キャンプファーストな「A家」
トップバッターは、A家。大きな2ルームテントにタープ、カーミットチェアなど全体的に流行感ある高級ギアが揃っています。
相当キャンプにハマっている様子が伺えますね。
移動は高速で遠出:12,000円(往復)
すべてにおいてキャンプが最優先のA家は、行きたいキャンプ場があれば遠出も厭いません。
高速で3時間の移動もへっちゃらですが、その分高速代はかさみます。
高規格キャンプ場を利用:8,000円
キャンプ場の料金体系も様々で、場所によってはサイトの基本料金に加えて人数あたりの施設使用料がかかる場合があります。
さらに環境保全料が必要だったり、タープ設営は別料金だったりも。
【例】
基本料金:4,500円
施設使用料:3,000円(大人/1,000円×2、子供/500円×2)
環境保全料:500円
加算の結果、結構な額になるわけです。
買い物は道すがら:15,000円
食材や飲み物は、最寄りや途中のスーパーで購入。キャンプへ行く解放感から、ついあれもこれもと買ってしまうパターンです。
子供たちも欲しいものを次々とカゴに入れたりして、レジでやっと総額の大きさに気づき驚くことも……。
お風呂は近くの温泉へ:3,000円
銭湯ではない温泉施設は、大人一人あたり1,000円程度と入湯料もそれなりです。子供はその半額としても、家族4人で利用すれば3,000円程度かかります。
A家の合計金額:38,000円
というわけで、A家のキャンプは総額4万円近く! 一泊二日でこの金額、これでも「キャンプはお得」と言えるかはちょっと微妙なところですね。
計画的で堅実な「B家」
「春から秋にかけて月に一度はキャンプへ行きたい」というB家は、そのペースを維持するためにも一回のキャンプにかけるお金はしっかり決めています。
高速でも一時間以内:3,000円(往復)
行き先は、時間的にも金額的にも負担が少ない近場に設定。車内で退屈せずに済み、キャンプ場で遊ぶ時間も増えたりと子供にとっても良いことづくめです。
料金が”サイトベース”のキャンプ場を利用:4,500円
A家とは違い、サイトの利用料だけを支払うキャンプ場を利用します。整備されている芝生サイトより若干安めの砂利サイトを選ぶなど、5,000円以下が目安です。
食材は予算を決めて計画的に:7,000円
「食べ物・飲み物込みで7,000円」と予算を決めて、あらかじめ行きつけのスーパーで買っておきます。
貯めているポイントがつくうえ、しっかりリストアップして買い物をすると買い忘れも少なく、道中の散財もなくなります。
場内のコインシャワーを利用:600円
お風呂は、キャンプ場内備え付けのコインシャワーで。10分300円を親子二組に分かれて素早く利用すれば、600円!
B家の合計金額:15,100円
楽しみつつ締めるところはしっかり締めるB家は、合計金額は約15,000円。キャンプへ定期的に行くなら、計画性はより大事ですね!