アークテリクス公式サイトが『本社スタッフ全員持ってる』と明言する服「アトムLT」の魅力とは?

2019/04/24 更新

パタゴニアといえばフーディニジャケット、ノースフェイスといえばヌプシ……とブランドにはそれぞれアイコンとなる代名詞的アイテムが存在します。アークテリクスにとってはアトムLTがそれにあたり、公式サイトにも「本社のスタッフが全員持っている」とうたわれています。何を着ていいか迷う春にこそ着てほしい、アークのアトムにスポットを当ててみました!


生地中画像撮影:すべて筆者

アークテリクス「アトム」シリーズとは?

ライフスタイルに沿ったウェアを提案する「24」シリーズや、都市生活に特化したコレクション「ヴェイランス」シリーズなど、アウトドア以外のフィールドでも何かと話題のArc’teryx(アークテリクス)。

なかでもブランドの代名詞的存在として君臨するのが「アトムLTフーディ」なるアイテムなんです。


アークテリクスでは「ATOM(アトム)」のように「BETA(ベータ)」「GAMMMA(ガンマ)」など、環境や状況によって使用するウェアをシリーズごとに分けています。

この「アトム」はミッドレイヤー、いわゆる中間着になります。高い撥水性と透湿性が備わっているものです。


「LT」ってナニ?


さらに「AR(オールラウンド)」「LT(ライトウェイト)」「SL(スーパーライト)」と、機能や重量などで分類されており、目的にあったウェアを見つけることができます。

「LT」はオールラウンドよりも軽く、スーパーライトよりやや中綿の多いモデルを指します。つまり「アトムLTフーディ」は「中綿入りで軽いフード付き中間着」というわけです。

「アトムLTフーディー」徹底解剖!

公式サイトに「アークテリクスの本社スタッフ全員が持っている」と明言されているこのアイテム。女性に至ってはほとんどが2着以上持っているのだそう。(詳細はこちら

その魅力の秘密はいったいどこにあるのか、チェックしてみましょう!

シンプルながら高い撥水性と透湿性


表地は一見レインウェアのようなパキッとした感じがないので、水に強いようには見えません。

ですがDWR(耐久撥水)という、撥水機能が長持ちする加工が施してあるので多少の雨には負けないのです。
また季節の変わり目につきものの強風も通さない耐風性能を備えています。ミッドレイヤーなのに優秀アウターとしても活用できるので、3シーズン着用できるというお得感もありますね。

本当にムレなくて感動


何より湿気がこもらないというのが日常生活では本当に助かる機能です。たとえば通勤電車の中で蒸し暑いけれど、汗はかくもののいちいち着脱は面倒くさい……なんてシーンもありますよね。

その点このウェアはずっと着ていてもほとんど蒸れません。筆者もアトムを着て運動してみましたが、汗の不快感が全くありませんでした。
登山ウェアは脇身頃にベンチレーションを搭載していることが多いですが、あれは脇の動脈の熱を逃がすためというちゃんとした理由があります。

アトムはサイドパネルに「Polartec(ポーラーテック)」のストレッチ素材を使用することで、ベンチレーション機能動きやすさを追加したハイブリッドな仕様となっています。

薄くて暖かいスペック

「アトムLTフーディ」は薄手の部類に入るウェアですが、しっかり暖かさを備えています。ここは本格的な登山・クライミングウェアを開発しているアークテリクスだからできる技術。

そして薄手だからこそ、THEアウトドアウェアというような主張的な野暮ったさが無く、街着としても決してオーバースペックすぎないちょうど良さを発揮してくれるのです。


ダウンではなく、「コアロフト」というオリジナルの中綿を採用しています。こちら圧縮性も極めて高いので、自前の小さめのスタッフサックにもすっぽり入りました。

これならカバンに忍ばせておいても邪魔にならないですよね。圧縮した状態から、取り出してサッとひと振りすれば元のボリュームに戻ってくれます。


重量を計ってみたところ、わずか392gでした。コアロフトは軽い上に水分を含みにくいのと通気性のよさが特徴です。

ダウンと比べると保温力は劣るものの、天候に左右されにくいというメリットがあります。

デザイン面は「シンプルこそ正義」


とにかくデザインはシンプルのひと言。完璧な引き算で必要な機能だけをセットした万能ウェアといえます。

本格的な山用ウェアということもあり軽量かつ高機能というのはマストですが、デザイン面も掘り下げてみていきましょう!

便利なポケット


ポケットはフロントにハンドフォーマーポケット。裏地に胸ポケが1つ付いています。胸ポケはスマホを入れるのにちょうどいいくらいの大きさ。

風に強いフード


ヘルメット対応のフードはニット帽やキャップをかぶった状態でもかぶれる深さ。フロントジップは顎まで到達するので、首元に風が侵入しない作りになっています。

フードの締めつけは裏のトグルで調節可能なので、こちらも風の強い日にはありがたい機能です。


とにかく動きやすい


袖口はストレッチニットカフスという機能により着脱が楽になっています。さらに袖を程よく締めつけてくれるので風が入ってきません。

こういう細かいディテールへのこだわりが、ストレスなく着る上でけっこう重要なポイントだったりします。


もちろん裾部分にもドローコードを完備しています。思いのほか冷え込むこの季節のキャンプ場では意外と出番が多い機能かも!?
ITEM
アークテリクス アトムLTフーディ
■タフタ素材の表地は DWR (耐久撥水)仕上げ
■軽量かつコンパクトなCoreloftインサレーション使用

気になる点は……


一方で、少し気になる点もあえて挙げておきます。それは収納力。キャンプで使うにはもう少しポケットの数があるといいなあとは思います。

ですがこれだけ機能面やデザイン面が充実していれば、こと収納に関してはポケットの多いアウターを上から重ね着したり、サコッシュを使用することで対応可能ですね。

万能ウェアを1着は持っておこう

機能的なウェアはギア同様、それぞれのシーンに合うよう自分で工夫しながら着る楽しさがあります。

皆さんも通勤バッグの中にしのばせたり、キャンプ用防寒具として着込んだり、街着としてコーディネートを楽しんだり、いろいろなシーンで活用できるこの高機能ウェアを相棒にしてみませんか?

アークテリクスはシューズもひと味違う!

靴ひもでなくバックルで調節するタイプ、これは気になります。

Functional wear to succeed in variety scene

さまざまなシーンで活躍する高機能ウェア


関連する記事

この記事が気に入ったら
「いいね!」をしよう
山田昭一

ファッション、アウトドア業界での経験を生かし、フリー転身後はライター業やブランドディレクション、PRに携わる。休日はキャンプを中心に釣りやサーフィンを楽しむなど本格的なアウトドアに傾倒。

公式プロライター

  • たけだバーベキュー
  • YURIE
  • 平 健一
  • 写風人
  • Takamatsu Misato
  • SAM & 沖田雅生
  • 小雀  陣二
  • A-suke
  • 長谷部 雅一
  • 八幡 暁
  • 風森 美絵
  • カノウ ヒナタ
     

    LINEでCAMP HACKをもっと手軽に。

    最新のキャンプギアやキャンプ場情報などをキャンプに関する情報を毎日配信!
    LINE友達限定の毎月当たるプレゼントキャンペーンも開催中!