陶板プレートってどんなアイテム?
信楽焼の陶器メーカーが製造
この陶板プレート、滋賀県の信楽町にある陶器メーカー「明山」が製造したアイテム。信楽町といえば、かつては日本の原風景だった火鉢の製造において、全国シェア80%を占めていた歴史を持つまさに”陶芸の里”です。
このプレートも、火鉢と同じく耐火性に富む信楽の土で作られた「信楽焼」だから、歴史と伝統に基づく安心の品質なんです。
サイズや重さは?
まずは気になるサイズや重さからチェック。持ち手がない側の直径は354mm。持ち手の内側が300mm、外側が410mm。厚さは10mmで重さ1.9kgと、少し重めのお盆をイメージしてもらうといいかもしれません。
小学生くらいの子どもでも難なく持ち運べると思います。
実際にBBQグリルに置いてみるとこのような形に。四角ではなく円形のプレートなのでバランスを取るのが難しいかなと思ったのですが、筆者が使っているBBQグリルと合わせた場合は、写真のように持ち手をはみ出すように置くことで安定しました。
イワタニのカセットコンロ「カセットフー タフまる」に乗せると上の写真のように取手が出るサイズ感。カセットコンロの場合、ガス缶の上に陶板がかかると輻射熱が危険なため、やや左側へズラす必要があります。
ゴトクのサイズが極端に小さいコンロの場合は、バランスが取れないので注意が必要です。
陶板プレートでのBBQはなぜワンランク上なのか?
陶器の高い蓄熱性と、遠赤外線効果で驚きのおいしさに
それではいよいよ本題に! 陶板プレートがなぜワンランク上のBBQを実現してくれるのか。1つ目の理由はその材質にあります。
高い蓄熱性と遠赤外線効果を持つ陶器製の陶板プレートは、食材の芯までしっかりと熱を通しながら水分の減少を抑えてくれます。だからお肉も野菜も驚くほどふっくらジューシーに焼き上げてくれるんです。
炒めるもよし蒸すもよし……とにかく万能!
さらに、網焼きのBBQと違って炒めるのも蒸すのもお手のもの。餃子や魚介類のワイン蒸しなどさまざまなレパートリーが楽しめます。
錆びないし焦げ付きにくいからお手入れもラクちん!
また、鉄製の網や鉄板と違って陶器製だから錆びることがなく、焦げ付きにくいというメリットが。洗うのがラクな上、錆び防止に油を塗る必要もないんです。
信楽焼の味わいとフラットなデザインがフォトジェニック
そして、信楽焼ならではの味わいある佇まいとフラットなデザインも魅力の1つ。食材をよりおいしく見せてくれて、フォトジェニックなワンシーンを演出してくれますよ。
実際にBBQで使ってみた結果……!
それでは実際に使ってみた様子をご覧ください。「陶器」で作られたメリット&デメリットを強く実感する結果となりました。