まずは収納袋から中身を取り出す
まずはテントが入っている収納袋をチェック。このなかに設営に必要なアイテムがすべて収納されています。収納時サイズは約φ30×74cm、重量は約17.5kgなので、テントサイトまで距離があっても苦になりません。
こちらが収納袋から取り出した中身。写真下から時計回りにフライシート、インナーテント、ポール、ハンマー、ペグ、収納袋、ロープです。ペグはスチール製とプラスチック製の2種類が入っています。
ポールをつなげてスリーブに通していく
収納袋から中身を取り出したら、最初にポールをつなげます。ポールの組み立ては子どもたちでも簡単。
次にテントを広げます。1人だとテントを広げるのもひと苦労しますが、みんなで広げればスムーズ!
広げるタイミングで、ロケーションを確認しながら入口を決めましょう。また、高山だと昼間でも寒いことがあるので、森林のなかに設営するときは日が差し込む方角も意識することも大切。地面に岩や石がある場合は先に退かし、なるべく地面をフラットに。
テントを広げたら、スリーブ(筒状の部分)にメインポール4本を通します。最初にすべてのポールをスリーブに通してからグロメット(ハトメ部分)に差し込みます。
ここでポイント! もう一方のグロメットに入れる際は力が必要。下のロープを踏みながら差し込むと入りやすいんです。
テントを広げる際の支点となる後方部を、2箇所ペグで仮止めします。
と不安げですが、梨菜ちゃんは初めてとは思えないほど器用にペグを打ち込んでいきます。キャンプ場によってはプラスチックハンマーでは刺さらないところがあるので、事前に確認しておきましょう。
テントを広げて形を整える
ペグで仮留めをしたら、寝ているテントを起こします。前室部分を持ち、張りが出るまで前に引っ張ります。引きずるより、持ち上げて動かすほうがテントへのダメージも軽減されます。
張りが出たことを確認できたら、前方部(入り口)をペグ打ち。
ひさし機構のスリーブにポールを入れる
テントが自立したら、ひさし部分に一番短いポールをスリーブに通して固定します。
ロープを張ることで、よりテント自体に強度が増します。テント本体のペグ打ちとロープを張らないと、強風でテントが飛ばされてしまう可能性もあります。ここでは雄介くんもお手伝いしてくれました。
最後にインナーテントをつけて、2ルームテントの完成です!
初心者でも簡単に設営することができ、設営時間も約15分。慣れればもっと時短で設営ができちゃいます。お疲れ様でした!
無事にテントが完成!実際に中に入って体験してもらった
さて、完成したテントの中に一目散に入るファミリー。実際の感想を伺いました!