ケシュアのポップアップテントはここが違う!
今回は、ケシュアの代表的なポップアップテント、「2seconds fresh&black 2人用」の特徴を店舗スタッフに聞いてみたのでご紹介。
1、インナーがブラックカラー
もともとはブラックではなかったというこの2secondsシリーズ。ブラックにすることで、「遮光性」「遮熱性」に富む効果が。
キャンプをしていて、太陽光で早朝に起きてしまったことはありませんか? 早起きして朝焼けを眺めるのもひとつですが、ゆっくり寝たいという人もいることでしょう。そんな方のニーズに応えるため、珍しいブラックにしたんだとか。
現行品の中にはブラックではないものもありますが、すでに世界では好評とのことで展開を増やす予定とのことです。もしかしたら、日本でも一般的になっていくかもしれませんね!
2、ドアにメッシュ付き
日本では当たり前のメッシュ。しかし、ポップアップテントで付いているのは、意外とないかもしれません。
ヨーロッパでは湿気がないので、ポップアップテントに限らずドアにメッシュが不要だったんとか。しかし湿度の高い中国や台湾のユーザーの声を聞き、メッシュ機能は必要と判断して、それを世界基準として反映させたのです。そのため、今ではヨーロッパでもメッシュ付きで販売しているようですよ。
3、設営がラク
製品名の「2seconds」は、日本語で「2秒」という意味。読んで字のごとく、最短2秒で設営完了します。設営に1時間以上かかった……なんていう悲劇からも、このポップアップテントであれば起こりえないことでしょう。
4、コスパ上々
税込11,900円。ファミリー用でも27,900円からという衝撃の価格設定です。ブランドスタッフも、「キャンプのエントリーユーザが、テントは高くて買えない、だからキャンプに行けないという課題を解決するためのテントです」と話していたのは印象的。
なぜこんなに安いの? と聞いたところ、「デカトロン製品は、世界中で同じ規格のアイテムを販売することで、一度に大量に製造できるので生産コストを抑えられるんです」という返答。なるほど、世界中のニーズをひとつのアイテムに凝縮することで、”安い=低スペック”ではないアイテムづくりを実現しているんですね。
ケシュアの設営・撤収、合わせても「1分30秒」説
ここからは、一緒に取材に同行したCAMP HACKの姉妹サイトYAMA HACKの編集部員Kが、この「2seconds fresh&black 2人用」に興味津々だったので、スタッフの方に教えてもらいながら、はじめてのポップアップテントの設営にチャレンジしてもらいました。
このポップアップテント、やってみると「撤収」が意外と難しい印象。しかし、やり方を知ったら何のその。これを読んで、ご自身のときに役立ててください!
設営、リアルには「30秒」
結論から言うと、2秒と前述しましたが実際には30秒ほどでした。いずれにせよ、かなり早いというのは変わりませんね!
さぁ、まずは設営からスタート!
収納袋からテントを出します。ポップアップテント特有の円形のシートとポール一体となったものがお出ましです。
円形に保つための留め具を緩めます。
お! ポップアップテントらしく、ポンっと開きました! 編集部員Kも楽しそうです(笑)。
「では、黄色と赤の留め具があるのですが、まずは黄色から外してください」とスタッフさん。
言われたように、黄色→赤の順に留め具を外します。
そしてゆっくり開いていくと……?