ついにトヨタのあの名車が復活!
それが新型「RAV4」です。オッサン世代は若かりしキムタク登場のCMを思い出す人もいるんじゃないでしょうか。当時から外遊びゴコロ満載のクルマでした。
RAV4は1994年に初代が登場し、2016年に国内販売はいったん終了。22年の歴史に幕を下ろしましたが、このたび2019年に再デビューを果たしたのです!
積載ならまかせろ!
それでは、トヨタの新型RAV4がどれだけキャンパー向きかをチェックしてみましょう。まずはアウトドアでの死活問題「積載」から。
クラストップレベルのラゲッジ容量
特筆すべきはその積載量。なんと580Lを誇ります。
日産・エクストレイルで565L、スバル・フォレスターで520L、トヨタ・ハリアーで456L、マツダ・CX-5で505Lなので、ざっと見渡してもいかにRAV4の積載量が優れているかお分かりいただけるのではないでしょうか。
シートアレンジで長尺モノもOK
ただ容量が大きいだけではいろんな形状のキャンプギアを効率的に収納するには万全じゃありませんね。その点も安心。しっかりシートアレンジが効きます。
使いやすい6:4分割可倒式リアシートなのでテントやポールなどの長尺モノも思いのまま。SUPやサーフボードといったキャンプ+αの遊び道具も積載可能なんです。
両手がふさがっていてもリアゲート開閉
ランタンや食器などの細かなギア類はシェルコンなどにまとめて詰めていることが多いと思いますが、クルマに積み込む際いちいち地面におろして、ゲートを開けて、また荷物に手を伸ばして……みたいなのは面倒ですよね。
その点RAV4であれば足先を近づけるだけでリアゲートを開閉できるハンズフリー仕様。これで両手がふさがっていても楽勝です。
デザイン、色が選びホーダイ!
いくら積載力があっても、肝心のデザインがイケてないようじゃ本末転倒ですよね。でもご安心あれ。エクステリアもこれまた画期的なんです!
フロントデザインが2種類!
フロントマスクが2種類用意されているのもRAV4の特徴です。
「アドベンチャー」グレードはつや消しブラック主体の骨太デザイン。対して「G」「X」といったそれ以外のグレードは洗練されたメッシュグリルになっています。これは顔の好みで選ぶ人も出てくるかも?!
カラバリもなんと12色
色も豊富で、好みのカラーをチョイスできます。単色だと全8色、ツートーンで全4色というバリエーションの多さは圧巻。
これでキャンプ場でもなかなか人とかぶらずに済みそうです。
さらにココがキャンパー好み!
ここまで「積載力の高さ」「ルックスの良さ」をご紹介してきましたが、RAV4のスゴいところはまだまだあるんです!
電子レンジすら動かせる家庭用コンセント
ポータブル電源がすっかりキャンプギアとして定着しました。つまりは電気がいかにキャンプの可能性を広げるかという証拠ですよね。
その点、RAV4のハイブリッド車であればAC100V・1500Wのコンセントがオプションで装着OK。例えば車載電源で携帯を充電しながら電気ポットでお湯を沸かし、LEDランタンも点灯、みたいな至れり尽くせりも可能です!
滑りやすい路面でも安定走行
山深いキャンプ場にアクセスする場合、路面状況は決していいとはいえないでしょう。ましてや雪の時期にはスリップの危険も……。
そのあたりの不安を解消してくれる機構「マルチテレインセレクト」「SNOWモード」などを搭載し、オフロード走破性をより高めています。
開放感バツグンのサンルーフ
よく晴れた午後は、木漏れ日を感じながらドライブすれば往復のロングライドも気持ちのいい時間に早変わり。「ムーンルーフ」を搭載すればオープンカーのような開放感を得られるでしょう。
気になる点は……
かなり良さげなRAV4ですが、ここでちょっと気になる点にも目を向けてみます。