早速「ogawa GRAND lodge CAFE」に潜入
では早速店内に入ってみましょう。
1階は広々とした明るい店内で、ogawaの製品やセレクトアイテムを販売している直営店。
そして、レジカウンターの脇にある階段を上った先、2階がカフェスペースになっています。
「アウトドアに触れる機会を増やしたい」から生まれたカフェ
2階にあがると、そこは別世界。大型のテントがずらりと並び、タープを活用した巨大スクリーンには映像が流れ、唯一無二のおしゃれ空間になっていました。大通りの一角にあるとは思えない非日常空間です。
客席はもちろん、ogawaのテントの中。モデルの異なる10張りが建てられていました。ここまでズラっとラインナップを見れるだけでも、貴重な時間が過ごせそう!
1階の直営店がオープンしたのは、2018年3月。それまでこの2階部分は倉庫として使っていたそうです。1階のフロア同様、広々と開放感のある空間を贅沢に使っています。
今回、この「ogawa GRAND lodge CAFE」について色々と話をしてくれたマネージャーの小室徳之さんは、ogawaの社員でキャンプ歴20年のベテランキャンパー。
老舗アウトドアブランドであるogawaは、「キャンプ未経験の方にアウトドアと触れる機会をもっと作りたい。気軽に安心してキャンプを楽しめる場所を作りたい」との想いで、このカフェをオープンすることにしたそうです。
ogawaの直営店「GRAND lodge」は、新木場店、小平店、高尾店(東京)、柏の葉店(千葉)の計4店舗ありますが、現在(2019/7月時点)カフェが併設されているのはここ小平店のみ。
ちなみに、テーブルや店内の備品などはDIYが得意な小室さんがスタッフとともに制作したんだとか。なかなかの力作です。
アウトドアメーカーならではのワクワク&やさしい目線
飲料水カウンターは、実際にキャンプで使うウォータージャグやマグカップが配置されており、キャンプ感モリモリ! クーラーボックスには冷えた氷が入っていました。
なかでも一番ユニークだなと思ったのが、こちらのシステム。
各テント(客席)の入り口にランタンが掛けられているのですが、ただのインテリアじゃありません。じつはこれ、ランタンの明かりを点灯する=店員さんを呼ぶ合図。ランタンが“呼び鈴”の代わりになっているんです!
室内ながらも、アウトドア気分にしてくれる工夫はさすがアウトドアメーカーならでは。この空間にいるだけで、なんだかワクワクしてきます。
客席は、お座敷席やイス席。小さなお子さん連れでも快適に過ごせるよう、お座敷スタイルの席を作ったそう。
また、店内にお子さんが多いときはスクリーンでアニメを流すこともあるそうで、「ママ~、ごはん待てない!」「パパ~、飽きちゃった!」なんてことを回避するのに役立ちそうです。ファミリーにはとくに嬉しい配慮ですね。
キッズ用のチェアも用意されていました。こちらもファミリーの客層を意識した配慮ですね!
あの“名作テント”をモチーフにした●●も……!?
キャンプ場やショップさながらの充実具合ですが、ここはあくまでもカフェ。ということで、肝心の食事はどうでしょうか? 早速、おなかペコペコの取材班もおすすめのメニューを聞いて注文しました。
テントの中に置いてあったカタログを見ながら料理の到着を待ちます。に、にくい演出……!(笑)