湯たんぽだってカッコいいのがいい!
これまで湯たんぽといえば、伝統な誰もが思い浮かべる”あの姿”でした。これはこれで完成系。
とはいえ定型がゆえにスタイルと合わず敬遠する方もいるでしょう。また人と被りたくない派にとっても既存の湯たんぽでは満足できない方も。
そんな方に知ってほしいのが、デザイン性溢れる湯たんぽの存在。今回はモノとしても所有したくなる新たな湯たんぽのスタイルと、その普遍的な魅力をお届け!
湯たんぽってこんなに便利
ストーブや他の暖房器具と比べて、なぜ湯たんぽは昔から選ばれているのか、メリットはこんなにもあります。
・テント内で火気を使わないので一酸化中毒等の心配もなく安心
・電気タイプの暖房と違って乾燥しない&送風による体力消耗もない
・ガス・灯油・電気系の暖房よりも持ち運びしやすい
・なにより経済的!
キャンプはもちろん、職場での冷えや災害時にも頼りになる”ギア”という視点で見つめると、湯たんぽの魅力に再認識させられますね。
その1. snow peak「ステン湯たんぽ」
スノーピークによる湯たんぽのリデザインともいえる独創的なスタイル。ミニマルなデザインとステンの表情がスノーピークらしいプロダクトです。
アウトドアブランドが作る、ステンレス製の湯たんぽ
こちらの湯たんぽ、妥協なきスノーピークが完全オリジナルで作っただけあります。最早ギア。
素材は清潔で耐久性の高いオールステン。口金部はデザインのアクセントにもなっている真鍮製。湯が冷めて内部が減圧した際に口金が開きやすい構造を備えたこだわりようです。
注水口は使い勝手の良い場所であると同時に、そこはオーソドックスな湯たんぽを想起させるレイアウト。950mlというサイズ感は、通常の湯たんぽよりもやや小ぶりな印象で”モバイルギア”として携帯したくなります。
スノーピーク ステン湯たんぽ
その2. FD STYLEの湯たんぽ
どこかレトロで同時に新しいデザインの湯たんぽは、FD STYLEという上質なキッチン用品を多く扱っているブランドのアイテム。
カバーも本体も雪国新潟生まれ!
湯たんぽといえば肌に触れるカバーも気になるところ、こちらはこだわり抜いたニット。ふっくらと柔らかい肌触りを追及し、超長綿の「落ち綿」から作られるコットンだけを使用。「日東紡のふきん」で有名なニットーボー新潟で制作されたカバーです。
表面に独自の凹凸形状を設けることで、温度変化による変形に強く作られています。凹凸形状によってデザイン的にもレトロモダンな印象に。
また熱い湯を入れた際にもキャップを締めやすいように、ステンレスワイヤーの取っ手がつけられた嬉しい気配り仕様です。
口コミは?
寒いこの時期に足が冷たく寝付けないこともありますが、湯たんぽで知らず知らず寝ています。
見た目も可愛いいし、テンション上がりますね。(出典:楽天)
FD STYLE 湯たんぽ カバー付き
その3. セラミックジャパン「yutanpo(ユタンポ)」
こちらは”モノ”として尖った陶器製。洗練されたシンプルデザインと陶器という素材から、扱いやすくも個性的なスタイルある湯たんぽに仕上がっています。
強度と重さという点で野外では若干気を使う面もありますが、金属とは違った優しく柔らかな暖かさが魅力。
「陶器」の湯たんぽだからできること
カラーによってはとてもフェミニンな印象、ユニセックスに愛用できるデザインです。冷え症の女性にとっては強い味方になりそう。
陶器製だからこそのメリットは、電子レンジで再加熱が可能だということ。これは金属製やプラスチック製ではできない特徴です。
「中の水、もう冷えたかな?」と感じたら即レンチンで温度を復活させることができる点は、日常使いで考えると強い魅力。自宅でも重宝すること間違いなしの優れモノです。
口コミは?
さすが陶器。冷たい床に直置きしても保温が長く持つ(4時間あまり)のが、とても嬉しい。
そして、男が使っても大丈夫なオシャレさ加減。(出典:楽天)
セラミックジャパン yutanpo ユタンポ
【番外編】こんな湯たんぽケースも!
なんと「寝袋型湯たんぽケース」なるモノも存在します。@balticamberjanさんが作製しているこちらは、今ある湯たんぽをさらに愛着あるものに変えてくれるサブグッズ。
最近人気のシュラフモチーフのダウンケースで、独特な可愛らしさとカッコよさが混在しています。現在は売り切れ中ですが、興味のある方は覗いてみては?
スタイルある湯たんぽをモバイル
今回ご紹介したものは、どれも個性的でギア感の強い湯たんぽ。思わず自慢したくなるようなものばかりでしたね。
キャンプに職場に、そして自宅でも、スタイリッシュに進化した湯たんぽの優しい温もりと共に過ごしてみてはいかがでしょう。