残暑の疲れも吹き飛ばす、スパイシーなココナッツカレー
こんにちは、料理家のカノウヒナタです。
山やキャンプなど外で食べるごはんは、普段の何倍も美味しい。とはいえ外は不便だし、キャンプ道具は重たくてなかなか重い腰が上がらない……なんて方も多いのでは?
こちらの連載では、気軽に持ち運べて料理をするのに欠かせない熱源「ワンバーナー」を使ったキャンプ料理を紹介していきたいと思います。
過ごしやすくなってきたものの…
厳しい暑さが少しやわらぎ、朝晩は過ごしやすい日が多くなってきましたね。とはいえキャンプに出掛ければ、まだ日中は厳しい残暑に見舞われることも。
今回はそんな夏の終わりの疲れも吹き飛ばしてくれるような、スパイスカレーのレシピをご紹介します。
スパイスカレーと聞いて「難しそう……」というイメージをお持ちの方! スパイスを数種類用意する必要はありますが、行程は少なく初心者の方にも無理なく作れるレシピです。是非お試しくださいね。
それでは、早速レシピのご紹介です。
ココナッツスパイスカレー(2人分)
〈材料〉
・豚ひき肉 200g
・玉ねぎ 1個
・にんにく 1片
・生姜 1カケ
・トマト缶 60g
・ココナッツミルク 30g
・水 100ml
・塩 小さじ1/2
スパイス
・シナモンスティック 1本
・カルダモン(ホール)6個
・クローブ(ホール) 6個
・コリアンダーパウダー 大さじ1
・ターメリックパウダー 小さじ1/2
・チリパウダー 小さじ1/2
今回使用するスパイスは6種類。そのうちホールスパイスは「シナモン、カルダモン、クローブ」。これらは、一番最初に炒めて香りを出します。
パウダースパイスは「コリアンダー、ターメリック、チリ」。これらはカレーの中心となる香りなので、玉ねぎや香味野菜を炒めた後に加えていきます。
まずは玉ねぎをスライス
切り方は作りたいカレーに合わせてみじん切り・薄切り・くし切り……と変える必要がありますが、今回は玉ねぎを4等分にしてから薄切りに。
玉ねぎの食感は残さなくて良いので、みじん切りでもOKです。にんにく・生姜は、みじん切りにしておきましょう。
にんにくと生姜の香りを立たせる
鍋に油を入れ、温めたらホールスパイスを加えます。カルダモンが膨らんできたらみじん切りにしたにんにくと生姜を加え、香りが立ったら玉ねぎを炒めます。
弱火でじっくりでは無く、強火でガッと炒めていきましょう! 玉ねぎに香ばしく焼き目がつくように炒めます。
トマト缶とスパイスで味付け
そこへトマト缶・パウダースパイス・塩を加え、弱火で2分ほどじっくり炒めてペースト状にします。
最後に豚ひき肉・水・ココナッツミルクを加えて煮込んだら、完成。塩味が足りなければ、最後に調整してください。
“出来立て”が一番の食べ頃!
仕上げにフレッシュハーブなどをお好みで加えると、一層美味しくなります!
スパイスカレーは長時間煮込む必要もなく、ルーを使ったカレーのように一晩寝かせるとより美味しい! というものでもありません。スパイスの香りが立っている“出来立て”が一番美味しいんです。ぜひアツアツのうちに召し上がってくださいね。
最後に、イベント告知です!