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【キャンパーズ・ハローワーク】好きを仕事に!自然の中で働く10のお仕事(3ページ目)

⑤自然を案内する「ネイチャーガイド」

ネイチャーガイド

出典:PIXTA

山や森、川、海などで安全な楽しみ方をレクチャーする仕事です。自治体の観光協会や民間観光会社、NPO団体などに所属して活動するのが一般的です。

ネイチャーガイド

観光客のニーズに合わせてコースやメニューを考える企画力、自然を楽しんでもらうためのサービス精神やプレゼン能力が求められます。もちろん安全面の確認もマストです。

特にネイチャーガイドになるための王道ルートはありません。まずはエコツアー会社や自治体などに就職して、そこで取り組むのが近道でしょう。

⑥木を切るだけじゃない「林業従事者」

林業従事者

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森林を維持管理し、育成した木を木材資源として伐採する仕事です。

ただ切るだけでなく樹木を伐採したあとに苗木を植え、しっかりした木が育つよう雑草を刈り、枝打ちをし、間伐をおこないながら豊かな森林を再生させるのです。

林業従事者

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夏は蒸し暑くて虫に刺されることも多く、一方で冬はかなり寒いので環境耐性の強い人が向いているでしょう。

過酷ではありますが、自然好きにはやりがいのある仕事です。林業従事者になるだけならこれといった資格は不要ですが、運搬時の特殊車両を扱える免許があると有利でしょう。

⑦丸太の家を建てる「ログビルダー」

ログビルダー

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丸太を組み上げ、ログハウスを建てる仕事です。設計から施工、内外装にいたるまですべてをカバーする知識と技術が求められます。

ログハウスには大きく分けて3種類あります。手作業で原木の皮剥ぎをして1本ずつ積み上げる「ハンドカット」、工場で成型した丸太で作る「マシンカット」、在来建築の梁と柱に丸太を使う「ポスト&ビーム」に分けられます。

ログビルダー

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ログビルダーの醍醐味はハンドカットですが、直径30cm、長さ12m近い1トンの丸太を運んだり削ったりするので相当な重労働です。高所作業の危険も伴います。

ですが、一点ものの丸太の家を作る喜びは何物にも代えがたいでしょう。まずはログを扱っている施工会社に就職し、イチから修行するのが正攻法です。

⑧いつかやってみたかった「キャンプ場経営」

キャンプ場経営

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キャンパーに最も身近な野外の仕事がこちらではないでしょうか。「これ、自分でもやれるんじゃないの?」とボンヤリ考えたことのある人もいるでしょう。

オートキャンプ場を開業するにあたってイチから用地を取得する場合は届け出が必要になってきます。また、土地によっては開業できないところもあります。

キャンプ場経営

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また、バンガローを併設する場合は旅館業法をクリアする必要があります。

ビジネス的には季節や天候によって客足にかなり偏りがあるので、純粋にキャンプ場のみで成り立たせるのはなかなかハードルが高いのが現状です。

イベントを開催したり、グッズを制作してネット販売するなど、収益をあげる独自のアイデアでライバルと差別化する必要がありそうです。

⑨野山を駆け抜ける「トレイルランナー」

トレイルランナー

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近年、自然を舞台とするスポーツとして注目度が高まっているトレイルラン。ウエアやアイテムなども選択肢が一気に広がって、競技人口も増加しています。

ただ、趣味として楽しむ人は多いですが、これを仕事とするには工夫が必要になりそうです。大会の賞金をあてにするのは世界でも指折りのトップクラスに限られるので、はじめはインストラクターが現実的な選択でしょう。

トレイルランナー

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常に危険がつきまとうスポーツなので、受講者たちの安全対策は重要です。トレランをビジネスにしているスポーツメーカーや地域団体などに所属するといいでしょう。

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