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野外でハイドロフラスク「ソフトクーラーパック」を背負っている人

ボトルで有名なあのメーカー初の「背負えるクーラーボックス」は有能なのか、検証!

ハードクーラーほど重くなく、しっかり保冷もできるソフトクーラーの人気は目下急上昇中。そんな中、ステンレスボトルで知られる「ハイドロフラスク」から“背負えるソフトクーラー”が到着しました。はたしてこちらの実力はどうなのか、さっそくレビューしてみたいと思います!

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目次

画像撮影:すべて筆者
  • ハイドロフラスクといえばボトル…だけ?

ハイドロフラスク

「ハイドロフラスク」と聞けば誰もがパッと思いつくのが断熱仕様の「ステンレスボトル」でしょう。

大小さまざま、色とりどりのポップなカラーリングで、人の形のロゴマークが印象的ですよね。

背負えるソフトクーラーが初登場!

ハイドロフラスク ソフトクーラー

そんな有名メーカーから、新たにソフトクーラーが誕生したんです。それも背負えるリュックタイプ!

実際のところ、こういうのって使い勝手いいんですかね。う~ん、これは気になります。

  • 新登場のリュック型クーラー、使ってみた

ハイドロフラスク ソフトクーラーパック

「論より証拠」ということで、それでは実際に使ってみて、感じたことをレビューしていきたいと思います!

背負えるから機動力アップ

ハイドロフラスク ソフトクーラーパック

まずこのソフトクーラー最大の特徴は「背負える」というところ。クーラーボックスって中に氷や飲み物を入れると、想像以上に重くなりますよね。

でもバックパックのように背負えれば、重みがかなり軽減されるのを実感できました。近場のBBQであればこれだけ背負っていくものアリ。キャンプスタイルの幅が広がりそうです。

買い出しのお供に

ハイドロフラスク ソフトクーラーパック

キャンプ場前に立ち寄るスーパーに、リュック感覚で背負っていけます。もちろん両手はフリーなので買い物もしやすい。

飲み物や食材を買ったらその場でバンバン放り込めるのは便利です。わざわざクルマまで運んでから、クーラーボックスに移して……というわずらわしい工程を省けますね

足場が悪くても背負えるから便利

ハイドロフラスク ソフトクーラーパック

検証当日はかなりの雨で、地面もところどころぬかるんでいました。しかもけっこうな斜面……。キャリーやワゴンはかなり使いにくい状況です。

その点、背負えるクーラーなら足元のコンディションとは関係なくズンズン進めちゃいます。

ソフトな背負い心地を実現

ハイドロフラスク ソフトクーラーパック

肩や背中にグイグイ食い込む、という感じはまったくありません。とってもソフトな印象です。

というのも、ストラップと背中部分にEVAメッシュパッドが配置されているので、クッション効果が絶大なんです。重くなって当たり前のクーラーでこの作り込みは心強い。

自立して安定感バッチリ

ハイドロフラスク ソフトクーラーパック

そしてあなどれないのが自立時の安定感。中身のアリナシに関わらず、グラグラしません。だから中身の出し入れがスムーズなんですね。

保冷は最長48時間

ハイドロフラスク ソフトクーラーパック

保冷力、気になりますよね。そこは「断熱ボトル」で知られるハイドロフラスクですから抜かりありません。

しっかり最長48時間も保冷してくれるので、1泊のキャンプなら十分いけちゃうレベルです。

容量は十分。常に清潔

ハイドロフラスク ソフトクーラーパック

こちらの容量は22L。実際に入れてみたところ、思いのほか入るなという印象を受けました。たっぷり詰めればグルキャンでも間に合うでしょう。

ハイドロフラスク ソフトクーラーパック

ちなみに内側は防菌、防カビ処理が施されているので常に清潔を保てます。肉や野菜など、食材を入れるときはこれも嬉しいポイントですね。

耐久性に優れたナイロン製

ハイドロフラスク ソフトクーラーパック

全体に420Dの高強度ナイロンを使用しており、ボトム部分にはさらに強い820Dナイロンを採用。アメリカ生まれだけあって頑丈さには自信アリ、という自信を感じます。

非常に重量のかかる構造なだけにビリっといかないかドキドキしますが、どうやらその心配もなさそうです。

シームレス、止水ジップ採用で高い防水性

ハイドロフラスク ソフトクーラーパック

切り替え部分にはすべてシームレス加工が施されており、縫い目から水が染み出すことはありません。

ハイドロフラスク ソフトクーラーパック

随所に止水ジップも採用。ポケットに入れた携帯などを水濡れから守ってくれます。

ハイドロフラスク ソフトクーラーパック

ご覧のとおり、かなり強めの雨だってなんのその。中身にはまったく影響ありません。

さまざまなポケットも重宝する

ハイドロフラスク ソフトクーラーパック

サイドには携帯などを入れるのにちょうどいいジップポケット付き。

ハイドロフラスク ソフトクーラーパック

逆サイドにはメッシュ仕様のポケットも装備して、ボトルなどを入れておくのに良さそうです。

ハイドロフラスク ソフトクーラーパック

さらにはフタ部分にもポケットが! ここはあまり容量がないので、グローブなど薄めのものを入れるスペースと割り切るべきでしょう。

フロントストラップで負担軽減

ハイドロフラスク ソフトクーラーパック

登山用バックパックのようにフロントにストラップがついています。これで両肩にかかる圧をかなり軽減でき、左右に引っ張られるような感覚がなくなります。

何気ないポイントですが、あるとないとでは大違いのディテールなんです。

他の用途にも使える

ハイドロフラスク ソフトクーラーパック

そして、何もキャンプやBBQ時だけのバッグではありません。シンプルでクールな見た目なので、雨の日のチャリ通勤など普段使いにも適していると感じました。

手帳や資料を入れても、水に濡れないというのは大きな武器ですね。ボックス型の立体構造なので、繊細な荷物がつぶれてしまうこともありません。22Lと15Lの2タイプがあるのでお好みで。

  • トート型、スリング型もある

  • ハイドロフラスク ソフトクーラートート

ここではリュック型ソフトクーラーを紹介してきましたが、さらにトート型、スリング型のバリエーションもあるんです。こちらもあわせてみていきましょう。

肩掛け、手持ち対応の「トート型」

ハイドロフラスク ソフトクーラートート

ハイドロフラスク ソフトクーラートート

トートバッグ型のソフトクーラー。ストラップは取り外し自由なので肩掛けにしてもいいし、手提げとして持つのもいいでしょう。

中身の重さや他の荷物との兼ね合いで持ち方をチョイスしてくださいね。24Lと18Lの2サイズを用意。

コンパクトでいいなら「スリング型」

ハイドロフラスク ボトルスリング 

1つのハイドロフラスクボトルやペットボトルなどを保冷する目的ならこの肩掛けタイプの「スリング型」で十分かも。

小さくてもリュック型同様しっかり420Dナイロンを採用するなど抜かりがありません。

  • 気になる点は……

このように、クオリティの高さをヒシヒシと感じる「ハイドロフラスク」のソフトクーラーですが、一方で気になる点にも触れおきます。

ちょっとお高め?

ハイドロフラスク ソフトクーラー

気になるお値段は、22L容量のリュック型「ソフトクーラーパック」で本体価格3万9,000円となっています。

ややお高めの設定と感じるかもしれませんが、これだけ充実した内容であれば納得と感じる人も多いのではないでしょうか。

いろんなカラーが選べたらなおいい

ハイドロフラスク 

多種多様なハイドロフラスクのボトルのように、ポップなカラーを楽しめたらなおのこと素晴らしいのですが、発売直後ということでまだそこまでのラインナップは用意されていません。

今のところリュック型、トート型、スリング型ともにブラック、グレー、オレンジの3色。ここは今後の展開に期待ですね

ソロキャンだと厳しい?

ハイドロフラスク ソフトクーラー

これを背負ってしまうと他の荷物は背負えないので、残りは手持ちということになります。メインのバックパックを用意することが多いソロキャンにはちょっと不向きかも?

  • 自分なりの使い方を楽しんで!

  • ハイドロフラスク ソフトクーラー

かなり使えそうな予感プンプンのこのハイドロフラスクのソフトクーラー。キャンプやBBQシーンにはもちろん、雨の日の普段使いにも取り入れれば、かなり活躍の場は増えそうです。

これから気温が上がるにつれ使う頻度も増してくるでしょう。ぜひ自分なりの使い方を楽しんでみてくださいね。

オッターボックスのクーラーも

ソフトタイプではかなりの注目株。

Soft cooler to carry backpack get the next stage

背負えるソフトクーラーは次なるステージへ