カスタムプラドという選択肢
中でも筆者が気になったのは、古い年式のモデルをカスタム仕上げするもの。やっぱりせっかく買うのであれば他人と被らず、アウトドア感満載のかっこいいクルマに乗りたいですからね。
一口に四駆と言ってもたくさんの車種があります。ファーストチョイスにあがったのは、キャンプ場で目にする機会が多く、カスタム映えの良さを感じていたトヨタのプラド。
燃費や税金などランニングコストの面でバランスが良く、手始めにカスタムを楽しむ車輛として手頃だったというのもあります。
どこで買うか……決め手は
まずは四駆と言えばここかなと思い調べていたのが「FLEXドリーム」。アウトドアイベントなどでも直接目にしていたので親近感がありました。しかし調べていく中で次第に興味が湧いてきたのがプラド専門店の「カージャパンメッセ」です。
強く惹かれたポイントは、車輛のカスタムイメージがしやすかった点と、プラド専門店だということの2点でした。
カスタムプラド専門店カージャパンメッセのここに魅力を感じた
今回お願いすることになった「カージャパンメッセ」についてサービスの内容や実体験をいくつかご紹介します。
ウェブサイトを見ると、イメージしていたものに近いカスタム車が多数掲載されていました。
市場に出回っているもので、見た目の条件と車輛のコンディションの両方を満たすのはなかなか難しいものがあります。そもそもコンディションの善し悪しを判断する目を持っていない筆者。
ユーザーや専門誌からも高い評価を得ている模様。そしてプロの目線で状態の良い車輛を仕入れてもらい、自分が望む通りにカスタマイズできる、というのはとても魅力的に感じました。
気軽にカスタムできるパッケージ
当店に決めた大きな点は、前述したようにカスタムして出来上がる車輛のイメージがしやすかったこと。
カージャパンメッセのカスタムオーダーは、ボディカラーや足周りなど、「ここをカスタムすればそれらしい雰囲気になる」というポイントがあらかじめパッケージとしてまとめられています。それらの部分をどのようにするかを、数多くのデモカーや先輩ユーザーの車輛などを参考に決めていく流れは、車の知識が全くない筆者でも難なく進めることができました。
良心的なカスタマー対応
筆者はこれまでに中古車を買ったことがなく、状態の判断や故障の不安など色々と心配ごとが……。
素人丸出しでとにかく色々なことを問い合わせましたが、随時メールや電話などで詳しく説明してもらえたことで安心感を覚えました。
徹底したベース車輛確保の姿勢
筆者の場合、ベース車両の確保に時間がかかりました。状態面でクリアするものに出会うのに要した期間は1ヶ月ほど。
乗り換え時期が決まっていたためスケジュールの遅延は避けたかったのですが、人の命に関わるものである以上、しっかりした品質の車輛を提供したいという姿勢に共感し、品質優先で進めてもらうことにしました。
ここで、カージャパンメッセからベース車両を選ぶ際の目線・ポイントを教えてもらいました。
一番に優先するベース車の基準は、下回りにサビの少ない個体を選ぶことです。外装の凹みや機関的なトラブルは中古車にはつきものですが、そこは整備や板金の技術で再生が可能です。
しかしながら沢山のパーツで複雑に構成されている下回り、足回りは、プロが行う手入れでも限界があります。特に下回りにサビの多い車は、ブレーキの動作や駆動系、酷い物はエンジンの機関系にも悪影響を及ぼすので注意が必要です。
車を選ぶ時はどうしても見た目に意識が向いてしまいがち。しかし、長く安心して付き合っていくためには、内部の状態が良いものを選ぶことが大切ですね。一般人にはわかりにくいところなのでとても参考になります。