最後にバターを入れ、混ぜ回せます。
バターが全部溶けたら、フライパンを火からおろし、粗熱を取っておきます。
丸鶏にスタッフィングを詰める
丸鶏の足を広げて、作ったジャンバラヤをスプーンで入れていきます。
ジャンバラヤはスプーンでギュウっと押してできるだけ詰めましょう。
ジャンバラヤを詰めたら、お尻の皮を縫うように竹串で留めていきます。
竹串が留まったら、両足を交差させてタコ糸で固定します。ここでゆるく結んでしまうと、中身が出てきてしまうので注意しましょう。
丸鶏を焼いていく!
ダッチオーブンに底網を敷きます。
丸鶏を中心に入れます。
丸鶏の回りに切った野菜を並べましょう。このとき、彩り豊かになるように、バラバラに入れると見た目がよくなりますよ。
タイムとローズマリーを入れ、オリーブオイルを回しかけます。
ダッチオーブンの蓋をして、炭の上に置きます。このとき蓋の上にも炭を配置しましょう。最初は上下ともに強火、同量程度の炭の量で一気に焼いていきます。
ダッチオーブンから湯気が出てきたら、上の炭はそのままで、下の炭を少し減らして中火になるように調整し、さらに1時間ほど焼いていきます。
蓋を開けてみて、焼き目がついていたら焼き上がりです。
ダッチオーブンの上に炭を置くなんて初めてだったから、どれくらい炭が必要かわからなかったな。多いかな?ぐらいで炭を熾しておくぐらいがよさそう。ちょっと焦げちゃったけど、焼いているときは、ハーブのいい香りがキャンプサイトに漂っていました!
初めは苦手な雰囲気を出していたジョージさん。工程が進むにつれて笑顔も飛び出すほどに。
意外と作れちゃった!鶏の丸焼き!
いかがでしたか? 難しいと思いがちな鶏の丸焼きも工程のひとつひとつを見てみると意外とかんたんなことがわかったと思います。「工程が長い=難しい」ではないんですね。
せっかくダッチオーブンを持っているなら、ローストチキンをはじめ、さまざまな料理に挑戦してみてください。作らず嫌いなあなたも、料理にハマるかも!?
執筆:百日 丸山亮平