焼き網に真打ち登場!?「バーベキューグリルメッシュ」
この網がBBQ界に新風をもたらすかも? こちらの「バーベキューグリルメッシュ 」は、軽くてコンパクトなのに焼き加減も素晴らしい! という注目の新調理グッズ。
なにやら屈曲性の高いガラス繊維に特殊なコーティングがされており、油を塗らずとも驚異的にくっつかないのだとか。本当だとしたら、かなり使えそうです。
使い方は上に敷くだけ
使い方は手持ちのBBQグリルや焚き火台などの上に置くだけ。さてさてその謳い文句はどこまで本当なのか、このバーベキューグリルメッシュを使って、様々な食材を焼いてみました!
使って納得!特殊コーティングでこびり付き・焼き崩れナシ
焼きおにぎりが崩れない!
いつものBBQグリルに炭火を熾し、バーベキューグリルメッシュを設置。まずは形を崩さずに焼くのが難しい焼きおにぎりに挑戦。
バーベキューグリルメッシュの上で焼くと本当にご飯粒がくっつかず、裏返すのがあっけないほどカンタン。おにぎりはばらけることなく三角形をキープしています!
魚の身崩れもナシ!
次に魚の味噌漬けを焼いてみました。柔らかい銀ヒラスの切り身ですが、へばり付くことなくスッと持ち上げられましたよ。裏側を焼くときもポンとひっくり返せました。美味しそうな焼き目もついています。
4mm角の網の目で食材が落ちない
小さなものでもそのまま焼ける
エビや小魚の干物、小粒の野菜など、焼き網の目が粗いと下に落ちてしまうことがありますね。このバーベキューグリルメッシュは網の目が約4mm角なので、焼くものの大きさを選びません。
嘘でしょ……目玉焼きも可能!
そして不思議や不思議、網なのにたまごが焼ける! 目玉焼きだって作れます。販売元の情報によると、バーベキューグリルメッシュを十分加熱してからたまごを落とすと垂れ落ちしにくいとのこと。
裏側もご覧の通り
目玉焼きの裏側です。バーベキューグリルメッシュからカンタンに離れ、スムーズに皿に取ることができましたよ。
片付けカンタン、焦げすらパラリと取れる!!
メッシュの上に焼け焦げが……これって落ちるの?
さすがのバーベキューグリルメッシュも、焼きおにぎりの味噌がこびり付いてしまいました。黒く炭化している部分もありますが、果たして取れるのでしょうか?
叩けば落ちる!
網を裏返しトングの先で軽く叩くと、焦げがパラパラと剥がれ落ちました。これはビックリ! 金属製の網のように、ブラシやヘラでゴシゴシこそげ落とす必要がないんです。
ササッと洗っておしまい!
焦げを大まかに落とした後、食器用洗剤で軽くこすり洗いすれば片付け終了。食洗機にも対応しています。
匂い残りも皆無で、洗えば繰り返し使用できるのが嬉しいですね。厚みは約1mm、1枚約64gと軽いので、持ち運びも苦になりません!
ハサミで自由にカット可能
さらに、手持ちのBBQグリルに合わせて、ハサミでカンタンにカスタムできるんです。紙のように扱えるのに、熱の上に乗せられるなんて不思議ですよね。
焼き網のない焚き火台でBBQをしたいときや、ソロキャンプ向きのミニグリルなどにうってつけ。バーベキューグリルメッシュを上に重ねるだけで食材が落ちず、また本体の汚れも最小限に抑えられますね。
※耐熱温度は約380℃なので、直接火の上に置くことは避けてください
気になる点は……
実際に使ってみて、かなり高性能であることがわかってきました。それでも気になる点がいくつか。
このアイテムはあくまでも網なので、ソース焼きそばの味付けなどには向きません。汁っ気が大事なレシピを作るときには鉄板やフライパンは併用する必要があります。
また耐久性については、3回使用していますが今のところ穴が空いたりはしていません。5枚入りで1,000円台ですから、5〜6回使えればコスパ的にもお買い得と言えるでしょうか。
バーベキューグリルメッシュ
持っていて損なし、上手に使い分けよう
お好み焼きなどは鉄板で、バッチリ焼き目をつけたい塊肉は粗めのロストルで。焦げ付きやすいもの、身崩れしそうなものや小さめ食材はバーベキューグリルメッシュで、と使い分けると良さそうですね。
普段のBBQの補助要員として、スルスルの使用感をぜひ堪能してみてください!