実際に検証して分かった!7つのこと
①まずは、賛否両論ある“お顔”をチェック
まずは、話題騒然の「フロントマスク」。実際に対面してみると、直線基調の端正なデザインでまとめられていて、想像以上にスッキリとしたお顔立ちという印象を受けました。
思っていたよりも主張が強くないので、どんなキャンプサイトにも違和感なく馴染めそうです。「前のデザインの方が好き」という意見の方も、一度実物を見てみることをおすすすめします!
一見、ヘッドライトっぽい切れ長の目はポジションランプ(ヘッドライトを点けるほど暗くない状態で用いるランプ)。高い位置でD:5の存在をアピールしてくれます。
メインのヘッドライトは縦型の大型LEDを採用。低めの照射位置で光ると、路面の凹凸が分かりやすい! 機能を形に落とし込んだデザインだったようです。
②変わらない積載力の高さ
続いてはキャンパーにとって、もっとも気になる積載量の部分について。こちらは、先代からの変更はないということですが、あらためて検証してみましょう。
アイテムは4人家族を想定したキャンプ道具一式にプラスして、編集部員2名の個人装備。テントは重量20kgオーバーの大型2ルームテント「ランドロック」や、焚き火台はスノーピーク「焚火台Lサイズ」など大物ギアを使って積載にチャレンジします。
こちらが実際に荷物を積み込んだ様子。3列目シートを跳ね上げ、2列目シートを一番後方にスライドしても十分なスペースを確保できました! 4人家族分のキャンプ道具であれば、余裕で後方視界も確保できた事をご報告します。
スペース効率に優れたミニバンボディの強みが存分に堪能できる結果となりましたね。
③シートアレンジで車中泊も問題なし
多彩なシートアレンジは先代を踏襲。2列目と3列目シートを倒せば、ご覧のとおりのリビング的くつろぎ可能なベッドルームが出現します。シート下収容も高さが十分。シェルコン50のサイズがピタリと収まるのは嬉しいかぎり。
様々なモデルで車中泊を試してきた編集部Tは、ベッドモードの快適さを絶賛。「メーカー的には『フルフラット』と呼ばないようですが、デリカD:5は個人的にとても寝やすかったです。私の身長(165cm)だと、腰の部分に当たる凸凹がほとんど感じられないから、マット要らずで車中泊できちゃいますね」とのこと。
2列目シート足元のフロアコンソールボックス後方に、100ボルトのAC電源も発見しました! キャンプや車中泊で、家庭用電化製品が使えるのはかなり高ポイントですね。
※AC電源はMグレードには付属していません。