テント⑤:マウンテンハードウェア「ACI 3」
マウンテンハードウェアのロングセラーテント「トランゴ3」のシングルウォールバージョン。シングルウォールは結露の問題で日本の気候には向かないとされていますが、こちらは4箇所のベンチレーションを搭載して結露を防止しています。
注目は、ポールのスリーブ部にX-PAC素材を採用したところ。シングルウォールテントはこの部分が弱いと強風・積雪時にテントが壊れやすくなるので、そこに強度の高い生地を使ったわけです。ポールはDAC社の中でも最上級の部類に入る「DAC Featherlight NSL」を採用しています。
テント⑥:ビッグアグネス「タイガーウォール2カーボン」
ビッグアグネスのテントで非常に軽いシリーズ「タイガーウォール」シリーズ。日本でも2名用のドームテント「タイガーウォール2 プラティナム」は総重量1.02kgをマークし話題となりました。
こちらのテントはフライシートに「ダイニーマ」という超高分子量ポリエチレンファイバーを採用。紙のようにペラっとした質感が特徴で、それに撥水加工を施して耐久性を向上。イーストン社のポールを採用して、総重量はなんと765gを実現しました!
テント⑦:ファウデ「マークXT 4P」
日本では馴染みがないドイツのVAUDE(ファウデ)。実はテントからバッグ、さらにはウエアまで幅広く展開するヨーロッパでは有名な総合アウトドアブランドです。今回見たテントブースでも広いスペースを設けて展示しており、中でも筆者が注目したのはこのテント。
アウトポール構造を採用してフライシートを吊り下げるタイプ。また、よく見ると吊り下げるフックがなく、代わりにショックコードをポールの周りに括り付けて固定する構造! 日本のテントには見られない斬新なデザインですね!
テント⑧:ファウデ「ドライブウイング」
再び登場のファウデブースには、クルマに連結するテントも展示。特に気になったのがこちら。カーサイドタープならぬカーサイドテントで、高さ2mを超える大型タイプ!
こちらもアウトポール構造で、ポール同士をクロスさせる構造になっていて強風や雨に強いデザインを採用。インナーテントも付属し、2人が寝られるサイズに設計されています。
外とクルマを行き来できる通路も設けており、クルマを中心にキャンプをする人にとっては便利かも!