消臭、足湯、着火剤…今まで捨ててきた「みかんの皮」がキャンプでまさかの大活躍!

2019/02/04 更新

これまで何の気なしに捨てていたみかんの皮がキャンプで活躍することをご存知ですか?焚き火の燃えやすい焚き付けになったり、汚れたキャンプ用品の掃除にも使えたりとキャンパーを助けてくれる便利アイテムになってくれるのです!ちょっとした工夫しだいで役に立つ、みかんの皮の活用法をご紹介します。


アイキャッチ画像撮影:筆者

すごいぞ、マルチに活躍するみかんの皮!

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捨ててしまうことが多いみかんの皮ですが、実は生活に役立つ成分も多く、栄養素も豊富な優秀素材というのはご存じでしたか?

食器洗いなどでも活躍してくれますし、料理の食材としても使える実力者なんです!

漢方としても古くから重宝される「みかんの皮」

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みかんの皮を乾燥させて粉にしたものを、中国では「陳皮」(ちんぴ)といい、古来から漢方薬の材料にもなっています。

この皮はとてもビタミンが豊富で、カラダを温めてくれるなどの効果があると言われています。

キャンプで使える、みかんの皮の活用術!

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そんな素晴らしいポテンシャルを秘めたみかんの皮。キャンプでも使える便利な活用術があるんです!

というわけで実際にやってみました。みなさんもみかんを食べたら皮を捨てず、ぜひ試してみてください。環境にもやさしく有効活用できますよ。


調理器具の油汚れに

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みかんの皮にはリモネンを始め、クエン酸やペクチンといった成分が含まれています。リモネンは油を溶かす働きがり、クエン酸は酸性なのでアルカリ性の汚れに効き、ペクチンはコーテイング作用があります。

この3つの成分により、調理器具の油汚れもすっきり落とすことができ、さらにをツヤを出すこともできるんです! では実際に活用するための手順を説明していきます。

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まずお茶パックなどの網状の袋にみかんの皮を入れ、鍋に投入します。

そして袋全体が浸るくらいに水を注ぎ火にかけ、沸騰したら弱火にして約10分煮込みます。
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その後、冷ました煮汁をスプレー容器に入れて、洗剤と同じように使用します。一般の中性洗剤よりは多少効果は落ちますが、エコでナチュラルな天然成分素材なので安心です。

この際注意が必要なのが、白色のアイテムなどに使用すると変色の可能性もあるので、黒などの目立たない色のアイテムへの使用をオススメします。

気になる匂いの消臭に

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泊まり込みでのキャンプ中、気になるのが靴などのイヤな臭い。そんなときの対策にもみかんの皮が活躍してくれるんです。

まずみかんの皮を新聞紙などに広げ、天日干しで乾燥させます。

パリパリに乾いたら、みかんを購入した時のネットや使い古したストッキングなどに詰めます。

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あとはそれを消臭したい箇所に置いておくだけ! 雨の後などはなおさら匂ってしまう靴の匂いも、みかんの皮で消臭できちゃいます。

同様の方法で衣類についた煙のニオイなども軽減してくれますよ。

虫よけにも

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キャンプで困りがちなのが、蚊をはじめとする虫対策! 乾燥させたみかんの皮は虫除けにもなります。

使い方はというと、小皿に乗せるか、携帯の蚊取り線香ケースなどを用意してみかんの皮を燃やします。柑橘系の香りとともにゆっくりと燃焼し、嫌な虫も近寄らなくなります。

着火剤代わりにも

撮影:筆者
松ぼっくりやシラカバの樹皮など、キャンプ場で手に入れられる焚き付けもありますが、乾燥したみかんの皮も燃えやすいんです。

柑橘系特有の油によりよく燃え、先ほどの虫よけの効果もあるので、非常に優秀な焚き付けになってくれます!

足湯で冷え性にも効く

撮影:筆者
冬場のキャンプは冷えがつきもの。特に冷え性の人はつらいですよね。そんな人にうってつけなのがこのみかん足湯です。

事前準備が必要なので、そちらも含め説明していきます。

①まず皮を剥く前に表面をよく洗いましょう。
②皮を剥き、一週間から10日間ほどカサカサになるまで天日干しします。
(※みかんの皮に含まれるソラニンやリモネンは場合によってはシミや肌荒れを引き起こす場合があります。これらの作用を抑えるためにこの過程があるので、必ず行うようにしましょう)
③乾燥したみかんの皮を、足湯にそのまま入れてもいいですし、ネットなどに入れて使用してもOK。

冬キャンで冷えてしまった体も足元から血行が良くなってポカポカと温まります。万が一肌にピリピリと刺激を感じた場合は、すぐに中止して水やお湯で洗い流しましょう。

皮だっておいしく食べられる!

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みかんは実だけでなく、普段は捨ててしまっている皮だっておいしく食べられるんです。

しかも、みかんの皮でなければ出来ない料理もあるので、大切な食材といっても過言ではありません。そんなみかんの皮を使った、3つのレシピを紹介します。


みかんの皮レシピ① やっぱり定番マーマレード

撮影:筆者
●用意するもの
みかん3個分の皮、砂糖大さじ4杯、水飴大さじ4杯、水150cc

●作り方
1.みかんを洗い、皮をむいて、皮の裏側の白いわたを丁寧に削ぎ落とします。
2.皮を細い千切りにします。
3.鍋に千切りにした皮、水、砂糖を入れ、15分煮ます。
4.最後に水飴を入れ、一煮立ちさせたら完成! 冷ましてから食べましょう。

ほのかな苦みと甘さが、トーストやヨーグルトにばっちり合いますね。

みかんの皮レシピ② 子どもも喜ぶオレンジピール

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●用意するもの
みかん3個分の皮、グラニュー糖大さじ2杯、水適量

●作り方
1.みかんを洗い、皮をむいて、皮の裏側の白いわたを簡単に落とします。
2.皮をやや太い千切りにします。
3.千切りにした皮を鍋に入れ、全体が浸るくらい水を入れます。
4.過熱して一煮立ちさせ、水を入れ替えてまた煮るという作業を3回繰り返します。
5.最後に水分を切って冷まし、グラニュー糖をまぶして完成です!

スポンジケーキにいれパウンドケーキにしたり、ドリンクに入れたりとたくさんの料理に使えますよ。

みかんの皮レシピ③ みかんの皮入りフレンチトースト

撮影:筆者
●用意するもの
フランスパンのバゲット5〜6切れ、みかん3個分の皮、卵1個、砂糖大さじ2杯、牛乳100cc、油適量

●作り方
1.みかんを洗い、皮をむいて、皮の裏側の白いわたを簡単に落とします。
2.皮をやや太い千切りにし、ある程度細かく刻みます。
3.ボールに刻んだ皮、卵、砂糖、牛乳を入れ、簡単に混ぜます。
4.そこにフランスパンを入れ、十分に浸します。
5.油を引いて熱したフライパンに4を入れ、両面を少し焦げ目が付くくらい焼き完成です。

通常のフレンチトーストに爽やかな苦みと酸味が加わり、甘いのが苦手な人でもおいしく食べられる一品に。

今まで捨てていたのを反省するレベル

撮影:筆者
洗剤、虫よけ、着火剤、料理など、みかんの皮がこんなに幅広く活躍できるのかと驚いたのではないでしょうか。今まで捨ててきてしまったことを悔やんでしまう方もいるのでは。

ですが皮を活用したいあまりについつい食べ過ぎてしまうと、おなかを下してしまう場合もあるので、くれぐれも食べすぎには注意してくださいね!

着火剤代わりになるものは他にも

みかんの皮同様、意外なモノで火をつけることが可能なんです!

Let’s use Mandarin orange peel

みかんの皮を活用しよう!


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フィグインク

浅草を所在地とする編集プロダクション。主にキャンプ・アウトドア関連の出版物の編集・制作を行う。また、料理や健康など生活実用ジャンルの本も多く手掛ける。

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