スキレットで「プレーンオムレツ」を作ってみよう!
材料(1人前)
卵……2個
塩……小さじ1/4
牛乳……大さじ2
バター……大さじ1
作り方
① まずはスキレットをプレヒートさせます。(落とした水滴が蒸発せず、コロコロ転がるようになるまで。)
プレヒートさせる理由は、スキレットについている目に見えない水(吸着水)を揮発させるため。そうすることで、食材がくっつきにくい状態を作り出します。
② 待っている間に、ボウルに卵、牛乳、塩を投入し、かき混ぜておきます。
③ 十分プレヒートさせたら、油を投入し、スキレットを回してまんべんなく広げます。
これは油返し(回し油)といって、フライパンの温度を下げる役割があります。プレヒートさせたままの状態では、くっつく前に食材が焦げてしまうので、表面温度をある程度まで下げなくてはいけません。
④油返しでつかった油を取り除き、バターを投入しまんべんなく全体に広げます。
⑤ ②の卵を投入し、スキレットを揺らしながら菜箸でかき混ぜます。
卵液は外側から固まってくるので、内側に入れるようにするのがコツですよ!
⑥ 半熟になってきたら、火を止めましょう。後はフライ返しで形を整えていきましょう。
⑦ 完成です!
卵がスキレットにくっつく原因は?
① その卵、冷蔵庫から取り出したばかりじゃない?
冷蔵庫から取り出したばかりの卵を使うと、スキレットの温度が一気に下がりすぎてしまい、くっつく要因につながる恐れがあります。あらかじめ、卵を常温に戻しておくのが◎。
② 空焼きが足りていないかも?
空焼きをする理由は、スキレットの表面についている目に見えない「吸着水」を揮発させるため。この吸着水をしっかり揮発させないと、食材がくっつきやすくなってしまうのです。
ではどれくらい熱すればいいかというと、水滴を落としたとき、すぐに蒸発せずコロコロと転がっていく現象が起きたらOKです。
今回はプレーンのオムレツを作ってみましたが、具材を混ざればさらに食べ応えのあるオムレツが作れちゃいます! さっそく見ていきましょう。