英語? 技術? 無くても無問題! アメリカ・ハイク&キャンプ旅入門(#03 移動編)

2019/06/07 更新

アメリカのハイキングやキャンプには憧れるけど、ハードル高いんでしょ? そんな風に諦めるのは早計です!英語はカタコト、スキルはホドホド。そんな筆者が実際にアメリカでハイキング・キャンプ旅をしてきて見えてきた実態を、全4回でご紹介。今回は第3回の移動編。トレイルヘッドまでの移動や道中についてです。


アメリカではクルマがないとかなりキツイ


アメリカのロードトリップ×ハイキング・キャンプをしてわかってきたあれこれを、全4回に渡ってお届けする企画の3回目。今回は「移動編」です。
前回は、アメリカでキャンプをするのに必要なもの「装備編」でした↓


アメリカは古くからクルマ社会。国土が広大なこともあって、日本のようにきめ細やかな鉄道網は敷かれていません。バスという選択肢もありますが、本数も少なく自分のペースで旅ができないため、体力的にかなり削り取られます。

都市部だけの観光であれば公共交通機関でも問題ありませんが、ハイキングやキャンプをしたいなら、やはりレンタカーを借りるのが一番てっとり早いと思います。

「ハードル高い!」と思うかもしれませんが、実は簡単です。まず予約ですが、空港に併設されているような大手のレンタカー会社であれば大抵WEBサイトで日本語での予約ができます。

あとはその予約書のプリントアウトを「あいはぶりざべーしょん(予約してます)」という魔法の言葉とともに、カウンターに出すだけ。この時「パスポート」「日本の免許証」「国際免許証」「予約時のクレジットカード」も要求されるので、最初に一気に渡してしまいましょう。あとは鼻歌でも歌っていれば手続きは完了です。


いたるところにあるキャンプ場をハシゴ


さて、クルマをゲットしたらロードトリップの始まりです。混み合う都会は運転の難易度も高いので、慣れないうちはさっさと脱出してしまいましょう。

アメリカの町は大体そうですが、長くても2時間も走れば、広々とした道路に出られるので、むしろ日本より運転はラクになります。個人的に気をつけていることを上げると「車間距離はかなり多めに」「積極的に道を譲る」ということ。あとは「できるだけ夜間に運転しない」。この3つを意識するだけで、だいぶ安全に運転できるはずです。

アメリカには、いたるところに国や州が運営しているキャンプ場が存在します。これを利用すれば、宿泊費はかなり抑えることができるので、キャンプ好きの人にはオススメです。

大抵の場合、ゲート付近に写真のような看板が出ています。ここにはルールなどが記されているので、頑張って解読しましょう。場所などによって料金は変動しますが、いままで訪れた場所は15〜26ドルの間でした。ただし、ハイシーズンの週末などは混むことも多いので、そういう日は、朝早めにキャンプ場に到着するようなスケジューリングが必要です。


料金の支払い方ですが、先ほどの看板の横にポストがあるので、そこから封筒を取り出します。その封筒に必要事項(氏名、住所、クルマのナンバー、利用サイト番号など)を記入して、料金を封筒に入れ、同じポストの投函口に入れるだけ。


封筒の一部は切り取れるようになっていて、このレシートを各サイトの番号が書かれた柱に止めておけば、OK。簡単でしょ?

慣れてきたらRV旅にも挑戦!


アメリカをロードトリップしていると、数多くのキャンピングカーとすれ違うはずです。実はキャンピングカーは和製英語で、アメリカでは「RV(レクリエーショナル・ヴィークルの略)」や「モーターホーム」と呼んだりします。そのバリエーションも様々で、まさに家のような豪華なものからピックアップトラックを改造したものまで、たくさんの種類があります。旅行者用のレンタルサービスもあるので、そこを利用すれば誰でも気軽に憧れのRV旅を楽しむことができます。


これは7人用。ベッドが前後に付いていて、テーブルとソファも変形してベッドになります。全長が9mを超えるので、運転、とくにバックは難しい。

もっと小さな5人用だと、ハイエース・ロングくらいのサイズ感なので、はじめはそちらがいいかも。料金は、その時に利用可能な台数などによって変動しますが、ハイシーズンの時でも7人集めてみんなでシェアすればレンタカーとホテルを合わせた金額よりはかなり安くすむはずです。


宿泊はこのようなRVパークと呼ばれる場所を利用します。またキャンプ場によってはRV区画が用意されている場合もあります。利用料金は20〜70ドル程度。RVパークではダンピング(トイレの処理)、水や燃料の補給、充電などができます。

中には大きなプールがあったりと、アミューズメントパーク的なRVパークも存在しますよ。

以上、簡単ですが、アメリカでの移動についてでした。これでトレイルヘッドまで無事に辿り着けそうですかね。次回の最終回では、僕が実際に歩いたトレイルをいくつか紹介したいと思います。

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櫻井 卓

雑誌畑のライター。30過ぎから旅に目覚め、ヨセミテなど、アメリカの様々な国立公園を巡る。ロードトリップとハイキングやキャンプを組み合わせるのが好みのスタイル。体力は人並み、英語は人並み以下。人並み以上なのは仕事を休むスキルだけ。Instagram:@sxuxb.sakurai

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