今回取り上げるのはこちらのテント。床面積105cm×215cmというコンパクトサイズですが、両サイドに広い前室が設けられているので2人で使用しても出入りがしやすく快適。2本のクロスするポールに対し横串をさすように取り付けるポールがこの構造を生み出しています。大きく開くラウンド型のドアも特徴的です。
ブースにはこのほか、これから日本で展開がはじまるテントの情報がズラリ。カーサイドタープならぬ、「カーサイドテント」なるものも製造していて、今後、日本でも人気に火が付きそうなブランドです。
アメリカ発「ビッグアグネス」からは2モデルをご紹介
続いては「BIG AGNES(ビッグアグネス)」のブースへ。まず目についたのがこちらのシェルター。
これまで8人用しかなかった山岳用大型シェルター「ガードステーション」に、4人用のモデルが追加となりました! 8人用モデルと同様に4辺のポールが広い居住空間を確保し、十字にクロスする天井のポールが強度を高める構造となっています。
本体記事には超軽量で丈夫なDominico社製のリップストップポリエステル素材を採用。UVカット機能も搭載しているので、薄手の生地ながら日光をしっかりカット。両サイドに大きく取り付けられたメッシュ窓をオープンさせれば、暑い季節でも風通しのよい快適な空間を維持してくれます。
取り外し可能なリビングシートが付属するのも嬉しいポイント。また、写真の展示品はレッドとグレーのツートンカラーですが、こちら、すでに発売中の8人用モデルGuard Station 8とおなじく、日本別注のオールレッドカラーになる予定とのことです。
ビッグアグネスのテントでもうひとつ気になったのが、こちらの2人用「Salt Creek SL 2」。最大の特徴は、大きく開く3つのドア。両サイドの前室付きのドア2つに加え、テント前方の短辺にもドアを装備しているんです。
ありそうでなかった仕様ですね。これにより出入りのしやすさはもちろん、抜群の風通しを実現しています。
また、ポール、ハブ部品にはDAC社のものを採用。少ないポールで最大の広さを作る独自の構造を、軽量かつ丈夫で柔軟性があるDAC社のポールが支えています。
さすが山岳用の軽量テントを多く作るビッグアグネスだけあって、重量は1,790gと超軽量(3人用モデルのSalt Creek SL 3でも2,040g)。
テント内部の足元には大きな収納ポケットを配備。重いものを入れてもテントが歪まないよう、4本のポールが集まるハブのすぐ下に配置されています。
CAMP HACKが気になったNEW小物アイテム
チタンだから作れるものがある!バーゴ流ストロー
大手コーヒチェーンや大手コンビニがプラ製ストローの提供を廃止するなど、いまやマイストローを持つ時代が到来しつつあります。
そこでオススメなのがこの「VARGO(バーゴ)」のチタニウムストロー。チタン製なので5gと超軽量なのに強度があり、アウトドアはもちろん普段からバッグのなかに入れていても曲がったり歪んだりする心配は無用。プラ製ストローとは一味違う口当たりが楽しめるはずです!