと大きい…という方に!

4S ワイド 2ルーム カーブ

まずは、今回発表の3モデルのなかで最もコンパクトな「4S ワイド 2ルーム カーブ」。ウェザーマスターシリーズの人気テント「コクーン」がいいけど、少し大きすぎる……と思っていた方に向けて開発をしたそうです。

4S ワイド 2ルーム カーブ

今回の「MASTER SERIES」共通なのですが、インナーテントのサイド面には遮熱、遮冷性、通気性に優れたコットンポリエステル素材を搭載。商品名にある4Sは「4 Seasons(四季)」の意味で、特に夏の寝苦しいジメジメした夜も快適に過ごせます。

また、フルクローズ可能でスカートも完備している完璧さ。冬は暖かく過ごすことができ、まさに一年中快適に過ごすことができるのです。

【4S ワイド 2ルーム カーブ】
価格:105,273円(税別)
サイズ:インナー/約225×300×185(h)cm、リビング/約350×350×200(h)cm
収納サイズ:約34×83cm
重量:約24kg

人気のモデル「コクーン」がさらに広く快適に

4S ワイド2ルーム コクーンⅢ

こちらは、シリーズの定番モデル「コクーン」の後継にあたる新作。これまでのコクーンの広々したスペースに加え、今回新たにサイドキャノピーを追加。さらに広い空間を確保しながら、テント横面を開放していても、日差しがテント内に入り込むことを防いでくれます。

4S ワイド2ルーム コクーンⅢ

サイドキャノピーは真ん中で分かれているので、片方だけを使うなどシーンに合わせてアレンジしやすいのも嬉しいポイントです。

4S ワイド2ルーム コクーンⅢ

また、インナーテントが1つ標準装備されているのですが、このインナーテントを追加購入することで、寝室を2つにしてグループキャンプを楽しめる仕様にもなっています。

【4S ワイド2ルーム コクーンⅢ】
価格:158,000円(税別)
サイズ:インナー/約240×360×195(h)cm、リビング/約430×400×220(h)cm
収納サイズ:約40×85cm
重量:約34kg

タープ一体型テントが「MASTER SERIES」からも登場

4S ワイド2エアリウム

こちらは、さきほど紹介したタープ一体型テント「タフオープン2ルームハウス」のMASTER SERIES版モデルです。マスターシリーズのハイスペックなテントで、コールマンの新作であるタープ一体型テントを体験したい方は、ぜひこちらをチョイスしてみては?インナーテントを外せば、大型のタープ&シェルターとしても使えます。

【4S ワイド2エアリウム】
価格:81,637円(税別)
サイズ:インナー/約250×300×175(h)cm、リビング/約380×420×220(h)cm
収納サイズ:約32×75cm
重量:18.5kg

シーンにさらなる広がりを持たせる2つのテーブル

バタフライテーブル90

そして最後に、マスターシリーズの新作テーブルを2つご紹介。高さを3段階調節できるテーブル「バタフライテーブル90」(写真右)と、天板サイズ50cm×40cmという小型の「バタフライサイドテーブル」(写真左)が新登場。既存の120から、新たなサイジングが出てきて選択肢が広まったのは嬉しい!

マスターシリーズのテントと合わせて、ラグジュアリーな空間を作ってみてはいかがでしょうか。

【バタフライテーブル90】
価格:16,000円(税別)
サイズ:約70×90×44/60/70(h)cm
収納サイズ:約36×90×9cm
重量:約4.9kg

【バタフライサイドテーブル】
価格:8,619円(税別)
サイズ:約50×40×44(h)cm
収納サイズ:約40×60×6.5cm
重量:約2kg

まだまだ新製品は続々登場!

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今回は紹介しきれませんでしたが、コールマンからはこの他にもバックパックなどの新作が豊富にラインナップする予定です。ぜひ、今後も新製品のリリースを楽しみにしてください!

コールマン ジャパン社長の中里豊さんにインタビュー

コールマン ジャパン社長の中里豊さん本日はお時間いただき、ありがとうございます。よろしくお願いします。

こちらこそ、ありがとうございます。よろしくお願いします。

ブランドのコンセプトである「灯そう。」について、ご説明いただけますか。

中:私たちの目指すビジョンに、「コールマンは、アウトドアで家族、仲間、自然が触れ合うことで生まれる心のつながりを大切にします」というものがあります。

人と人の距離がぐっと近づくキャンプ。そんなキャンプを通じて大切な仲間や家族との絆を“灯して”欲しい、そんな願いを込めて「灯そう。」という言葉を使っています。

「灯そう」をコンセプトに掲げて今年で3年目となります。今年はどのような年になるのでしょう。

中:幅広いラインナップを揃え、アウトドアを楽しむ全ての方に応えていきたいというポリシーは毎年変わりません。しかしそのなかで、2018年はベテランのキャンパーさんに訴求し、2019年はビギナーさんをとくに意識してきました。

そして2020年は、エントリーキャンパーさんにアウトドア体験を提供したいと考えています。

コールマン ジャパン社長の中里豊さん具体的にはどのように?

今年、コールマン主催の大型キャンプイベントを約1,000人規模で初開催しました。

キャンプを始める一歩がなかなか踏み出せない方、不安のある方もコールマンスタッフがサポートし、安心して楽しんでいただけました。非常に好評をいただいたと同時に、さらに面白くなるようなアイデアをお客様からも提案いただきました。2020年の企画が楽しみです。

また2018年から発売し、好評いただいているダークルームのテントシリーズはさらに涼しく快適に、立てやすくしました。ライトレジャーに使いやすい簡易的なシェードも加えフルラインナップになりました。

これによりあらゆるアウトドアシーンを涼しく快適に過ごしていただけます。こうしたアイテムをきっかけにして、キャンプ市場をもっと拡げていきたいですね。

ビギナーの方は、まずどんなキャンプスタイルを目指すべきなのでしょう?

難しい質問ですね。じつは私は、「こういうキャンプをして欲しい」という具体的な思いは持っていません。雰囲気をイメージしやすいように参考としてキャンプスタイルを提示することはありますが、それは決して「目指すべきもの」として提案しているわけではないんです。

「キャンプはこうあるべき」というのが決まっていないのが、キャンプの良さだと思います。

日本人はとくに「こうあるべき」という型にはまりがちですが、キャンプする時くらい「こうしたい!」という気持ちを大切にして、各々のスタイルを構築していけばいいと思う。それがキャンプの醍醐味ですしね。その気持ちを応援できるような製品を作っていきたいんです。

なるほど! 今後キャンプ市場はどうなっていくのでしょう。

キャンプ人口は1,600万人にも達した90年代後半の第一次キャンプブームと比較すると、今の市場はブームではなく、堅調に成長していると考えます。

当時はほとんどがファミリーキャンプでしたが、今ではキャンプスタイルもキャンプフィールドも多様化しています。

たしかに、新しいキャンプスタイルが次々と生まれています。

生き方、働き方、そして家族や性別の在り方も多様性が認められてきている。その変化が、キャンプスタイルの変化として表れているのだと思うのです。

日本人のライフスタイルはさらに変化していくのでしょうか。

なんとなく息苦しくて重い空気が流れる現代社会ですが、こういう時代こそ、ライフスタイルが変革するタイミングなのだと思います。特にいまの若者は働き方も柔軟だし、仕事・休暇に対する考え方も変わってきています。

よって、今後の日本人のライフスタイルはさらにもっと早く変化するでしょう。しかし、キャンプの持つ「人と人との距離をぐっと近づける力」は変わらないと信じています。そんな時代の流れに寄り添いながら、ひとつのキャンプブランドとしてみなさんのキャンプを、そして暮らしを明るく灯していきたいですね。

ライフスタイルや時代の変化を敏感にキャッチしながらブランドの舵を取る中里社長。これから先、どんな新しいアイテムがコールマン ジャパンから登場するのか、ますます目が離せません。

 

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