売れに売れている逸品テーブル、でも…
軽量で小さくたためるギミックが秀逸な、鹿番長ことキャプテンスタッグの「アルミロールテーブル〈コンパクト〉」。「ぶっちゃけランキングベスト5【キャプテンスタッグ編】」でも、売れ筋第1位を獲得した名品中の名品。コスパも良く、お使いの方も多いことでしょう。じつは、筆者もその1人。
キャプテンスタッグ アルミ ロールテーブル コンパクト
スタッフサックの”ゆとり”が気になる……
ただ、愛用していて唯一気になるのが付属のスタッフサックの”ゆとり加減”。余裕ある大きさの収納袋なのでテーブルをしまいやすいのですが、そのためにせっかくたたんだテーブルが袋の中で開いてしまうんです。
紐をキュッと締めても中のゆとり加減は変わらないので、なんでもピッタリ整頓したい私にとってここだけがずっと気になるポイントでした。
100均グッズでなんとかしたい!
なんとかきっちりたたんだ状態で持ち運べないだろうか……できればお値段お安く、100均で揃えば万々歳。
というわけで、キャンドゥ、セリア、ダイソーの100均3店舗をハシゴして、「アルミロールテーブル〈コンパクト〉」の収納ケースを色々と試してみました。
近所の100均を軒並み行脚
まずはキャンドゥから
センスの良い日用品が揃うキャンドゥで、アルミロールテーブルが入りそうな袋がないか探していきます。
まずキッチン用品売り場で見つけたのは、おしゃれなレジ袋用ストックバッグ。試して装着させてみましたが、かなり緩い……。アルミロールテーブルの長さは約40cm。1/3以上が袋からはみ出てしまいました。
めぼしいものがなく、セリアへ向かいます。
次はセリアで
セリアには、アウトドア柄の食器などキャンパーに嬉しいグッズがたくさん。過去何度もCAMP HACKで紹介されていますね。
それでは、ちょうど入る袋やケースがないかアルミロールテーブルを握りしめてチェック開始。
店内を2周ほど見まわして発見したのは、この1.5ℓペットボトル用のケース。紐を絞って閉じる巾着タイプです。……しかし、直径が太く、中でアルミロールテーブルが泳ぎそう。長さも足りません。
なかなかちょうどいいケースを見つけられず、残るダイソーにすべての期待を込めて向かいます。
頼みの綱、ダイソーへ
3軒目のダイソーにやってきました。
キャンプ柄の布袋です。おあつらえ向きのデザインですが、これでは幅が広すぎますね。
3店舗回ってちょうどいいのは見つけられず。発想を変えて候補を購入
ちょうど良い入れ物が見つからないので発想を変え、袋タイプに限らず使えそうなものはないか、再度店内をくまなく回ること小一時間。候補をいくつか探せたので、実際に購入して自宅で装着してみました!
これならアリかも!?ダイソーで発見した収納ケース候補たち
ペットボトルホルダーで実験!
まず購入したのは、持ち手つきの500ml用ボトルホルダー。横幅がちょうどアルミロールテーブル(たたんだ状態)に合いそうです。
このボトルホルダーは内部が合成ゴム製。引っ張りながらアルミロールテーブルにかぶせると、ぴったりまとまりました! ボトルホルダーの長さは約28cmなので、かなりカバーできています。
短めタイプをはめてみる
1個使いでは
1個はめてみると、アルミロールテーブルがピシッと棒状に固定されました。これなら持ち運ぶ時にガシャガシャしません。
2個使いでほぼ包めた
D環にストラップを通すと、持ち手が出現! これはかなりいい!!
同型2個バージョン
「ペットボトルホルダー・ダークカラー」を両側からはめ、D環同士をカラビナで繋ぎました。よりしっかり固定できています。2個使いで税込216円(カラビナ別)。
しかし、どうしても真ん中に1.5cmほどの隙間があいてしまうのが気になるところ。
アルミロールテーブル全体をカバーする
短い550ml用ペットボトルホルダーと、しましまの500ml用ボトルホルダーを組み合わせてみましょう。
しましまホルダーの持ち手部分を重ねると、アルミロールテーブル全体が覆われました! ホルダーには適度なクッション性があり、テーブル表面の保護にも一役買います。これで税込324円。
丸めれば手のひらサイズ
テーブル使用中、ペットボトルホルダーを底からくるくる丸めて口に差し込めば、ポケットに忍ばせておけるほど小さくなります。
思い返せばキャンドゥにもセリアにも、同様のペットボトルホルダーがありました。使えそうなことに気づかず通り過ぎていたのです。
ダイソーに限らず、お近くの100均で手に入るので、好みの色柄のペットボトルホルダーを探してみては?
このアイデアならもっと簡単
ランチベルトが使える!
ランチベルトはコンパクトなので、邪魔になりません。
2本のランチベルトでアルミロールテーブルの両端をくくればOK。簡単です!
レッグウォーマーに突っ込む
ダイソーの靴下売り場で、筒状で長さがあるもの……レッグウォーマーが目に止まりました。
長さ約40cmのレッグウォーマーですが、縦にも伸びるのでアルミロールテーブル全部を余裕で包めます。しかもシュッと入れるだけ。モコモコで傷の防止にも◎。
唯一気になる点は、毛足があるため土ぼこりや枯葉がついてしまいそうなところでしょうか。
※季節商品につき販売されていない時期があります
サポーターが優秀!
手作り派はこちら
ロールカバーを作る
愛着深いキャンプギアは手製のもので守りたい。そんな人向けに、100均素材を使ったロールカバーを考えてみました。用意するのは幅が40cm程度のランチョンマット、ファスナーテープ(縫製タイプ)の2点。
ランチョンマットはすでに端の始末がしてあるため加工が簡単で、DIYに最適なんです。
たたんだテーブルに合わせて位置決め
ファスナーテープを長さ5cmに切り、フック面とループ面を3セット用意します。ランチョンマットにファスナーテープを乗せ、位置を決めます。ランチョンマットについているタグは外しておきます。
※ランチョンマットが大きい場合は、幅が40cmになるように両端を折り、縫いつけて調整してください
ファスナーテープを縫いつける
ファスナーテープをランチョンマットに縫いつけます。ミシンがない人は手縫いでも大丈夫。
デニムのロールカバー完成!
外したタグをちょうどいい位置に縫いつけたら完成です。
レッグウォーマーもランチョンマットもほとんどの100均にありますから、好きな色柄が選べますよ。お気に入りのアウトドアブランドのワッペンをつけて楽しむのもあり!
どの案を選ぶかはお好み次第、他にも考えてみて!
アルミロールテーブルがピタッと入るものを探して、100均を右往左往しているうちに、「これって使えるんじゃ……?」と、閃いたアイデアをご紹介しました。これ以外にも簡単であっと驚く方法を思いついたら、ぜひ愛用のテーブルに着せてあげてくださいね。
Put the perfect size bag on the roll table.
アルミロールテーブルに、ぴったりなカバーを着せよう