キャンプに、BBQに熱々のピザはいかが?
大人も子供も大好きなピザ! キャンプでも食べたいと思いつつ、生地から作るのは手間だし、ピザ窯などの専用ギアがないと難しいのでは?……などなど、中々ハードルの高いイメージがありませんか?
でも実は、ピザって簡単に作れてしまうんです。今回はキャンプでも家でも作れるピザレシピをご紹介します。
▼リーズナブルなピザ窯にも注目
【基本】ピザ生地の作り方
ピザ生地作りに必要な”発酵”。なんだか難しそうなイメージがありますが、作業としては”一定の時間生地を放置しておくだけ”なので、実は手間がかかりません。ということで、ピザ生地の作り方をみていきましょう!
材料(2人分)
強力粉……150g
砂糖……大さじ2分の1
塩……小さじ2分の1
オリーブオイル……小さじ1
ドライイースト……小さじ1
水……90cc
作り方
まずぬるま湯にドライイーストを溶かしておいたものと他のすべての材料を混ぜ合わせ、ひとかたまりにまとまったらラップをしておきます。これがいわゆる一次発酵です。
生地が2倍くらいの大きさになればOK。発酵に最適な温度は30~40度くらいなので、直射日光の届かない場所に置いておきましょう。
膨らんだ生地をさらに2つに分けて、ガス抜きをして丸めます。その上に濡れ布巾を被せ、10分程度休ませます。これが二次発酵です。放置する時間が長すぎたり、温度が高くなると”過発酵”になってしまうので要注意です。
成形する時には外側の”耳”の部分を厚くすると食べやすくなります。また、具を乗せる前にフォークで何箇所か穴を開けると火の通りがよくなります。
より手軽に生地を作りたいなら市販のピザ生地を活用しよう!
やっぱり生地を作るのはちょっと大変……という人には、市販のピザ生地がオススメです。ケチャップやトマトソースをベースに塗り、お好みの具材を乗せて焼くだけ。一泊二日のキャンプなど時間が少ない場合は、この方法が一番です。
スキレットでピザを焼く方法
スキレットは熱伝導率がよく、生地全体にムラなく熱が伝わるので、ふっくら美味しく焼き上がります。ピザ釜など専用の器具がなくても、コンロや炭火を利用すれば簡単に焼けちゃいますよ!
スキレットでのピザの焼き方は…
① スキレットにオリーブオイルを入れて、ピザ生地を敷く
② 生地にケチャップやソースを塗り(量はお好みで)、載せたい食材をトッピング。
③ 火を付けて、焼いていく。裏面を見て、こんがり色が付いたらOK。強火でだいたい2~3分くらい。
しかしオーブンではないため、裏面はカリッと焼けるものの表面は焼けていない……という問題が起ります。
キャンプ場なら……
【方法① コンロから離し、トーチで表面を美味しく焼く】
出典:SOTO
裏面がしっかりと焼けたら火から下ろし、トーチを使って表面を炙りましょう。こんがり焼けたとろ~りチーズピザが完成します。
【方法② スキレットを2枚用意、もしくはスキレットの蓋を活用する】
スキレットを重ねるか、スキレット専用の蓋を被せます。その上に熱々の炭を乗せて、上が強火、下が弱火になるように調節しましょう。3~5分程ほど様子を見ながら焼いていきます。
蓋がなければ、二重アルミホイルを蓋の代わりに使うのも手です。
LODGE 8インチスキレットカバー
LODGE スキレット カバー 9インチ
自宅なら……
余熱しておいたオーブンに、スキレットを入れて約220℃で15分ほど焼いていきます。焦げそうな場合は、アルミホイルで覆うのがポイント。魚焼きグリルやオーブントースターで焼くのもOK!
和洋揃っています!ピザのアレンジレシピ10選
日本人なら、やっぱり和風ピザ
持ち出す物ができるだけ少ない方がいいアウトドアにとって、醤油やタレで味をまとめられる和風ピザはぴったり。普段不足しがちな野菜もどんどんのせて、美味しくいただきましょう。
<レシピ①>焼き鳥ピザ
缶詰の焼き鳥を汁ごと使った、照り焼き風ピザ。焼きあがったらのりを散らして完成です。カロリーなんて気にしない!
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<レシピ②>納豆ピザ
短冊切りにしたベーコンと、タレを入れて混ぜた納豆を散らした和洋風ピザ。仕上げにオリーブオイルを全体に垂らし、とろけるチーズ、刻みねぎを乗せて焼けば完成です。
納豆とチーズという発酵食品同士の組み合わせは、意外に相性バツグン。
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ちょこっとアレンジ!洋風ピザはいかが?
見た目も鮮やかで思わず手が伸びてしまう洋風ピザ。定番のマルゲリータはもちろん、子供が喜ぶ鉄板ネタや、ちょっとオシャレなピザまで幅広くご紹介します。
<レシピ③>マヨコーン
ピザ生地に粒マスタードと塩胡椒を置いて、コーン、チーズ、ピーマン、マヨネーズなどをトッピング。チーズが溶けて少し焦げ目がつくくらいまで焼いたら出来上がり。粒マスタードがアクセントとなり、大人も満足のマヨコーンピザです。
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<レシピ④>シーフードピザ
定番のピザレシピ。ピザ生地にソースを塗り、スライス玉ねぎ、チーズ、えび、ホタテ、アスパラガスなどを乗せて焼いていきます。冷凍のシーフードミックスを使うのが時短ですよ。
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<レシピ⑤>プチトマトのピザ
ピザ生地にソースを塗り、刻んだトマト、チーズ、バジルを乗せていきます。チーズが溶けて軽く焦げ目が付くまで焼けば出来上がり。見た目も鮮やかなので、写真映えもお約束?
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<レシピ⑥>たっぷりアボカドとサラミのピザ
ピザソースを生地に塗り、アボカド、ミニトマト、サラミを乗せてから溶けるチーズと粉チーズをかけ、焼けば完成です。アボカドは焼くとクリーミーでとっても美味しくなります。チーズとの相性も抜群ですよ。
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本場イタリアやヨーロッパでよく食べられるピザにチャレンジ!
本格ピザと言えばイタリアが発祥の地。フレッシュチーズをたっぷり使ったマルゲリータやビスマルクなど、アウトドアでも海外気分に浸れるかもしれません。思ったよりも簡単かも!?なんて感じたら、挑戦してみてください!
<レシピ⑦>マルゲリータ
ピザ生地にケチャップを塗り、トマトを並べ、生バジルを散らします。とろけるチーズを乗せてオーブンで焼き、仕上げに飾り用の生バジルを飾れば出来上がり。これぞ王道のピザ! 色合いもカラフルですね。
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<レシピ⑧>クアトロチーズのピザ
チーズのみが乗せられた市販のピザに、舞茸、マッシュルームをみじん切りにしたものを散らせたキノコピザ。さっぱりしたキノコと濃厚なチーズの組み合わせが絶妙にマッチします。
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<レシピ⑨>ビスマルク
トマトソースを全体に塗り、ミックスチーズを散らしていきます。焼き始めたら途中で取り出し、真ん中にくぼみを作り、そこに卵を割り入れさらに5分程焼きましょう。
仕上げに生ハムを乗せ、ブラックペッパーをかけて出来上がり。とろ〜り卵と絡めながら召し上がれ。
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<レシピ⑩>チョコマシュマロ
ピザ生地にチョコ、マシュマロを乗せます。チョコが溶け、マシュマロが少し焦げ始めたらできあがり。甘いピザは、キャンプやBBQのデザートにぴったりですね。
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キャンプでも美味しいピザは作れる!
スキレットを使えば、キャンプでも簡単にピザを作ることができます。市販の生地だと具材を乗せて焼くだけなので、かなり時短になりますよ!
手作りピザは好みで無限にアレンジ可能なので、色々なレシピに挑戦してください。
Let’s make a pizza at the camp!
キャンプでピザを作ってみよう!