晴れ渡る空に恵まれましたが、3月の西伊豆は気まぐれな風が吹いていました。基本に則り、テントの出入り口が風下に来るようにして設営スタート。まずはグラウンドシートやインナーテントをしっかりと広げましょう。
時計やアクセサリーを外したらペグダウンです。ペグ打ちが初めての舞さんは、YURIEさんのお手並みを手本にします。「抜けないようにしっかりと。角度は地面に対して45度くらいがいいかも」とYURIEさん。
明日香さんもテント設営は人生初挑戦。最初はとまどっていましたが、YURIEさんにドーム型テントの構造を教えてもらった後はスイスイと。フレームの中にコードが通っているので簡単だった! とのコメントも飛び出していました。
メインポールをスリーブに通して、ほぼ完成に近づいてきました。自分たちが今夜お世話になるテントの全貌が分かるようになってきて、メンバーの作業もスピードアップ。
テントシートをパリッと張るため、張り綱を引いてテンションを整える明日香さん。美しく建てることができると、テント本来の耐久性を発揮することができ、風にも強くなります。
完成! 無事一張めのテントができあがりました。初対面のメンバーでしたが、息を合わせた共同作業のおかげで、グッと距離が近くなったようです。
晩ご飯の準備をしよう!
持ち込んだダイニングセットを組み立てて、晩ご飯の支度を始めた3人。オピネルのナイフでフランスパンをサクサクと切りわける明日香さん。彩りよくサラダをしつらえる舞さん。そして、YURIEさんが作るメインディッシュは、12インチのダッチオーブンでじっくりと……。
夜のとばりが降りる頃、女子会の幕が上がる
アウトドアシップでは、名作や新作のアウトドアギアの紹介も。まぶしかった太陽が西伊豆の海に沈む頃、YURIEさんがコールマンの200Aに灯をともします。ポンピングの儀式も終わり、かすかな燃焼音と共にオレンジ色の炎が灯りました。まもなく日没です。
お待ちかねのディナータイム。「本日のメインディッシュは……」。平飼いの鶏舎で育てられた天城軍鶏のローストチキン! ジャガイモや野菜をダッヂオーブンに敷き詰め、塩とコショウで味付けをおこない、ローズマリーで香りを付けた簡単レシピですが、じっくりと炭火で焼いたおかげで大成功。こんがりジューシーなチキンはあっという間におなかの中へ。「キャンプ料理って美味しいね!」と3人娘の会話は弾んでいた様子。
「ふふふ、じつはこの間ね……」。かくして初日の夜は、ガールズトークと共に更けゆくのでした。今回のロケを収録した「アウトドアシップ 〜ソト・タビ・アレコレ〜#1」は、WOWOW4月6日(土)午後1時放送(8日(月)深夜1時半からも!)予定です。