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英語? 技術? 無くても無問題! アメリカ・ハイク&キャンプ旅入門(#03 移動編)(2ページ目)

いたるところにあるキャンプ場をハシゴ

アメリカのキャンプ場利用

さて、クルマをゲットしたらロードトリップの始まりです。混み合う都会は運転の難易度も高いので、慣れないうちはさっさと脱出してしまいましょう。

アメリカの町は大体そうですが、長くても2時間も走れば、広々とした道路に出られるので、むしろ日本より運転はラクになります。個人的に気をつけていることを上げると「車間距離はかなり多めに」「積極的に道を譲る」ということ。あとは「できるだけ夜間に運転しない」。この3つを意識するだけで、だいぶ安全に運転できるはずです。

アメリカのキャンプ場利用
アメリカには、いたるところに国や州が運営しているキャンプ場が存在します。これを利用すれば、宿泊費はかなり抑えることができるので、キャンプ好きの人にはオススメです。

大抵の場合、ゲート付近に写真のような看板が出ています。ここにはルールなどが記されているので、頑張って解読しましょう。場所などによって料金は変動しますが、いままで訪れた場所は15〜26ドルの間でした。ただし、ハイシーズンの週末などは混むことも多いので、そういう日は、朝早めにキャンプ場に到着するようなスケジューリングが必要です。

アメリカのキャンプ場利用

料金の支払い方ですが、先ほどの看板の横にポストがあるので、そこから封筒を取り出します。その封筒に必要事項(氏名、住所、クルマのナンバー、利用サイト番号など)を記入して、料金を封筒に入れ、同じポストの投函口に入れるだけ。

アメリカのキャンプ場利用

封筒の一部は切り取れるようになっていて、このレシートを各サイトの番号が書かれた柱に止めておけば、OK。簡単でしょ?

慣れてきたらRV旅にも挑戦!

RV レクリエーショナル・ヴィークル

アメリカをロードトリップしていると、数多くのキャンピングカーとすれ違うはずです。実はキャンピングカーは和製英語で、アメリカでは「RV(レクリエーショナル・ヴィークルの略)」や「モーターホーム」と呼んだりします。そのバリエーションも様々で、まさに家のような豪華なものからピックアップトラックを改造したものまで、たくさんの種類があります。旅行者用のレンタルサービスもあるので、そこを利用すれば誰でも気軽に憧れのRV旅を楽しむことができます。

RV レクリエーショナル・ヴィークル

これは7人用。ベッドが前後に付いていて、テーブルとソファも変形してベッドになります。全長が9mを超えるので、運転、とくにバックは難しい。

もっと小さな5人用だと、ハイエース・ロングくらいのサイズ感なので、はじめはそちらがいいかも。料金は、その時に利用可能な台数などによって変動しますが、ハイシーズンの時でも7人集めてみんなでシェアすればレンタカーとホテルを合わせた金額よりはかなり安くすむはずです。

RVパーク

宿泊はこのようなRVパークと呼ばれる場所を利用します。またキャンプ場によってはRV区画が用意されている場合もあります。利用料金は20〜70ドル程度。RVパークではダンピング(トイレの処理)、水や燃料の補給、充電などができます。

中には大きなプールがあったりと、アミューズメントパーク的なRVパークも存在しますよ。

以上、簡単ですが、アメリカでの移動についてでした。これでトレイルヘッドまで無事に辿り着けそうですかね。次回の最終回では、僕が実際に歩いたトレイルをいくつか紹介したいと思います。

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