料理その②:北欧の定番パン「バノック」
次に、北欧で手軽に作れることで知られるバノックも教えていただきました。場所によってはスコーンとも言われるこの料理は、キャンプでも作れるだけでなく、先ほど作ったチリコンカンとの相性も抜群です! 材料はこちら。
A
・強力小麦粉 1カップ
・ベーキングパウダー 小さじ1
・スキムミルク 大さじ1
・塩 ひとつまみ
・水 約80cc
・バター 大さじ1
ミックスナッツ 適量
レーズン 適量
とろけるチーズ 適量
バター 適量
最初にジップロックのような密封タイプの袋にAの材料を入れて混ぜます。
水を少しずつ入れていき、耳たぶくらいまでやわらかいまで揉みながら生地にしていきます。
生地がある程度できてきたタイミングで、ミックスナッツやレーズン、細かくしたとろけるチーズなどをお好みで入れます。アレンジを加えたい人はオススメですよ!
鍋にバターを入れ、小分けにした生地を入れます。
両面に焦げ目がつき、膨らみが出てきたら完成! 焼き目が入れば外はサクッと、中はモチっとした食感で、コーヒーとともに頂きたい一品です。
イベントに参加された方たちは、グループで一緒に楽しみながら作ったこともあり大満足の様子! チリコンカンはチリペッパーの量や食材の炒め具合によって辛いものから深みのあるものまででき、味の違いを楽しんでいました。
そのほかにも、イベントではゲストの得意技を披露
料理を作って参加者で楽しむことがメインですが、ひと通り終わってから阿諏訪さんが普段のキャンプでやっている技を披露していただきました。
阿諏訪さんはキャンプ芸人・ひろしさんも所属する「焚火会」のメンバーで、ブッシュクラフトのような本格野営を楽しまれているんです。
阿諏訪さんのキャンプは、クルマで行くのではなくザックに収納して行くんだとか。釣りも好きということもあり、竿やリールも付いているのが興味深いですね。
荷物を紹介した後は、ご自身が持っている道具でイチから火起こしをしていただきました。
金属に擦ることで火花が散る石の説明や小さな火をつけるために麻紐を用意するといいこと、そして小さい火から大きく火を育てるための方法など、事細かに説明いただく様子に、参加は終始目が釘付け。火起こしが成功すると拍手が起こりました。
イベントの最後はクイズ大会。フェールラーベンに関することや阿諏訪さんが考えたクイズに答え、正解した人からプレゼントをもらうコンテンツも大盛況。人気のバッグをもらう人もいて、大満足の表情でイベントは終了しました。
キャンプだけでなく料理も楽しみながら過ごそう
本格的なキャンプ料理は難しそうと思って敬遠されがちですが、実は専用の道具を使わずともチャチャっと作ることができます。今回紹介した料理も、思ったより簡単と思った人もいるのでは? 次のキャンプで、ぜひ試してみてくださいね!
Have a nice time with the easy cooking !
簡単な料理で楽しい時間を!