新作テントを拝見!ベテランファミリーに感想を聞いてきた
使いやすいテントかどうかは、実際に触れて、過ごしてみないとその真価はわかりません。今回は、キャンプ歴15年・ファミリーキャンプ歴6年の奥野さんファミリー(右から順平さん、花音ちゃん、麻美さん)にZIZ 5Pを実際に見てもらいました!
奥野さんファミリーは、話題のキャンプ用テントはほとんど所有しているという根っからのテント好き。数多くのテントを使用してきた経験から、ファミリーキャンプにはどんなテントが使いやすいのかをよくご存じです。
まずは外観からチェック
フライシートはムラコらしいオールブラック。ポールはブラックのポールと濃いグレーのポールがあります。印象はいかがですか?
生地はポリエステルリップストップを採用。耐水圧は2000mmで、撥水UVコーティングと耐水PUコーティングの2種類の加工を施して頑丈に作られています。
気になったので調べてみたところ、ZIZ 5Pのフライシートは遮光性が高く光を通さないため、日傘の下にいるような感覚! 薄い色のテントに比べると涼しく感じます。黒だからといって、晴れた日でも暑くなりすぎることはないのでご安心を。
フライシートの裾には、冷気やホコリの侵入を防ぐスカートが付いています。ZIZ 5Pなら夏のキャンプはもちろん、秋の連休、冬の年越しキャンプも狙えそうですね!
ポールはφ14.5mmのFLEXLIGHTを採用。十分な剛性で軽量、そしてしなやかなので楽に扱えます。
2本のポールをクロスさせ、その両脇に1本ずつポールを通してキャノピーを作り出すというとてもシンプルな構造。ポールとスリーブ端が色分けされているので、直感的に設営できます。雨の日や寒い日など、サッと設営できるのは何よりのアドバンテージとなります。
次にテントの中へ。リビングはどう?
次にテントの中へ入ってみましょう。ZIZ 5Pは約580×310×H205cmで、4〜5人のファミリーがゆとりをもって過ごせる広さを確保しているので、800×800cm程度の区画サイトにも収まります。このバランスがいいですね。
エントランスフラップ(前室入り口)は2枚に折りたたまれていて、広げるとタープに変身! テント+タープよりも張り綱の数が少なくて済むのでつまずく不安が減り、リビングがもっと広くなります。これは雨の日に重宝しそう!
タープの端はガイラインで固定するので、角度を変えて広さとプライバシー確保を微調整できます。タープを張り出した状態でも虫が入りづらいようメッシュパネルを使えますよ!
寝床となるインナーテントはどう?
付属のインナーテントを装着してみました。シンメトリーなデザインなので、インナーテントは室内の両サイドどちらに装着してもOK。入り口の隣にポケットがあるので収納面も良好です。
天井部には大きめのトップベンチレーションが装備されていて、全閉にしても熱気や湿気をスムーズに排出します。
この構造にすることで、雨や雪の圧力でベンチレーションが閉じる心配を大幅に抑えています。これは心強い!
エントランスフラップだけでなく、両サイドにもパネルがあって、インナーテントを装着したときは3方向から、インナーなしなら4方向から出入りできます。しかも、どの面も張り上げOK! 付属のフラップポールは2本ですが、別売のポールとガイラインを用意すれば自分が使いやすいようにアレンジできますね。
ほかにも、テント内全面をカバーするための「フロアシート」や「追加グラウンドシート」、寝室を増やしたいときの「追加インナーテント」などオプションが続々登場するので、自由にアレンジしたいですね。
どう使いこなせばいい?実際にレイアウトを組んでもらった
季節や天候、使用人数にあわせていろいろなアレンジを楽しめることがわかったZIZ 5P。奥野さんファミリーならをどのように使うのでしょうか。このテントに合いそうなギアを配置してもらいました。ポイントを教えてください!