テント①:ジャックウルフスキン「ベースキャンプ」
最初に紹介するのは、ジャックウルフスキンの巨大ドームテント。サイズは幅500×奥行き500×高さ250cmで、2mを超える高さは、会場の中でもひと際注目を集めていました。
ベーステントはノースやマウンテンハードウェアなど、日本でもコアなファンが増加中で、探している人もいるのでは?
インナーテントは3人用で、取り外し可能なフロアシートも付属。耐水圧5,000mmの100Dリップストップナイロンを採用して耐久性も問題なし。価格は3299.95ユーロ(日本円で約39万5994円 7/7現在)と高額ですが、他の人と被らないテントが欲しい人はあり!?
テント②:ジャックウルフスキン「ゴッサマーⅡ」
こちらもジャックウルフスキンのテント。UL(ウルトラライト)スタイルの人にピッタリなコンパクトテントです。海外ブランドを中心にこの手のテントは多く販売されていますが、このテントはひと味違ったデザインになっています。
ポイントは、フライシートをロールアップして固定できるところ。ベンチレーションがない代わりに、一部だけフライシートをめくることで通気性を確保しています。いちいちフライシートを取り外す必要がないので、手間も省けますね!
テント③:エクスペド「オリオンⅢ エクストリーム」
エクスペドは、2名用のトンネル型テントが優秀でした。中でもこちらは、トンネル型では珍しく入り口が前後2箇所あるので出入りが簡単です。
インナーテントは吊り下げ型で、取り外せばフライシートのみのシェルターとして使用可。トンネル型でありながら、フロントからバックにかけて非常に長いポールが入り、天井部を押し上げて広い空間を実現しました。このポールはフライシート内のスリーブに通すので、安定性・耐風性も抜群です。
テント④:エクスペド「アウタースペースⅡ」
同じくエクスペドのテント。こちらは取材班一同が「これ画期的!」と感じた新作コンパクト2ルームテントです。特筆すべき点は、「自立式のインナーテント」と「広いリビングの2ルーム構造」という組み合わせを実現したこと。
今までのテントは、自立式の場合は前室(小さいスペース)しかなく、2ルーム構造の場合はインナーが非自立式もしくは大型テントのみ。2人用のサイズでこの組み合わせを実現したことで、インナーテントの設営が容易、かつ広々と過ごせるリビングを確保しました。日本ではいつ手に入るのか、気になるところです!