超コスパのいい “首振り機能つき扇風機” を発見してしまった!【ルーメナー扇風機と比較】

2019/09/12 更新

毎年新製品が登場する競争の激しいジャンルになっているのがポータブル扇風機。中でも、ルーメナーの扇風機がこのブームを牽引していたのですが、ここにきてコスパの高い新製品が続々登場。今シーズン、話題なのがキーナイスの卓上扇風機です。今回は、この商品の実力を、ルーメナー扇風機と比較しながら、機能別で紹介していきましょう。


記事中画像撮影:筆者

コスパのいいポータブル扇風機を発見!


最近、見かけるようになった小型のパーソナル扇風機。おもちゃに近かった時代は過去のもの。とくにUSB充電のタイプになってからの性能向上は、目を見張るものがあります。

そんな中、Amazonで格安のものを発見。それは「KEYNICE(キーナイス)」というブランド。今回は、その使い勝手を、このカテゴリーでは先輩である「ルーメナー」の扇風機と比較しながらレポートします。

ルーメナー扇風機と比べてみた


昨年話題になった人気のルーメナー扇風機(写真左)は、家庭用の扇風機をコードレス化して、そのままコンパクトにしたようなもの。清々しいシンプル設計と、扇風機としての基本性能の高さが人気の秘訣でしょうか。

一方、キーナイスの卓上扇風機(写真右)は、2019年の新商品として発売。サイズ感はもちろん、同様にコードレス化されているので、使い勝手に違いはなさそう……。


まずはボタン操作方法をチェック


最近の小型扇風機は、機械的に消耗する電気接点部品をなくしたブラシレスのDC(直流)モーターを採用しているのが主流。今回比較する2台も同様で、コンパクトな設計ながらスムーズで静音性が良いのが特徴です。


ルーメナーのスイッチインジケーターは、シンプルな4段の風量切り替えランプ式。電池残量の確認は、作動中に電源ボタンを2秒間押すとLED表示ランプが一度点滅した後、点灯した数で知らせてくれます。


対してキーナイスのスイッチインジケーターランプは、一番下から充電、風量3段切り替えの順。一番上は、強弱を自動調整し、心地よい自然の風を再現してくれる「リズム風モード」です。

風量を計測してみた

ルーメナー扇風機の風量計測結果(風量調節は、全4段階)

風量1:風速3.9m

風量2:風速4.4m

風量3:風速5.5m

風量4:風速6.8m

個人の見解ですが、風を受けやすい1m弱程度の距離で使う場合、風量2までなら、音を気にせず過ごせそうです。風量3は少々音が気になり、風量4になると、かなり音が気になる印象でした。

キーナイス扇風機の風量計測結果(風量調節は、全3段階)

風量1:風速3.5m

風量2:風速4.4m

風量3:風速5.0m

総じて静かな印象。風量3は振動も少なく、力強い風を感じさせてくれました。またリズム風モードは、就寝やお昼寝時に最適なように、風量を強弱・停止と変化させて自然な風を再現してくれます。


3段階風量調整のキーナイスに、最強風量が上乗せされたのがルーメナーといった印象。2台ともに、扇風機のサイズを上回る、広がりのあるふくよかな風が発生することに驚きました。

連続使用時間を比較してみた


ルーメナー扇風機は最大風量で約3時間37分最小風量で約21時間15分の連続使用が可能(テスト時室内気温26度)でした。


充電ランプは、4段の風量インジケーターランプが兼ねており(非充電の扇風機使用時は風量表示)、満充電時には4個点灯になる仕様。

キーナイスに比べ、充電消費電流は0.55Aと多めでしたが、逆に満充電までの時間は約5時間24分と短めでした。


キーナイスの連続使用可能時間(テスト時の室内気温26度)は、最大風量で約5時間35分最小風量では、なんと約29時間15分も作動していたのには驚き。これだけ長時間バッテリーがもってくれれば、キャンプでは十分すぎるほど活躍しますね。


スイッチインジケーターランプの一番下の充電ランプは、充電中は点滅。満充電時には点灯になる仕様。充電消費電流は0.24Aで、空のバッテリー状態から満充電になるまで約8時間51分でした。


まとめると、

・ルーメナー扇風機=充電電流が多い→充電時間が短い→作動時間が比較的短い(最強モードあり)
・キーナイス扇風機=充電電流が少ない→充電時間が長い→作動時間が長い


とはいえ、決定的な差が出たとはいえないレベルです。

キーナイス扇風機には首振り機能がついている!


ルーメナーにはない、首振り機能が付いてることがキーナイスの最大のメリットです。左右65度の首振りで広い範囲に風を送ることができ、ガタつきもない静かでスムーズな動き。


首振り機能の切り替えは、モーター部のノブの押し引きだけでなく、回転させながら操作することが特徴です。軽い本体に無理な力を加えずに済むところが、コンパクトな扇風機にマッチした設計で好感が持てます。

上下の首振り角度は、ルーメナーが5度広い


上下の首振りは2台とも手動操作です。ルーメナーは45度、キーナイス扇風機は水平を境に上に35度、下に5度の調節が可能と発表されています。扇風機にこれ以上の可動域は不要でしょうから、十分な機能といえます。

キーナイスの方がわずかに軽い


キーナイス、ルーメナーともに、高さは26cmとコンパクトサイズ。小さなボディでもパワフルなモーターにより、遠くまでしっかり風を届けてくれます。


キーナイスが446gと、スペックの約450gを下回る数値を実測。


一方、ルーメナーの重量は、約460gのスペック通り。いずれにしろ2台ともに軽量コンパクトサイズ、持ち運びがとても楽です。


キャンプでの利便性も甲乙つけがたい


防水仕様の表記はありませんが、2台の扇風機は、アウトドアでのエア・サーキュレーター機能にも適しています。静かで振動も少ない軽量・コンパクト設計なので、テント内にぶら下げての使用も可能です。


扇風機の前ガードを反時計回りに少し回せば(キーナイスはロックネジあり)、前ガードが簡単に取り外せるので、羽根などが汚れてもササッと簡単に拭き取ることが可能です。

性能的にはほぼ大差なし…だけど?


価格は、キーナイスが2,980円で、ルーメナーは7,560円(共に2019年8月30日現在のAmazonの価格)。後発のキーナイスが多機能ながらコストダウンを実現しているので、先発ルーメナーの価格の高い印象が避けられない現状ではあります。

使ってみて気になったところとは?


毎年新製品が登場する、競争の激しいポータブル扇風機。機能の有無を理解すれば、2台ともに完成度が高く、とくにウィークポイントが見当たらないのが正直な感想です。これなら現物が見られない通信販売でも、安心して購入することができるでしょう。


後発のキーナイスは、購入日から1年以内の初期不良および正常な使用範囲内で発生した故障、破損、その他の不具合があった場合の安心保証が付いています。

2台ともに、完成度の高い製品でした


今回、比較紹介した2台のポータブル扇風機は、おそらく皆さんの期待を裏切らない性能に仕上がっているはず。

首振りやリズム風などの多機能と低価格さを求めるならキーナイス。4段階の風量調整とパワフルな風量で、シンプルな扇風機の性能を求めるならルーメナーといったところでしょうか。どちらもふくよかな風をもたらし、想像以上の結果を発揮してくれることでしょう。

ITEM
キーナイス 卓上扇風機
●カラー:ホワイト
●サイズ:約260(高さ)mm
●左右首振り:65度
●上下首振り:約40度
●風量調整:3段(リズム風付き)
●使用時間:約5〜25時間
●重量:約450g
●保証:1年間
ITEM
ルーメナー コードレス扇風機
●カラー:ホワイト・ブラック・ピンク
●サイズ:165(幅)×131(奥行き)×268(高さ)mm
●上下首振り:約45度
●風量調整:4段
●充電時間:4時間
●使用時間:4〜20時間
●重量:460g

紹介されたアイテム

キーナイス 卓上扇風機
ルーメナー コードレス扇風機

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フィグインク

浅草を所在地とする編集プロダクション。主にキャンプ・アウトドア関連の出版物の編集・制作を行う。また、料理や健康など生活実用ジャンルの本も多く手掛ける。

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