道具と材料を準備しよう
ふわふわホットケーキ作りの道具は、キャンプでよく使うものだけでOKです。
【道具】
- ①バーナー
ホットケーキを焼くときに使用。
- ②クッカー
材料を混ぜるのに使用。
- ③スキレット
今回はニトスキ小(直径15cm)を使用。このサイズのスキレットがちょうどよく型の役割を果たしてくれるので、厚みのあるホットケーキが作りやすいです。
- ④布巾
温めたスキレットの粗熱を取るのに使用。
- ⑤ゴムベラ
材料を混ぜるのに使用。なければ菜箸や割り箸でも可。
- ⑥チャッカマン
火をつけるときに使用。
- ⑦アルミホイル
スキレットに蓋をするときに使用。
【材料】(15cmホットケーキ約3個分)
- ①バター…25g
- ②メイプルシロップ…適量
- ③卵…1個
- ④牛乳…50cc
- ⑤みりん…大さじ1
- ⑥ヨーグルト(プレーン)…70g
- ⑦ホットケーキミックス…200g
1. クッカーに材料を投入
牛乳は少なめで
クッカーに入れたホットケーキミックスに牛乳を加えます。牛乳の量は少なめで。パッケージ裏面にある記載の分量より20㏄ほど量を減らして入れます。
意外性ある「みりん」登場!
ここで登場、まさかの「みりん」! 大さじ1杯分を加えます。みりんのアルコールが水分を保ち、パサつきをおさえてくれる効果があるのです。
牛乳の量を少なめにしているのも、みりんを加えることを考えて水分量を調節するため。このみりんが喫茶店の味につながるというから不思議ですね。
ざっくりかき混ぜる
さらに常温に溶かしたバター10g、ヨーグルト、卵を入れてかきまぜます。このとき、ざっくりと混ぜ合わせるだけでOK。
混ぜすぎるとふわふわになりません。ホットケーキミックスの粉が馴染むくらいまで、が目安です。
2. 焼く前の準備
しっかり熱する
スキレットをしっかり熱し、温めます。表面から煙が出はじめたらOK。
粗熱をとる
スキレットが温まったら一度火からおろし、濡れ布巾の上に置いて粗熱を取ります。ジュウという音が消えるまで放置しましょう。
3. 焼いていく
バターを塗る
粗熱が取れたら、バター5gをスキレットに満遍なく塗っていきます。このとき、薄く塗るようにしましょう。
また、バターの代わりにサラダ油でも大丈夫です。
生地を入れる
スキレットの1/3の高さまで生地を入れます。あとで膨らむので入れすぎに注意しましょう。
極弱火で焼く
火加減は極弱火が鉄則! 今回のシングルバーナーはスノーピークのものを使用しましたが、消えるか消えないかくらいの弱火にしています。
ホイルで蓋をする
生地を火にかけたらすぐ、アルミホイルで蓋をしましょう。これがふっくら焼き上げるコツです!
あせらずゆっくり焼いていきます。だいたい片面3〜4分程度かけてじっくり焼いていきましょう。
ふつふつしてきたらひっくり返す
生地の表面がふつふつとしてきたら、ひっくり返す目安。
スキレットにバターを塗ってあるので、くっついていません。生地の周りを一度へらでなぞってからひっくり返すと上手にできますよ。