北海道ロードトリップ完結編!
皆様いかがお過ごしでしょうか。YURIEのゆるっとバンライフです。
今回はいよいよ北海道ロードトリップ完結編。
大自然が魅せてくれる幻想的で力強い景色や野生動物との出会いなど、貴重な体験をしてきましたよ。
それでは、レッツゴー!
阿寒湖に到着
オンネトーを後にして車で走ること20分、阿寒湖アイヌコタンに到着しました。海外を訪れたような雰囲気のここには、北海道の先住民族であるアイヌの人々が暮らしています。
民芸品店や飲食店が立ち並び、アイヌ文化に触れることができるスポット。北海道旅行の際には必ず立ち寄りたいと思っていたので、テンションが高まります。
入り口の装飾がとても可愛らしい、お土産屋さん。そのお店オリジナルの様々な木彫りのお土産が売っています。
その中の『エポエポのお店』に入り、アイヌのしるしが彫られた木製ストラップを購入。旅の道しるべになって欲しいという思いを込めて“道しるべ”を選びました。
そしてここの店主に、アイヌの言い伝えや言葉の意味を教えてもらいました。
「アイヌでは、犬は熊の親戚のような存在で、熊は犬を絶対に襲わない」という迷信や「オンネトー湖は日本語で“年老いた湖”と訳されているが、アイヌでは”完成された湖”と訳す」など。
歳を重ねるほど経験を積むので、完成という意味で使うんですね。とっても勉強になりました。
ソウルフード「めふんのパスタ」を堪能
お腹が空いてきたので、アイヌ料理を食べることにします。お土産屋さんが立ち並ぶ通りにある『ボロンノ』というお店に入りました。注文したのは、めふんのパスタ。
“めふん”はオスのシャケの腎臓で、アイヌでは塩漬けにしたものが珍味として食されています。
初めて食べましたが、コクがあってとても“ヒンナヒンナ”(アイヌ語で美味しいという意味)。次に来た時もリピート確定です。
湖を目指し湿原を行くと…野生動物がお出迎え
アイヌコタンを後にし、車で1時間ほどかけて摩周湖へと向かいます。摩周湖は日本で1番、何と世界でも2番目に透明度が高いという貴重な湖。
湖ハンターのわたしとしては期待が高まります(湖ハンターだったっけ、わたし笑)。
しかし展望台に近づくと霧が……。無事に観ることができるか不安になってきました。
展望台に到着すると、霧が晴れました。観てください、この景色! とても綺麗なブルーです。
これは「摩周ブルー」と呼ばれていて、急激に深くなっていることと透明度の高さにより、この発色になるのだとか。湖好きは必見です。
摩周湖を後にして、次に向かう先は釧路湿原です。車を走らせること1時間半で到着。ここはサバンナ? と思わせるような景色です。
ここでは様々な動物が見られるということで、楽しみにしつつ向かいます。
道路を走っていても、左右見渡す限りの湿原。圧巻です。アイヌコタンに続き、本日2度目の海外旅行気分。
地面があまり整備されていないので、ゆっくりと進みます。
動物を発見!
あっ! エゾシカを発見しました。つぶらな瞳でこちらを見つめています。背景と同化しているので、気を抜くと見逃してしまいそう。
次はワシを発見。遠すぎて見えにくいですね……。釧路では、オジロワシやオオワシを見ることができます。これはおそらくオジロワシです。堂々と優雅に空を飛んでいました。
ちなみに写っている矢印は、「固定式視線誘導柱」(通称:矢羽根)です。北海道の道路でよく見かける矢羽根は、雪が積もった時に道路のセンターラインを見分けるために使われます。
吹雪の時は、矢羽根を頼りに運転するのだとか。YURIEのゆるっと豆知識です(笑)。
さらにオオハクチョウを発見。こちらも相当小さいですね(笑)。望遠レンズを持ってくればよかった……。優雅に湖を泳いでいました。今回、発見した動物は以上です。
釧路湿原には、他にキタキツネ・タンチョウ・エゾリス・エゾタヌキなどの動物が生息しています。個人的にはタンチョウを見たかった! また次回の楽しみにとっておきます。
さぁ、そろそろキャンプの準備の時間です!