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白樺の樹皮を使った火口作りとイタリア料理に挑戦【写風人の駒ヶ根アウトドアライフ~第3章#1】(2ページ目)

携帯用の火口の作り方

ヒノキの樹皮、乾いた小枝、麻ひも

白樺の皮を使って、携帯用の火口を作ってみます。材料は燃えやすいスギッパやヒノキの樹皮、乾いた小枝などを麻ひもで結びます。

ヒノキの樹皮、乾いた小枝、麻ひもで作った着火剤

ファイヤースチールなどを使いたいときは、脱脂綿や麻ひもをほぐしたものを突っ込んでおくと着火しやすくなります。

ドラム缶で焚火料理

焚火台は昔からバーべキューの定番であるドラム缶。ダッチオーブン料理にも重宝しています。ただキャンプ場に持ち込むには重すぎますけどね。

早速、先ほどの白樺の火口で着火してみました。

ヒノキの樹皮、乾いた小枝、麻ひもで作った着火剤

着火はいつもマッチです。マッチは山ほどあるのでとにかく消費したいことと、ファイヤースチールでは両手を使うのでカメラが持てないからです。

焚き火

火がつき始めたら小枝を数本加え火を育てていきます。タープ下なので大きめのギッパ炭に熱源を切り替えていきました。

炭火でイタリアの家庭料理に挑戦

グランマーコッパーシリーズのコッパーオークポット

鍋は熱伝導のよい銅製鍋を使用。中でも、グランマーコッパーシリーズのコッパーオークポットはおすすめです。熱の対流が鍋の中で循環し、ムラなく素材の旨味を染み込ませてくれます。

今回の料理は炭で煮込めるものと、余り物の野菜を使えるもの、ということで「再び煮込む」という意味のあるイタリアの家庭料理「リボリータ」を作りました。

コッパーオークポットの詳細はこちら

イタリアの家庭料理リボリータ

にんにく・ベーコン・玉ねぎ・にんじんを30分ほど煮込み、更にインゲン豆・キドニービーンズ・キャベツを加えて煮込み、最後にトマト・ほうれん草・バゲットを加えてひと煮立ち。

イタリアの家庭料理リボリータ

基本的にはコンソメを使わないで塩で味を調整して、最後にパルメザンチーズを振りかけます。固く残ったパンや残り野菜があれば、ワイルドにごった煮できるので、キャンプ飯にもピッタリかと。ぜひ試してみてください。

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