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三本のチンアナゴペグ

ランタンスタンドペグ……?DODの個性派ギア「チンアナゴペグ」はかなり使えるヤツだ!

ランタンスタンドとして使用可能な「チンアナゴ」をモチーフにしたペグが、 DODから登場しました!地味な外見とは裏腹に「かゆいところに手が届く」アイテムとしてキャンパーから注目を浴びています。今回はただの紹介だけでなく、裏技的な使用方法や自作方法なども紹介したいと思います!

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目次

アイキャッチ画像出典:DOD

DODから発売中の個性派ギア「チンアナゴペグ」

チンアナゴ

出典:PIXTA

皆さんは「チンアナゴ」ってご存じですか? 水族館などで見かけることができ、砂から顔をにょきにょきと出す愛くるしいアイツです。狆(チン)という犬に似ていることから、チンアナゴという名前がつけられたのだそう。

そんなちょっと変わった魚をモチーフにしたペグが、変わったアイテムを発売し続けるDODから登場しました!
三本のチンアナゴペグ

出典:DOD

キャンプサイトからにょきにょきと顔を出す姿はまさにチンアナゴ。デザインや名前が単に変わっているだけでなく、その実用性はさすがのDOD。その理由とは? これからご紹介していきます!

「チンアナゴペグ」のここがいい!

一本脚のスタンドならつまづく心配なし!

チンアナゴペグとキャンプサイト

出典:DOD

一般的なランタンスタンドは三本脚が多いですが、足をひっかけて倒してしまわないか気を遣いますよね。また、実際に倒したことがある方もいるのでは?

一本脚のスタンドなら、そういったつまづいて倒してしまう、といった心配がありません。また、テントサイトをすっきりシンプルにしたい方にはうってつけのアイテムと言えるでしょう。

安定感を高めるペグ

チンアナゴペグを打ち込む男性

出典:DOD

ペグ部分は直径1cm以上のスチール製。スチールは重さがあり、強度も高いことがメリットです。ハンマーで打ち込んでも簡単には曲がりません。

そして、長さはペグ部分だけで40cmの長さがあります。40cmというと、タープのメインペグとして十分な長さ。深くまで打ち込んで、安定性を高めましょう!

ランタンハンガー付属!

チンアナゴペグ ランタンハンガー

出典:DOD

チンアナゴペグには、ランタンハンガーが付属! ポールは直径15〜28mmのものが取り付け可能なので、自分の持っているポールをそのまま使うことができます。

最近はアウトドアショップなどでも、ポールのカラーバリエーションが豊富に揃えていることもありますから、自分のサイトに合った色を選択することができますね。

※チンアナゴペグにポールは付属していません。

DOD(ディーオーディー) チンアナゴペグ

●材質:スチール ●サイズ:(約)W8×D3.5×H60cm ※ペグのみ ●重量(付属品含む):(約)960g ●付属品:ランタンハンガー、キャリーバッグ カラーブラック

要チェック!使用上の注意点が2つ

さて、これまではチンアナゴペグの魅力を紹介してきました。筆者としては、「目立たないけれどお役立ちが過ぎるアイテム」という認識です。しかし、注意すべき点がいくつかありますので、チェックしていきましょう!

1㎏以上もしくは燃料を使用するランタンは要注意!

ガスランタン
出典:PIXTA

チンアナゴペグは、もともと燃料を使わない電池式のランタンでの使用を想定しています。1㎏以上もしくは燃料を使用するランタンはDODの「ビッグタープポール」使用する必要があります。

先ほど直径15mmからのポールが取り付けられるとお伝えしましたが、15mmだとやや細く、燃料を使うランタンや重たいランタンは頼りなく感じます。ビッグタープポールは直径28mmなので、ジャストフィット。ポールも太く、安定感があります。

燃料を使うランタンというのは、ガソリン、ガス、灯油など液体燃料です。名品、コールマンのクアッドLEDランタンも1kg以上なので、その場合はビッグタープポールを使いましょう。

DOD(ディーオーディー) ビッグタープポール

●材質:アルミ合金 ●サイズ:(約)直径28×長さ2540mm(最長) ●収納サイズ:(約)W580×D140×H30mm ●重量(付属品含む):(約)990g ●付属品:キャリーバッグ、取扱説明書

硬い地面で使用する際は要注意!パーツが取れるかも……

チンアナゴペグ

出典:DOD

おそらくここが一番のネック。硬い地面に打ち込む際に、ポールを締め付けるナットの溶接が取れてしまうことがあるようです。デメリットではありますが、ネジを外してからペグを打ち込むことで解決しましょう!

【応用編】チンアナゴペグの使い方は他にも!

物干しスペースが作れる

チンアナゴペグで物干し

出典:Instagram by @achu_21

チンアナゴペグを二本用意し、ロープで橋渡しをすれば物干しスペースとして確保が可能です。衣服を干したり、食器を入れたドライハンガーを引っかけたり。用途の幅が広いですね。

タープ設営時の補助になる!

タープの設営

出典:PIXTA

一人でタープを設営するとき、ちょっとラクをさせてくれるのがチンアナゴペグ。例えば一般的なヘキサタープをする際、チンアナゴペグにメインポールを通せば、ポールが自立してくれます。あとはメインのロープをいつも通りペグ打ちするだけ。

強風時には破損の原因にもなり得ますので、設営が終わったらロープを緩めてチンアナゴペグを引き抜くといいでしょう。

チンアナゴペグは自作可能!?

自作のチンアナゴペグ

下記ブログのように、自作してしまうツワモノも! ホームセンターで手に入るアイテムを使用し、安価で、手軽に作ることができるようです。
接合部品

ポールを固定するために使用するのは、この接合部品。直径が19mmと22mmと、ポールにちょうどいい大きさです。ひとつ200円もしないのが魅力的。

接合部品

分解して、19mmと22mmをドッキング。分解せずとも、19mm×22mmのような接合部品は売っているとのことでした。

接合部品

ポールとペグと取り付けて、ネジを締めれば完成! もうちょっと詳しく知りたい、という方はこちらをチェックしてみてくださいね。

持ち運びが簡単な「アンコウスタンド」もあるぞ

ペグ

出典:Instagram by @dod.camp

ツーリングや軽量ソロキャンプなどにぴったりな、アンコウスタンドというモデルもDODから発売されています。チンアナゴペグはポールが付属していませんが、アンコウスタンドは長さ45cmに収納できるアルミポールが付属しています。

また、チンアナゴペグの長さが60cmに対して、アンコウスタンドは40cm。強度、安定性という面ではチンアナゴペグが有利ですが、少しでも荷物を軽くしたい、という方はアンコウスタンドの方がおすすめです。

DOD(ディーオーディー) アンコウスタンド

●材質 ペグ・ランタンハンガー/スチール ポール/アルミ合金 キャリーバッグ/600Dポリエステル ●サイズ:ペグ/(約)W8×D2.5×H40cm ポール/(約)直径1.6×長さ170cm ランタンハンガー/(約)長さ18cm 収納/(約)W15×D45×H4cm ●重量(付属品含む):(約)880g ●付属品:ポール、ランタンハンガー、キャリーバッグ

チンアナゴペグは、ちょっと見た目が地味。そこがイイ

チンアナゴペグとポール

出典:DOD

これからキャンプを始めたり、道具を一新したりする方は必見のアイテム、それがチンアナゴペグです。外見がちょっと地味だから、キャンプサイトで主張しないんです。縁の下の力持ち、名脇役のような存在です。グループでキャンプに出かけても、ひょっとしたら名前すら挙がらないギアかもしれません。

しかし、確実にチンアナゴペグは「かゆいところに手が届く」アイテム。ひっそりと陰に隠れつつ、便利で頼もしい。そう考えると、そんなチンアナゴペグがちょっと愛らしく思えてくるから、不思議です。

個性派ギアはまだまだある

Don’t underestimate me!
見くびるな!チンアナゴペグ