その⑧:タトンカ ステンレスギアシリーズ
国内ではポリコットンタープやバックパックで知られているドイツのアウトドアブランド、TATONKA(タトンカ)。
実はステンレスギアも製造しており、溶接したようには見えないキレイな仕上がりのケトルはまさに芸術的! V字に加工した注ぎ口からは、安定した水量が注げます。機能美が光りますね!
そのほかに、日本でも再注目されているアルコールランプもありました。こちらは風防、五徳、そしてクッカーが一式になった製品。クッカーとラントの間には専用の受け皿があり安定感もバツグン。
金属では、重量面からチタン製品が増えていますが、価格面と加工技術を見るとステンレスもアリ! と改めて感じました。
その⑨:エコー「エキソストライク」シリーズ
アパレルも革新的なものを見つけました。デンマーク発のシューズブランド、ECCO(エコー)のブースでは、都心でもアウトドアでも使えることをコンセプトにしたエキソストライクシリーズを展開。
特にこちらは、普通の状態ではシンプルなグレーカラー(写真左部分)ですが、熱を与えるとなんとカモ柄に大変身! 衝撃吸収力2倍のミッドソールを搭載してアウトドア使用も問題なし。高機能でありながら遊び心を取り入れたデザインに脱帽しました。
日本ブランドも精力的!ゴールドウィンをピックアップ
日本ブランドも負けてはいません! こちらはスキーウエアなどで定評がある「ゴールドウィン」ブース。ノースフェイスなどで経験を積んだデザイナーが新たに着任してコンセプトを刷新し、カテゴリーを横断して幅広く使えるウエアを提案していました。
注目はグリーンのマネキンが穿いている「1タック テーパード ストレッチ トラウザーズ」。
ストレッチの効いたナイロン素材を使っており、化繊ではあまり見られないタック(ウエストを寄せた加工)を入れることで美シルエットと動きやすさを追求。海外ではどんな反応が見られるか楽しみですね!
海外ブランドは、今までにない着眼点・技術力が盛りだくさん!
今回紹介したアイテムは、すでに発売しているものからこれから発売するものまであり、すべてが製品化されるわけではありませんが、温度差で色が変わるシューズやファスナーで様々な形に変形できるタープなど着眼点・技術力に感心しました。
なお、同イベントでテントに特化して紹介している記事もありますので、こちらも合わせて読んでみてくださいね!
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