5. 食事
外遊びに夢中で、食事が後回しになってしまいがちな子供たち。バーベキューを堪能した大人がしっかりお腹いっぱいになったころ、「お腹空いた~」と来ることもあります。
しっかり食べないと体調を崩してしまいかねないので、子供が食事を取れているかも気にかけましょう。遊びの合間に食べやすいおにぎりやお腹にたまるカレーなど、子供が食べやすいメニューを用意するといいですね。
6. 体調管理
食事同様、時間を忘れてはしゃぎまわってしまうことも。夏場に川の中が気持ちいいからと長時間入っていると、本人に自覚症状のないまま低体温症に陥ってしまうケースもあります。
マメに声をかけて休憩させ、炎天下の場合は特に水分補給を促しましょう。
7. 存在確認
整備されているキャンプ場も、中心エリアから一歩離れると木々が鬱蒼(うっそう)としていて危険な場所も多くあります。
小さい子供であれば、自分のサイトへの帰り道を見失ってしまいかねません。月齢・年齢が小さいほど、目を離さないことが大事です。ある程度物心がついている子供であれば、はぐれてしまった時のためにサイトの目印や集合場所を伝えておくといいでしょう。
8. 過信しない
小学生も中・高学年となると、幼児に比べればしっかりしているように見えるかもしれません。しかし、普段とキャンプは別。非日常感から悪ノリしたり、不注意によるケガが起こらないとも限りません。
「いつもとは違う環境である」という意識は、保護者も忘れてはなりません!
9. 危険物の扱い
アウトドアの雰囲気を盛り上がる、ナイフや火を使ったアクティビティ。特に男の子は興味を示すジャンルですが、不慣れな子供には危険が付き物。
刃物や火を使う場合は、必ず大人が側について見守ります。また薪割りを体験させる際、軍手は手元が滑らないよう鉈や斧を持つ利き手には装着しないよう促してあげましょう。
10. 万が一の事態への備え
気をつけてはいても、事故や怪我は起こってしまうこともあります。消毒薬や包帯など応急処置ができるファーストエイドキットを備えておきましょう。
また現地で病院に行くことになった場合に備えて、健康保険証を持っておくと手続きがスムーズ。紛失が心配なら、コピーを持っておくと安心です!
対策を万全にして、キャンプで子供の成長を見届けよう
いつも通りにいかないアウトドア、ハプニングがあると焦ってしまうのは大人も一緒ですが、子供は意外と敏感。大人のいつもとは違う表情や焦りを読み取ったりします。
子供も保護者ももうひとつ気をつけたいのが、危険意識が高まりすぎること。現地で「あれだめ!これだめ!」が過ぎると、子供もいまいちアウトドアの魅力を感じられなくなってしまいます。
そうならずに済むよう、保護者は事前に心構えと準備を。気をつけるべきポイントは簡潔に伝えるなど見守る姿勢を基本に、親子で楽しい思い出を作りましょう!
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