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ほどけにくくて、ズレにくい「靴ひもの強い結び方」をこの機会に覚えておこう!(2ページ目)

正しく結べてないと、こんなデメリットが

靴ひも

出典:楽天

きちんと靴ひもが結べていないと、こんなことが起こってしまいがち。

すぐほどけてしまう

靴ひも

出典:PIXTA

すぐひもがほどけるのって、イライラしますよね。いちいち結び直すのは面倒なものです。最悪、自分の靴ひもを踏んで転倒してしまう可能性も。

ケガの危険が高まる

テーピング

出典:PIXTA

しっかり結べてないと靴の中で足が遊んでしまい、多少の段差でグキッとひねったり、くじいたりする原因になってしまいます。

見た目的にもだらしない

靴ひも

出典:PIXTA

靴ひもの結び方が汚いと、見た目にもなんだかだらしない印象を醸し出してしまいます。街履きの際はとくに悪目立ちしてしまいますね。

まずは靴ひも「基本のキ」から

靴ひも

出典:PIXTA

靴ひもをしっかり結べていないと、けっこうマイナス点があることが分かりました。それを踏まえてまず、2つの基礎知識からマスターしておきましょう。

靴ひも知識①:丈夫な「丸ひも」と、フィットする「平ひも」

まる紐

出典:PIXTA
靴ひもの形状には大きく分けて2種類あります。丸ひもと平ひもです。これが「丸ひも」。
ブーツやトレッキングシューズなどに採用されることが多く、丈夫で切れにくいという特性があります。

平ひも

撮影:筆者

対してこちらが「平ひも」。フィット感が高く、スニーカーに多く見られます。

靴ひも知識②:オーバーラップとアンダーラップ

オーバーラップとアンダーラップ

撮影:筆者

靴ひもをホールにかけていくやり方も、スタンダードなもので2種類あります。

ホールの上から通していくのが「オーバーラップ」、下から通していくのが「アンダーラップ」です。一番下の位置のひもをみると、上下どちらから通っているか分かりやすいですね。

よりフィット感を求めるなら、ズレにくいオーバーラップ。長時間着用するなら、自然な履き心地のアンダーラップがいいでしょう。

しっかり強固に結ぼう!

靴ひもの強い結び方

撮影:筆者

それでは実際に「靴ひもの強い結び方」を実践してみましょう。今回は平地のキャンプ場を想定し、オーバーラップを採用します。

まず全体にゆるめる

靴ひもの強い結び方

撮影:筆者

まず、全体にひもをゆるめます。結び目だけほどいて、無理やり足を突っ込むのではなく、全体に緩めてから足を通しましょう。

足を入れたらかかとをトントン

靴ひもの強い結び方

撮影:筆者

かかとのフィットがとても重要なのです。これによりホールドが左右されます。かかとを軽くトントンとさせて、靴と足がしっかり密着するようにします。

均等にテンションがかかるよう締める

靴ひもの強い結び方

撮影:筆者

ゆるめた靴ひもを下から締めていきます。このとき、テンションがバラバラにならないよう、どのひもも足に等しくテンションがかかるよう意識して締めていってください。

強い結び方①:2重蝶結び

靴ひもの強い結び方

撮影:筆者

さあ、いよいよ仕上げの「結び」です。いちばんメジャーなのは「蝶結び」でしょう。

もちろんこれでもいいですし、誰もができる結び方だと思いますが、これを2重にすることでさらに強固になるのです。

やり方は、まず普通の蝶結びを作ります。その際注意したいのが、最後キュッと締め上げないこと。まだ余裕をもたせておきます。

靴ひもの強い結び方

撮影:筆者

余裕を持たせたことで真ん中にできた穴に、蝶の羽部分の片側をもう一度くぐらせます。

靴ひもの強い結び方

撮影:筆者

そして左右の「蝶の羽」を引っ張り……。

靴ひもの強い結び方

撮影:筆者

これで完成です!見た目は普通の蝶結びとそう変わりませんが、とても高い強度になっています。

靴ひもの強い結び方

撮影:筆者

一連の流れを見てみるとこんな感じ。蝶の羽の片側をもう一度くぐらせるのがポイントです。

ほどくときは通常の蝶結びと同じで、左右から引っ張るだけでOKです。練習してマスターしてみてください!

お次も強度の高い結び方です。

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